【感想・ネタバレ】三匹の子豚のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月02日

評価は5.

内容(BOOKデーターベース)
『三匹の子豚』の朝ドラ化により、再び脚光を浴びることになった脚本家の斉川亜樹。母親がうわごとのように「誰か、あたしの人生を“朝ドラ”にしてくれないかしら」と言っていたことを思い出し、それは母親、ひいては祖母からつながる呪縛だった、と思い至る。そんなある日...続きを読む、彼女のもとに役所から郵便が届く。亜樹の叔母だという赤松三代子の扶養義務についてだった。そんな人物は聞いたこともない…。人生の絶頂にいると思っていた亜樹の目の前に、不吉な黒い点が広がっていく。

そういうつながりだったのか・・・一気に読まないと誰が誰だか分からなくなりそうな話だった。負の言葉は負しか生まないなぁ~。

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Posted by ブクログ 2019年09月11日

真梨幸子、2019年3作目にして
令和最初の作品。もう鉄板。誰もが期待する通りの「完璧
なるイヤミス」。ドロドロで異臭まで漂いそうな真梨幸子
ワールドを、今回もぶちかましてくれた。

モチーフはもちろん童話の「三匹の子豚」。ザ・童話と言
えるくらい有名な話であり、まぁ普通の人なら誰もが知っ
ている。...続きを読むそれを絶妙にアレンジしつつ、最高の悪意を混ぜ
た上でオトナがゾクゾクするような作品に仕上げている。
しかし、あの物語をどう解釈したらこんな話を思いつくの
か?相変わらず凄いセンスだと思う。

今回、真梨幸子作品がもう一つ進化を見せた気が。
最近はイヤミスの“ミステリー”の部分で「ミスリード」
という必殺技を駆使し、物語に深みを加えていたのだが、
今回は特にミスリードを誘うような記述は見受けられない。
代わりに物語が循環しつつも展開し、読み進めるうちに謎
がゆっくり解けて行く、という王道系。以前の作品でもソ
レに挑戦し、複雑になりすぎてしまったモノがあったのだ
が、今回はそういう難解さは皆無。今なら普通のミステリ
ーを書いてもヒット作が出せる気がする。

と言いつつも、だ。
海外にこういうジャンルがあるかどうかは知らないが、
真梨幸子こそおそらく世界最強のイヤミスメーカー。イヤ
ミスしか書かない、という姿勢はもうストイックと表現し
てもおかしくない。ブレず、コンスタントに作品をリリー
スし、どれもが最高にして最悪。僕が尊敬して止まない
イヤミスの教祖は、こんなにもカッコイイ。

これは映像で観たいなぁ・・・。
すっごくWOWOW・連続ドラマW向きな気がするけど。

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Posted by ブクログ 2020年05月18日

小さいときから、親に言い聞かせられたら、そのとおりの人生を歩んでしまいそう。
どうせつぶやくならいいことをつぶやきたいもんだね。
面倒なことに巻き込まれるって勘弁してほしい。

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Posted by ブクログ 2020年05月10日

おもしろかった。
相変わらず登場人物が多かったのでメモしながら読みました。それでも、最後までミスリードさせられた。
今回もたくさんの人が死ぬわけだけど、この死にちゃんと繋がりがあったことが見抜けなかっただけに、最後は驚き。
犯人は後妻かと思ったら先妻だった。
話でしか登場してない人。
でも、理由を...続きを読む考えたら無理ないよね。

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Posted by ブクログ 2020年03月18日

最初の入間毒油事件がもっと絡んでくるのかと思ったらそうでもなくて、そこはちょっと残念。例によって、また登場人物がやたら多くて後半こんがらがってきたけど、まぁ何とかなった。一気に読めたのが良かったな。最後にジェノグラムもあったし。しかしこんなに親の影響を受けるものか。こないだ読んだ毒親の話を思い出す。...続きを読むあとこんなにもてる男いる?つーか、こんなに子供ができるなんて、既婚者のくせに避妊もしないのか。パパ活も出てきて興味深かった。やっぱ向き不向きがあるんだよな。

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Posted by ブクログ 2019年10月27日

読み進めていきながら、ざわざわと怖い
さすが真梨先生…
そして最後には、はぁっ!そうか!
私も登場人物と一緒に はぁ⁈ と声出してました。
とても面白いです。

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Posted by ブクログ 2019年10月20日

安定のイヤミス作品を運んでくれる真梨さん。今回も安心してイヤミス世界に引き込まれる。

誰もが知っているおとぎ話「3匹のこぶた」をどう解釈したらこんな風に捉えられるのだろう。もちろん人間のお話なのだが、いつも通り人間関係がややこしい。そこが真梨さんの手法だと分かっていながらも混乱させられる。いつもは...続きを読む。今作はまだ分かり易い方だった。最後の方に人物相関図というか家系図がのっていたのに優しさを感じる。

