【感想・ネタバレ】青空と逃げるのレビュー

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Posted by ブクログ 2021年05月05日

今まで出来なかったようなことが、家族ができたことによって、守るものができたことによって、今まで以上に力が出て出来てしまったりする。乗り越えるごとに強くなる力と早苗から目が離せませんでした。

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Posted by ブクログ 2021年02月17日

読み終わったあと、あー私も明日からまたしっかりと暮らしていこう、と思わせてくれるお話でした。最初は、お母さんの強さとまわりの人の優しさに心が温かくなって、後半は息子(力)の強さに勇気をもらった気がします。

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Posted by ブクログ 2020年01月18日

舞台役者の父が交通事故に遭ったとの深夜の電話。
そのとき父は、有名女優と一緒にいた。
世間は父と女性芸能人が不倫関係にあったと騒ぎ立て、女優は自殺する。

深夜の交通事故から幕を開けた、家族の危機。
押し寄せる悪意と興味本位の追及に日常を奪われた母と息子は、東京から逃げることを決めた――。

家島が...続きを読むそのままの名前で登場する作品。
そういえば、前に取材に来てたって言ってたなー。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月31日

一気読みでした!どんな展開になるのかハラハラドキドキ。
だけど、その入った土地で出会った人たちが優しくて救われた。四国に行ったあとだから情景がすんなりと入ってきた!
子供を守る母親ってやっぱり強い。子供がいると、母親って無敵になれる。どんなことも頑張れる。
最後はまさかのハッピーエンドでよかった!

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Posted by ブクログ 2019年12月29日

生きるために逃げること。それは、明日をも求める事と同義なのかなと思う。
夫が姿を消し、逃亡生活を送った母子の前に訪れるのは、青い空。
そして、その空はお世話になった人や、捜し続けた人の上にも繋がっている。
想いを馳せて明日へと逃げる母子の物語

母子の絆と、すれ違う心。
辻村深月さんの描き方がすごく...続きを読むいいんです!

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Posted by ブクログ 2021年06月03日

話の始まりは、父親が事件を起こしマスコミが家にまで押し掛けて来る。
父親は事故後、退院しても家に帰らず
行方不明になる。母親と息子は窮地に
たたされ、「青空と逃げる」。

母親と息子、力の逃避行となる。
母親は知り合いの元へと、身を寄せる
ものの、マスコミに見つかってしまう。
そして、見ず知らずの人...続きを読むの助けを借りながら、数カ所を逃げ回る。


印象強いことは、息子の力にお風呂掃除をさせ、小遣いを与えていたおばさん。
私は“子供にそんなことをさせるなんて”
と、腹立たしく思っていたが、力に
とっては嬉しいお手伝いだったようだ。
父親とは電話連絡をする約束をし、
カードをもらったが、それも底をついていた。そんな力には、電話代が欲しかった。母親には内緒での連絡だった。
・・・・母親も一緒に電話連絡ができていたら、気が楽だっただろうに、と思う。

指宿の砂湯は、とても情景のいい場所を使ったと思う。その様子が眼に浮かぶ。砂かけの仕事は、体力が必要だろうからさぞかし大変だったと思う。

逃避行ではあるけれど、読後感は
清々しい印象がある。
表紙がそのことを物語っているのでは
と思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月19日

四万十川、坂道と路地の家島、別府の砂湯、震災から七年後の仙台。
どの土地の描写も美しく、住んでいる人たちも温かく、早苗と力を再生へと導いてくれる物語。
父親は逃げてばっかりで家族放ったらかしか~と思っていたら、、、最後の最後で伏線回収。油断していたので不意打ちでした。
いずれ3人で東京に戻るのかな。...続きを読む私としては別府に戻って安波さんたちと砂かけ師を続けてほしいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月05日

辻村深月と田舎は相性抜群!古き良きを文字で表現できる奥ゆかしさって素敵だなあ。家族愛とか、友情とか、そういうものを書かせたら重松清越えてるな、うん。お父さん、無実でよかった。重松清みたいに、どっか傷を負いながらも、前を向いて歩いていく、みたいな終わり方じゃなくて本当によかった!後日談も読みたい。四万...続きを読む十にも、家島にも、別府にもちゃんと行ってほしい。というかもう私が行きたい。うん。

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Posted by ブクログ 2020年12月24日

夫の事件により、記者に追われた妻と息子の話。
四万十、家島、別府、どこまで逃げても追って来る恐怖。日本はせまいなと思った。その状況でも懸命に生きる親子の力強さ、成長がひしひし伝わってきて感動した。その中でも、不倫相手と言われていた女性の子供と、息子のケンカで、言いにくいことをを打ち明けることができる...続きを読む友達の大切さや、母が名古屋という全く知らない土地で、助けを求めるとこなど、小学五年生にして物凄い体験から身をもって学んでいて逞しい!!お父さん側にも包丁で殺されそうになりながらもすべてを背をいこもうとしていた事実や、母の気持ち、父親のことを黙っていた息子の強さ、全てが最後に綺麗につながり、美しいかった。

自分も、四万十や家中など行きたいな。3人のように強く、優しく生きたいな。。

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Posted by ブクログ 2020年07月30日

全編通して読んでいると季節と風景が鮮やかに思い浮かぶ物語でした。
逃避行でも暗すぎる事なく、親子の絆、人情味溢れる地方の人々との暮らしなど、温かい気持ちになれる、読んで良かったと思える一冊。

