【感想・ネタバレ】魔の山のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月10日

懸賞金ハンターコルター・ショウの2作目。カルト集団に潜入する。マスター・イーライ、コンパニオン、昨日・今日・そして最高の未来の扉が開く

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Posted by ブクログ 2022年08月27日

コルター・ショウが登場する第2弾。今回はカルト集団への潜入でのミッションが、緊迫感を増していてドキドキハラハラ感が止まりません。随所に意表を突く流れもあり、”そうきたか!”満載。

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Posted by ブクログ 2022年06月07日

この事件はコルター・ショウにしか解決できない事件だね

いや逆かこの事件を解決させるためにコルター・ショウをジェフリー・ディーヴァーは生み出したのかも

サバイバル能力に優れ、弱い立場の人や窮地に立たされた人を放っておけず、強い正義感と決して折れない不屈の精神を持ち、両親の深い愛を受けて育ったコルタ...続きを読むー・ショウ
もう、好き

ニヤリとさせられる場面やディーヴァーの代名詞となったどんでん返しもふんだんにある傑作です
お父さんに関する謎も解き明かされ次作ではいよいよ黒幕との対決になりそう

楽しみ!

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Posted by ブクログ 2021年12月27日

懸賞金ハンターの2冊目。
カルト集団の本部に研修生として乗り込む。
魔の山とはトーマスマンの作品と同名。
トーマスも登場する。関連は感じなかったけど…
さすが、面白い。

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Posted by ブクログ 2023年05月30日

読書備忘録738号。
★★★★。

失踪人や逃亡者に懸賞金が掛かれば必ず見つけ出すコルター・ショウ。シリーズ第2弾。シリーズは3部作なので、あと残り1作です。
リンカーン・ライムシリーズと異なり、一連の連続時間の3部作なので、前作のエンディングから始まる。

教会の壁にヘイトクライムの落書きをして牧...続きを読む師に発砲してケガを負わせ逃亡した若者2人組に懸賞金が掛けられた。
懸賞金を出すのは逃亡している若者のご両親。なけなしのお金を集めて「そんなことをする子ではない。取り返しのつかないことになる前に見つけて欲しい」と。
ショウは山の中で難なく2人組を見つける。そして、彼らの口から語られる言葉を聞き冤罪を確信する。しかし、若者の1人は微笑みを浮かべながら崖から身を投げて自殺してしまう。なんなんだ!これは?

そして、自殺現場に1台の車が。それは自殺した若者が研修を受けていた新興宗教組織「オリシス財団」のメンバーであった。
失踪人や逃亡人の居場所を必ず生存した状態で依頼人に報告することを是としているショウは、目の前で自殺されてしまった事態に責任を感じる。
果たしてオリシス財団とは?単なる宗教団体?それともカルトグループ?それも悪徳という修飾語が付く?
父親の死の謎を探す活動をひとまず脇に置いて、ショウはオリシス財団潜入調査をすることにした。

潜入に先立って調査した結果、過去にオリシス財団を記事にしようとした記者が居たが強盗殺人で殺されていた。そして、殺害した犯人も警察に射殺されていた。あやしい・・・。しかし、全くと言って良いほどオリシス財団に関する情報がない。なぜだ?なにか秘密があるはずだ。
そして、ショウのオリシス財団潜入調査が始まる!
ショウは偽名を使って潜入する。そこは指導者イーライが説く恐ろしい教話に洗脳されたおそるべしカルト集団であった!
なぜオリシス財団に関する情報が表に出てこないのか?そのカラクリも明らかになる。しかし決定的証拠がない。証拠を掴むためにはイーライの信頼を得て懐に潜り込んでいくしかない。果たしてショウは証拠を掴めるのか!
思わぬ敵、思いもよらない味方!これぞディーヴァー小説!
リンカーン・ライムは寝たきりの静。コルター・ショウは父親に仕込まれたサバイバル術を駆使した動。
そしてお約束のどんでん返し。
面白くない訳ないですが、この備忘録を読んでくださる方がちょっとでもいらっしゃることを想像するとジェフリー・ディーヴァー作品は備忘禄記載が出来ない!

そして次回作へ。
3部作を通じて大きな謎である父親の死とその理由。それが巻末で明らかになる。父の遺志を受け継いだショウ!
敵は健在!そして父に育てられた三兄妹。いよいよ兄ラッセルの登場か!

青山美智子で癒されて、ディーヴァーで消耗する!笑
読書は楽しい!

