【感想・ネタバレ】能面検事の奮迅のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年02月24日

シリーズをいくつも抱えつつ、その全てが面白いって本当にすごい作家さんだなあと改めて感じた。
今作の表紙で、検事のご尊顔が分かり、思っていたより男前でした。
起こった事件はとても哀しいもので、検事の罪の裁き方が見事。
美晴の無視されても食らいつくとこ嫌いじゃない。

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Posted by ブクログ 2022年02月07日

もう正式にシリーズ化してくれ。
前作同様自身の流儀を貫くためとはいえ、冷徹としか言い様のない仕事振りには圧倒される。
だけど、その能面の下には想像以上の人間的魅力が隠されているに違いない。
『国有地不当払い下げ』なんて堅苦しい事案から、なんでこんな面白いストーリーになるのか本当に不思議で仕方がない。...続きを読む
七里さんの頭の中どうなってんの?といつも思う。

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Posted by ブクログ 2021年11月07日

森友学園問題をモチーフにした、汚職事件、文書改竄に対する捜査で始まる物語りは、全く違う方向に捜査が進む。
能面検事の流儀とブレない性格が、真相を暴いていく。読み終わった後は青春ドラマを見終わった爽快感があった。

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Posted by ブクログ 2021年08月10日

中山七里には、好きなシリーズがいくつかあるが、単作だと思っていた「能面検事」が本作の登場でシリーズになったんだと嬉しく思う。個人的には、御子柴弁護士シリーズが一番好みだが、本シリーズはそれに次ぐか同等の位置付け。
感情を全く表に出さないまさに能面のような検事である不破俊太郎の活躍を検察事務官になった...続きを読むばかりの惣領美晴の視点で描いている。惣領の不破に対するあまり賢くない物言いが多少鼻につくが、筋立てやキャラクターが興味深くて一気に読破してしまった。エンディングでは、冷徹な感じの不破検事の人間味あるれる処置にも原理原則を曲げない信条にも共感が持て、どんでん返しも無理がなく、次の能面検事が早く読みたい。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

森友学園を念頭においた舞台設定で、どんなストーリを紡ぐのか前半は想像もつかず。後半の事件の真相と更にもうひとつのどんでん返し、不破検事の最後までぶれることのない対処。素晴らしい出来です。事件真相の件は流石、中山作品の真骨頂。面白かったです。

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Posted by ブクログ 2021年07月29日

最初は、中山七里さんに珍しく、面白くない気がしてしまったが、岬検事が出てきた辺りから楽しくなって止まらなくなってしまった。一日で読破。
事件の真相にも満足。
次の能面検事シリーズも楽しみ。

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

能面検事シリーズの2作目。
国有地の不当な払下げ疑惑に関連し公文書改竄、贈収賄疑惑と。次々と浮上してく疑惑。
しかし、それに隠された真の目的。
彼らの意外な繋がりと想い。最後の最後で判明した真相。
すごく楽しく読みました。
実際の事件を彷彿とさせるものからここまでの物語を作り出す。
やはり中山作品は...続きを読む僕に合っていると思いました。

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Posted by ブクログ 2022年04月28日

不破検事再びです。

実際の事件を彷彿させる舞台の裏側にある真相にたどり着くため、現場に足を運びながら些細な違和感等拾い上げていく様子が丁寧に描写され、さすが中山七里という感じです。

東京から元上司が大阪に来ていて不破検事をよく理解しているので、前作よりは周囲の不破検事に対する軋轢が緩衝されている...続きを読むような気がしました。

最後は不正は許さないも不器用な対応でとても人間味溢れていました。

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Posted by ブクログ 2022年03月18日

実際の事件を思い起こしましたが、そこには全く違うドラマがありました。不破検事の不器用な気遣いに心が温まります。

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Posted by ブクログ 2022年03月12日

大阪地方検察庁担当検事、いつ何時も無表情を貫く「能面検事」 不破俊太郎シリーズ第2弾。前作で、大阪府警の失策を暴いた不破だったが、今作の相手は、同じ大阪地検の同僚、高峰検事。果たして高峰は、国有地払い下げに関する財務局職員の収賄疑惑に関して、証拠改竄を行ったのか。だとしたら、それは何のためなのか。今...続きを読む作では、「さよならドビュッシー」シリーズのピアニスト、岬洋介の父親で、東京地検の岬恭平次席検事が登場するのも嬉しいところ。舞台は、岬洋介がショパン・コンクールでファイナリストになった頃ということで、2010年?

