【感想・ネタバレ】「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月02日

魔女の宅急便でおなじみの角野栄子先生のエッセイ。幼い頃の思い出、ブラジルで過ごした日々、創作について、それぞれを収録。
ジブリ作品でも魔女の宅急便が好きなので、映画についての章が特に好きだ。空の底、という先生がつけた呼び名が夢がある。

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Posted by ブクログ 2020年02月07日

今まで読んだ物語の背景がわかってとてもよかった
特にナーダですね!
ブラジルにはちょっと行けないけど鎌倉には行ってみたいなぁ
エイコさんとは行きている時代がちょっとずれてるけど
友達のように感じます

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Posted by ブクログ 2019年10月28日

児童文学作家・角野栄子のエッセイ集。子どもの頃の思い出、魔女について、海外で過ごした日々、創作活動と物語について、日々の暮らし、などなどが独特の目をもって書かれています。

その独特の目こそが作家・角野栄子の根源となるものでしょう。それは幼い日の思い出にも現れます。
暗いところに何かを見る目、杉並木...続きを読むに何かを感じる目。父の優しさを見付ける目、幼い時に死に別れた母を思い出す目。
それだけに留まらず、海の向こうの国に想いを飛ばす目、生まれも言葉も違う人と交わす目も。その目は他の人には見えないものを見て取り、物事の奥の奥を見透かすのです。
その様々な見てきたものが積み重なり熟成されて、物語が生まれていくのでしょう。

それぞれの文章のほとんどには、書かれた年月日やどこに掲載されたのかが記されていません。そのため思い出との距離が計りにくく感じることもあります。20代の思い出も20年前なのか50年前なのかで感じ方も変わります。また書かれたときの時代背景によっても感覚も変わるでしょう。
しかしダンボールにどっさりと詰められていつ書いたのかもあやふやになっているとあとがきに読む頃には、そこにかかれているようにこれもまた角野栄子その人らしく思えるようになっているのです。
80年以上の時代と歴史と思い出を、1冊の本で共にしたからこそ思える境地なのかもしれません。読み終えたときには、もっと知りたいもっと共にいたいと思わされました。

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