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Posted by ブクログ 2022年09月06日

ジェフリー・ディーヴァ。コルター・ショウ第二弾。追跡していた男の一人が最後になぞの自殺を遂げた。その理由を知るためショウは彼が合流しようとしていたカルト教団への潜入捜査を試みる。
武器を通信もできない環境で教団員の目をかいくぐりながら情報を集める。だが結構スムーズに進むので、もう少しハラハラさせてほ...続きを読むしかった。
 また最後にはシリーズ通しての目的である父親の死について敵の正体が判明し、ショウは父の跡を継ぐことにする
次の巻が楽しみな今作だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月19日

カルターショウの第2弾。 賞金稼ぎをしながら父親の残した謎を解明する。 今回、賞金稼ぎで知った犯人に刺せられた若者2人のうちの一人が突然自殺をしてしまう。ただその顔には恐怖ではなく至高の喜びを浮かべて谷へと飛び込んだ。その理由調べるべく
、オリウス教団に潜入する。まさに今日本で話題にまた上がっている...続きを読む統一教会のようなもので狂信的な宗教のようなところをショウが調査する。最終的にはその宗教団体が崩壊し、ショウの父からの謎も解明して、それに挑むところで今回終わる。 まあまあまとまりはよかったがどちらかというと、ひねりと撚りがは次の巻に取っておくのかな。と思いましたね。さて3巻へ!

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Posted by ブクログ 2022年05月13日

カルト教団っていうのは、いつの時代にも、どの国でも必ず存在するものなのだなと今更ながらに思ってしまった…それだけ人間というものは『寄る辺』を必要とする弱い生き物なのだろう。

個人的には、見えないものの存在を信じる事を一概に否定しない、むしろそれが有益な効果をもたらす場合もあるからだ。

ただ前述の...続きを読む『寄る辺』として、それを捉えた時にそこには悪意につけ込まれる余地が生じてしまう。
勿論、悪意を持って近づく者が悪いのであって、
騙される側に非はないのだが、それに乗じて悪事に加担したなら、それは犯罪である。

今の不安定な世界を垣間見るにつれ、心の平定を損ない、そこに居場所を見つけてしまう人達は恐らく少なくはないだろうと思っている。

そして、
極右などに言及せずとも『国』もまた一つのカルトなのだろう。
カルト的国家は世界中至るところに存在している。

この国も…。

と、脱線から始めてしまったが、今作も充分面白かった。

ただ、中盤の宗教団体の組織図的な説明や施設内部の様子等はもう少し簡素でも良かったかと感じた。
これによって、今シリーズの持ち味のハイテンポが幾分損なわれたように思う。

しかし、
そこは我らがディーヴァ先生、後半にかけての怒涛の畳み掛けで一気に頁をめくらせる手腕はお見事です。

父の死の真相や失踪した兄の所在などへ徐々に迫りつつある主人公、そんな孤高の男にも俄かにロマンスの予感を感じさせながら、次巻は今月(22.06)
販売予定だとか!
必読必至なんだけど、そろそろライムとアメリアにも会いたいかな(短編でなくて)〜。


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Posted by ブクログ 2022年03月29日

リンカーン・ライムやキャサリン・ダンスのシリーズとは異なるシリーズ。リンカーン・ライムやキャサリン・ダンスは、相互に作品に出たりしていますし、作品の雰囲気もそれほど大きくは違わないですが、これは、ちょっと違いますね。小出しに直前に起きた出来事をひっくり返す描写がありますが、物語を大きくひっくり返す、...続きを読むいわゆる大どんでん返しは無いですね。それと、主人公が、自分の家族にかかわる謎を追っているという設定も、リンカーン・ライムやキャサリン・ダンスには無い設定ですね。

実は、この作品は、カーターシリーズの2作目という事なので、直ぐに1作目を読んでみないと!