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Posted by ブクログ 2022年01月26日

能面の能面たる所以を遺憾なく発揮していただいた。待っていた不破俊太郎検事シリーズの第2弾だ。冷徹にして能力に秀でたうえで、何者にも迎合せず頑なに自分の流儀を貫徹する、そんなスーパーサラリーマンには誰しも憧れる。実社会にはまずいない。今回は森友学園問題を彷彿させ、文書改竄は財務省でなく地検で生じるもの...続きを読むの、その顛末に期待した。ところが、不破検事に課せられた任務はあらぬ方向へ。20年前の青い恋慕と友情がらみの殺人、死体遺棄へと舵が切られる。ミステリーのできがどうこうより、相変わらずキャラが立っていて存分に満喫。

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Posted by ブクログ 2022年01月21日

国有地売買を巡る問題に文書差替えの疑惑が持たれ、大阪地検検事に疑いがかかる。
不祥事再びか。
不破が捜査していく過程で、20年前の出来事が関係し新たな展開が待っていました。
東京からは、あの岬(父)さんが調査チームに入っていい味を出します。
切なく悲しい話ですが、暖かくもなりました。

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Posted by ブクログ 2022年01月11日

 能面のように表情のない大阪地検の検事・不破が大阪・岸和田の国有地払い下げに端を発する事件の真相を明らかにする。 
 同じ大阪地検特捜部の検事による文書改竄疑惑をうけ、最高検から派遣された調査チームに合流することになり、そこには中山作品に度々登場している今は東京地検次席検事となっている岬もいた。不器...続きを読む用なやり方ではあるが、一歩一歩、確実に真実へ辿り着く。その真相も大どんでん返し、さすがのラストだった。

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Posted by ブクログ 2021年12月07日


やはりどんでんはあった。そうきたか!
続編とか普通あまり出来は良くない
これもその類と思いしや。なんと。

真実を明きらさまにすることによって
救われる罪もある。
能面検事不破、深い。

本文よりー
「知らぬ存ぜぬを続けていれば逃げられると思ったら大間違いです。
食事をすれば排泄される。歩けば足跡...続きを読むが残る
何かをすれば何かの傷跡が必ず残る
隠れたものはいつか白日の下に晒され
虚偽はいつか剥がれ落ちる」
うーん。唸るは!

岬検事ご登場も楽しかった。

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Posted by ブクログ 2021年10月14日

おそらく森友問題を題材にしていて、改竄の理由がかなりの過去にまで遡るというストーリーは結構面白かった。
ただ、何故か前作ほどの面白さはなかったように思ってしまった。
岬検事は別の話にも出てくるようで、読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2021年09月29日

骨のある小説だった。改竄事件はどうなるか?途中から殺人事件が判明した事により犯人は?混沌としてくる。読み進めていくと更に面白くなってくる作品だった!

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Posted by ブクログ 2021年09月24日

ご存知森友学園問題を意識した物語ではあるが、事実上は友情物語であった。前作では著者のスターの中ではちょっと地味かな思っていたが岬検事の登場で一気にスターに昇り詰めたようである、これで同じ法曹界の話である御子柴との対決も期待してしまう。森友事件が朝日や毎日が捏造したほどの事件性がなく、こう言う話に持っ...続きを読むていかざるを得なかったのかな。あれは右翼ゴロに脅された近畿財務局が迂闊に値引きしたのを変に詳しく起案したためちょっと能力に問題があった財務官が起案書類を改竄させたというパワハラに過ぎないんじゃないかい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月20日

大阪・岸和田の国有地払い下げに財務局職員の賄賂疑惑が持ち出し、捜査が始まる。だが、担当検事の書類の改竄が浮上して不破検事は捜査に乗り出すが…

 岬検事も登場し、不破検事と直接対決だが、向上心も野心も持ち合わせない真っ当な検事の不破の捜査が爽快でした。中々食えない岬検事のやり方は流石ですね。

 事...続きを読む件の犯人もまさかのノーマークでしたが、納得でした。
 容疑者二人の学生時代の淡い恋心が、ここまで結びつけるなんて思いもよらなかったです。
 ドラマ化とかして欲しいです。