朝ドラ「三匹の子豚」が大ヒットした亜樹。その亜樹宛てに市役所から一通の手紙が届く。そこには存在すら知らない叔母の扶養義務があるとか…そして物語は始まった。

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Posted by ブクログ 2020年03月19日

途中まで話がブツ切りなのでストーリー展開についていけなくなりかけたが、ラストで怒涛の繋がりを見せる。相関図がなかったらきっと理解できてない…

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Posted by ブクログ 2019年12月27日

売れないシナリオライターの主人公は海外の大きな賞をとったおかげて朝ドラの脚本を任されることになった。しかしその仕事を持ってきたのはかつての恋人であり振った途端に自分を干したプロデューサーだった。複雑な思いを抱えながら奏上したシナリオは、嫌いで仕方ないはずの母親の人生をモデルにしたものだった。時が経ち...続きを読む、朝ドラは大ヒット。取材ののちに一本の電話が入る。それは、全く関わってこなかった身内の生活保護についての連絡だった。

ついに!ご本人が!相関図を!!!しかしそれでも複雑っていうか例の男が屑過ぎるっていうかおぞましすぎるっていうか、もはやすごいよあんた…と謎の感動を覚えてしまった。まあ揃いも揃って問題のある女たちではあるけれども、トータルからするとみんな被害者側っていうのも珍しい。後味としてもそんなに悪くなく、あっさりしてた印象。

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Posted by ブクログ 2019年12月17日

なるほどと感心する、またはあっと驚くほどの結末ではなかった。かなりややこしかったが。ただ、文体は非常に読みやすく、あっという間に読んでしまった。先が気になり、引き込まれてしまった。でもとにかく鬼畜な所業。

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Posted by ブクログ 2019年12月13日

童話の『三匹の子豚』をモチーフに、三姉妹と母親、その関係者たちの血縁内縁入り乱れる人間模様が織りなすイヤミス。呪縛のようにくり返される「立派なお家を作るんだ」という母親の言葉が、娘たちの人生を縛り狂わせていく。
母親なら誰しも“狼に気をつけて”と我が子に祈っているが、邪な欲望や妬み嫉みがそこに入り込...続きを読むんできた時、最後の台詞のように母性が“狼”へと黒く変貌を遂げてしまうのか。手段はどうあれ、我が子を守りきった彼女にどこかでホッとしている自分の中の母としての一面が怖い。
井上巡査長の「横溝正史の小説並みに、複雑ですね」がズバリで納得w種が火種に…のこのパターンは、まさに現代版『悪魔の手毬唄』といった感じ。

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Posted by ブクログ 2019年12月04日

*『三匹の子豚』の朝ドラ化により、再び脚光を浴びることになった脚本家の斉川亜樹。母親がうわごとのように「誰か、あたしの人生を“朝ドラ”にしてくれないかしら」と言っていたことを思い出し、それは母親、ひいては祖母からつながる呪縛だった、と思い至る。そんなある日、彼女のもとに役所から郵便が届く。亜樹の叔母...続きを読むだという赤松三代子の扶養義務についてだった。そんな人物は聞いたこともない…。人生の絶頂にいると思っていた亜樹の目の前に、不吉な黒い点が広がっていく*

今作はいつもの無茶ぶり的な複雑さが緩和されていて、とても読みやすく、何度も頁を戻ることもなく面白く読めました。最後の相関図もそれを後押ししてくれて良かった。ただまあ、狼に狙われたら煉瓦のお家でもダメなんですね・・・と少々の突込みもありつつですが。

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Posted by ブクログ 2019年11月17日

少しずつ、二週間くらいかけて読んだので
途中で話が繋がらなくなってしまった…
これから読む人は、ぶっ続けで読むことをおすすめします…

最後に相関図があって
助かりました…(笑)

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Posted by ブクログ 2019年11月04日

いつもの通りアクロバティックなミステリー

 ラストまで目が離せない。予想は最後の最後まで裏切られる。最後の数ページですら、読み手にトラップを仕掛けてくるしつこさには感服する。それだけに真実の切れ味が求められるのだが、それも十分かな。

 こぶたの話にしなくても良い気はするけど、一気読み約一時間半な...続きを読む。楽しかったよ。

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