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Posted by ブクログ 2022年03月14日

 失踪人追跡。珍しい職業だが、それこそが本シリーズの主人公コルター・ショウの個性を引き立たせている。本書は三部作の第二作。前作ではゲーム業界を舞台にし、終章で本作への序章を奏でておくという趣向を凝らしていた。連作ものであるがために、三部作を終えないと明らかにならない主人公の真実。あくまで余韻を残し、...続きを読む作品間の連続性を重視している。

 さて本作は、カルト教団に潜入する物語なので、全巻、実にスリリングなシーンの連続となる。町で起こった不可解な事件については、前作終盤に予告編のように語られている。その事件からの不可解な若い二人の逃走者たちと、コルターの追跡。想像を絶する不可解な決着。これはコルターの中ではとても納得できることではなく、彼はこの事件の裏側にある謎のカルト教団の存在に狙いを定め、教団の研修施設への潜入を決意する。

 カルト教団の巣食う山岳の麓。警察隊も買収された敵陣の一角。極めて危険な四面楚歌の「魔の山」へと向かうコルターの、孤立無援の闘いが全編に渡って繰り広げられる本書は、実にスリリングでアクロバティックな力作であった。

 とは言え、カルト教団の内情については、意外性はあるものの、その実現可能性については少し疑わしい。しかし、昨年読んだ帚木蓬生『沙琳 偽りの王国』は、現実に起きた悪夢であり、教団の中での死者・行方不明者の数が定かではない事実、一人の教祖が権力を握っていた事実等々を踏まえると、本書の疑わしいくらいの精神的暴力性などは、決して非現実とは言い切れないところがあり、その闇は多分に深い。

 コルター・ショー。リンカーン・ライムともキャサリン・ダンスとも異なるアクティブで戦えるキャラクター。特殊なサバイバル技術も経験も備えたこの新しいプロフェッショナルなキャラクターの過去については、まだまだ謎に満ちている。前作から触れられる父親の謎の死。謎の失踪を遂げている兄ラッセルとの関係などなど、とりわけショーの家族の物語は第三作で明らかになるようである。

 一つ所にとどまらない旅する主人公として、寅さんのように長く活躍して頂いてもよいように思える。TVドラマ化も決まっているらしいし、ショー家の秘密が明らかになった暁には、続編登場の可能性も有り得るかもしれない。

 ともあれ、第三作でのショーの三たびの活躍を首を長くして待ちたいと思う。

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Posted by ブクログ 2022年03月07日

星 ★★★★☆4.4

ディーヴァーの描く「コルター・ショウ」シリーズ第2段。

追いかけていた2人の片方が投身自殺。
あるカルト集団のメンバーが現場におり、ショウは集団への潜入捜査を試みる。
なぜ投身自殺をしたのか、その集団の実態とは。

ディーヴァーにしては少しスリムな分量で、だけど十分なトリッ...続きを読むク。
前作に引き続き自らの父親が残した謎も追いかけるショウ、だけどあんまりに超人すぎやしないか⁇
この直前に「007/白紙委任状」を読みましたが、コルター・ショウシリーズはその辺りが着想の一つになっているのではないか、と思いました。
サバイバルの知識を父親に授かっていますが、その知識の豊富さや的確さはあまりに的を射すぎ、など。

ただ、「超人が主人公のシリーズ」ということで割り切って読んでいますが、それでも面白い中身でした。
ディーヴァーらしさが詰まっています。

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Posted by ブクログ 2022年02月24日

2022.2 リンカーン・ライムシリーズと違って冒険譚調で書かれた小説。インディ・ジョーンズ魔宮の洞窟とは違うけれどカルト教団でハラハラドキドキ面白かった。そりゃ映像化されるわな。
池田さんの翻訳も流石です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月23日

カルト教団のネタ。
どうしても日本でもかつて、世間を騒がせたあの事件を思い出し、いや~な気分のまま読み続ける他なかった。

あの人物が!という驚きと、こんな展開?というディーバいつものどんでん返しとで、読み始めたら止められずまた夜更かし。

このシリーズまだまだ続きそうですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月19日

追跡者コルター・ショウの第二弾。

身体を動かすことができなかったリンカーン・ライムの後に、
身体の自由を失うことをなによりも恐れるコルター・ショウを主人公にしたのは、
本を売るための計算なのだろうか、
それとも物書きとしての自然な反動なのだろうか。

人探しの捜索をきっかけとして、
ある財団に潜入...続きを読むすることにしたコルター。
指輪物語の一場面を彷彿とさせる崖の間の道の奥で
集団生活を行う「オシリス財団」は、
カルト集団なのか、それとも自己実現グループなのか。

どんな話で人々を惹きつけているのかと、
指導者が話す自分の人生の成功話を真剣に読んでいたのだが、
死から蘇った、と宣言したところで、やる気をなくした。
イエス・キリストを全否定するつもりはないが、
自分でも驚くぐらい「死からの復活」に対する拒否感が強かった。
そこはやはり仏教文化圏に育ったせいか、
似て非なる「生まれ変わり」の方がまだ信じられる。

それと、オシリスの肉体の断片を拾い集めたのは、
その妻と妹ではなく。
妹でもある妻だよと突っ込んでしまった。

カルト集団の中で徐々に協力者ができ、
無事解決したと思ったら、
潜入する理由だった女性が殺されたと思ったときは、
びっくりした、というかだまされた。

それにしても、コルターはサバイバル術として、
格闘技や銃の扱い方だけでなく、
鍵の開け方やら植物の毒の使い方と
ありとあらゆることを教育され過ぎじゃない?