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購入済み

罪をあばいているけれど。

りとし 2021年09月04日

真実を追い詰める能面検事不破は見事ですが、
真実をあばく、すなわち罪を犯した人物も明らかにしていく。
この人も罪を犯しているのか。。。
と結末を迎えるのは一抹のさみしさを感じています。

不破さんって美晴さんに親切ですよね。絶対。
これがあるから読んでいるのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2022年05月08日

 国有地払い下げの問題で、特捜部からお呼びがかかったにも関わらず、通常業務の進捗を理由に一度は断った不破俊太郎検事。しかしその後、証拠物件の一部に改竄の跡が見つかり、その特捜部で事情聴取を行っていた側の特捜部主任の高峰仁誠検事を取り調べろという命が不破に下る。一緒に捜査をするメンバーには、前任地の東...続きを読む京地検で一緒だった岬恭平東京地方検察庁次席検事の姿もあった。

 今回は政治的な色が強い話だったためあまり事件自体には入り込めなかったが、身内といえど、一切の私情を持ち込まずに捜査を続ける姿はシリーズを通して一貫しており清々しい。ラストで真相を暴いてしまうのは、誰も得をしないという犯人の主張に同意しそうになってしまうが、そこは不破検事、容赦なく。著者の他シリーズの主人公たちなら黙っていそうなものではないだろうか(^^;

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Posted by ブクログ 2022年01月14日

01月-10。3.5点。
能面検事、第二弾。今回は岬検事(岬洋介の父)も登場。

小学校用地払い下げに絡み、検察官による文書改ざんの疑いが発覚。被疑者は大阪地検特捜のエース。
最高検刑事部が捜査に来るが、不破も捜査に当たることに。。

森友学園事件がモデルだが、途中から全く違う展開に。能面検事だが、...続きを読む友情・人情方面へ。ラストのひねりが良かったと思う。

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Posted by ブクログ 2021年12月12日

国有地の払い下げ値段が極端に安いことから起こった贈賄疑惑を検事が調べるうちに、検事による文書差し替え疑惑まで起こる。乗り込んできた東京地検に不破検事も加わることになる。感情を表に出さない能面不破検事は周りの思惑などかまわず、原則論を貫き、現場を実際に見るという自分流を推し進める。不破付きの惣領美晴事...続きを読む務官が轟沈覚悟でなんだかんだと口を出してくるのが、とんでもない勇気があるというか、学ばない鬱陶しさがあるというか、気にはなるが、不破のやり方を目立させるための小説的技巧だろう。そういうあからさまな表現がくさいといえばくさい。当然、真相は全く違うところにあるのはいつもの通り。政治問題が人情問題になってしまった。

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Posted by ブクログ 2021年11月04日

主人公の性格設定の影響か、法律論議が多く話の展開が遅い、著者には珍しいスタイルの小説。

その設定をいじることなく、最後には主人公の人間性も滲ませながら大団円に持ち込む作者の筆力はやはり大したものだと思う。

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Posted by ブクログ 2021年10月10日

途中でストーリーがトーンダウンした気がします。
能面検事のキャラクターの意外性で面白かったけど二作目という事でそれも薄れた気がします。
次はあるのかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月02日

 学校法人に対する国有地払い下げに関して持ち上がった財務局職員の収賄疑惑。捜査過程で担当検事による文書改竄疑惑が持ち上がり、最高検から調査チームが派遣される。そのチームには、東京地検の岬検事の姿もあった。そして、要請を受けて不破も調査を始める。

 大山鳴動して…はいつものこと。岬検事の登場は面白く...続きを読む、息子相手でなければ、好感すらもてそうな有能検事である。他の検事や事務官たちが情けなさ過ぎて、対比したいのだろうが、やり過ぎのように思える。やり過ぎといえば、事務官の美晴がいちいち反応するのがうっとうしい。これも不破との対比なのだろうが。

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