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Posted by ブクログ 2021年09月29日

ヘイトクライムの犯人を捕らえた流浪の名探偵ショウは、背後に自己啓発カルトがあるとにらんで潜入するが…。

コルター・ショウ・シリーズ第2作は、大自然を舞台にした冒険活劇でした。これで悪玉がもっと強ければ星五つだったのに。

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Posted by ブクログ 2023年10月24日

いつバレるのかと
ゾワゾワ・ハラハラしながら・・・
ちょくちょく入る父親
次作で解決して終わるのかな〜〜

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

ハリウッド映画のような大味のストーリーだった。
主人公が確率に基づいて行動するが、確率の根拠が曖昧で面白さを引き立てていなかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月21日

懸賞金ハンターのコルター・ショウ第二弾。

身ぐるみをはがされた状態でカルト組織に侵入しての活躍は、007以上と思います。
自然のものから薬や武器を作るなど、サバイバルスキルがどんだけ高いのでしょうか。
日本もオウム事件でカルト集団の怖さは経験しているので、指導者が追い詰められていくことには喝采した...続きを読むくなりました。
テンポも良く、読みやすかったですが、肝心の父の死の謎については、最後に明らかになりましたが、ラスボス集団の徒対決が待っていそうです。
タイトルからも次回作がシリーズのラストのようですし、リンカーンシリーズも新作が出ているようですが。ダンスシリーズの新作情報が無いのが残念です。

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Posted by ブクログ 2022年04月05日

04月-03。3.0点。
コルター・ショウ第二弾。教会に火を付け、逃亡している少年二人を探すよう依頼を受けたショウ。
少年のうち、一人はカルト教団にいた可能性があり。。。

うーん、ちょこちょこドンデン返し的な流れがあったが、正統派の潜入捜査な感じ。ラストに、前作から続く家族の秘密に進展が。

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Posted by ブクログ 2022年01月17日

う~ん…。ディーヴァーらしいヒネリがあるし、主人公ショウの造型もクールでいいのだけど、面白かった!と手放しで言う気にはならないのだった。ショウが潜入する自己啓発系のカルトが(やってることはエグイが)あんまり恐ろしくない。いくら手ひどく傷ついた人でもこれを信じちゃう?そりゃないわ~。展開もちょっとショ...続きを読むウに都合が良すぎる気がするし。中心となる第2部は、ディーヴァーだからとちょっと辛抱して読んだ感じ。むしろ、結末と、前作から次作へつないでいくエピソードが書かれた、短い第3部のほうが面白かった。


と書いた後でつらつら思うに、とんでもない教義なのに多くの人をひきつけるカルトは現実にいろいろ存在するし、メジャーな宗教だって教義そのものを見れば、えー、むにゃむにゃ……。
自己啓発とか精神分析とかがごく当たり前のこととして日常にある(らしい)アメリカでは第2部もリアルなのかも。

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Posted by ブクログ 2021年12月05日

SL 2021.11.29-2021.12.5

懸賞金ハンターコルター・ショウのシリーズ2作目。前作より面白かった。サバイバルのスキルが読み応えたっぷりだった。
父親の事件が次作では解明されるようなので楽しみ。

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Posted by ブクログ 2021年11月20日

読みやすさに免じて、☆1つ追加。カルトに潜入というのは読んでいて、ストレス溜まる。やまびこ山は、だめ訳なのでは。

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Posted by ブクログ 2021年11月19日

メインであるカルト教団の本編よりも、ラスト数十ページの展開の方にエキサイトさせられたのは私だけですか?

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Posted by ブクログ 2021年10月08日

行方不明者追跡エキスパート、コルターのシリーズ第2弾。今回はカルト教団に潜入。
前作よりキャラがこなれてきて面白いような。読後に特別残るものはないけれど、2段組ハードカバーを持ち歩かせてしまう、一気読みさせる力はさすが。

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