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Posted by ブクログ 2020年07月12日

お父さん、なぜそんなに家族を放ったらかしにしたんだ。もう少しお母さんと連絡とっても良かったでしょ。とか突っこみたくなるところはあったけども。ここまで拗らせなくても…とか。
文章から思い浮かぶ風景が、どこも綺麗で優しくて行ってみたくなりました。

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Posted by ブクログ 2020年06月21日

少し前に読んだ「傲慢と偏見」の中で、主人公の真実が滞在した仙台の写真館の場面にチラッと出てきた訳ありの母子。
辻村作品にチラホラ出てくる谷川ヨシノ絡みだったのでひょっとしたら?と思ったのだが、やはり別作品(つまりこの作品)の主人公であることが、フォローしている方のレビューで分かった。

そんなわけで...続きを読む、気になっていた母と息子に何があったのか?早速読んでみた。


主人公は30代後半の本条早苗と小五の息子力。
小さな劇団で舞台俳優をする夫(父)が、大きな劇場の公演に客演することとなり、家族皆で華やいだ気分でいた…あの時までは…。
ここから先を書くと、読む楽しみが無くなるのでこの辺で。

確かになぁ…と思う部分と、いやそれはどうなのかな?と思う部分とがあった。
特に、早苗の両親、夫の両親ともに不仲な訳ではないのに、何故全く連絡を取らないのかなぁ…と。両親に迷惑が掛かる心配があるとはいえ、結構な期間だよなぁ…とそのあたりがどこかに引っかかったまま読み終わってしまった。
そんな中でも、仙台の写真館の話は、もう少し彼らの話を読みたいなぁ。
2020.6.14

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年06月03日

四万十、家島、別府、仙台…母と息子が生活する中でそれぞれ少しずつ成長していく。そこで出会った人々の優しさに切なくなったりほっこりしたり。早苗の葛藤にも力の葛藤にも心が揺れた。

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Posted by ブクログ 2020年04月18日

父親と女優とのトラブルをきっかけに、母・早苗と息子・力の逃避行が始まります。
四万十川、家島、別府、仙台を経て、親子の絆がさらに強まることで、読む速度がアップして行きました。
特に、別府の砂湯や高崎山のあたりでは、方言も暖かくありありと浮かんで来て、臨場感あふれて読めました。
親が子を思う気持ち、子...続きを読むが親を思う気持ちの深さを感じてなりません。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月11日

思春期の子どもを連れて逃げ続ける、想像しただけでも苦しい状況。落ち着ける場所が見つかったと思った途端に突き落とされる、苦しい展開が続きますが、出会う人達の暖かさに救われたり背中を押されたり。ラストは辻村さんらしい光にみちていて、読んだ後じんわり暖かい気持ちになれました。

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Posted by ブクログ 2020年04月02日

全体のストーリーはもちろんだけど
言葉がすごくよかった。

「五分間のドラマみたいなもんやなあ」
接客業ができるのもあと数ヶ月。
みんなにドラマを見せたいし、私も見たい。

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Posted by ブクログ 2020年01月31日

母と息子の逃避行。ただ、印象としてはその逃避行ということよりも、日本各地で彼らが触れ合う人々の生き様。それに触れることで変わっていく早苗と力を描いた作品だと思いました。

TVでも散々日本各地の観光地の様子が映されます。ただ、そこで見ることのできるものはあくまで表の顔。有名な観光地であっても裏の部分...続きを読むというか、そこに暮らし、生きている人たちが生活している時に見せる顔を見ることはなかなかできません。この作品では、早苗と力の逃避行を通じてそんな日本各地の人たちの暮らしぶり、そこは観光地であってもそれ以前に人が息づいている場所なんだということを見せてくれました。

主に4つの場所を転々としたわけですが、一番印象に強く残ったのは仙台でのことでした。写真館での話は、震災後のボランティアのことで聞いたことがある話に繋がります。『写真という仕事には、きのうとあしたの両方の仕事がある』という耕太郎の言葉。写真とビデオというものを比べると後者の方が音声まであって情報量は圧倒的です。スマホで簡単に高画質のビデオが撮影できるようになった現代の世界。でも写真は決してなくならない。それは、人の記憶というか思考と関係しているのではないかと思います。情報量が少なくても、人には想像力がある。コンピュータには記録した一枚の写真はどこまでいっても一枚の写真、それ以上の分析はできません。でも人はその写真から写真に写っているものだけでなく、その写真を撮った時の自身の心の内を思い出し、想像力を元に圧倒的な情報を頭の中に描いて見せることができます。津波で薄汚れてしまった写真であっても、そこに写っている、そしてそれを撮った人にとってはそんな汚れなど関係ないほどの情報が詰まった宝物。そんな宝物から大切な情報が剥がれ落ちてしまわないように想い出を守る仕事。震災後のボランティアによる『きのう』のための仕事が如何に大切なことか理解が深まった気がします。

この作品で描かれている日本各地の人々の姿は、辻村さんの丁寧な取材を元にしていたとしてもどこまでいっても小説であって、実際がどうであるかの本当のところはわかりません。でもこの国には、まだまだ人の優しさがそこかしこに残っている。人のぬくもりが残っている。そんな希望を感じさせてくれる作品だと思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月14日

久々に重厚な小説に出逢えた(*^^*)

人間揺らぐよね~
子供も大人も。。。

でもあったかい
そう思えた。

ハッピーエンドでほっと一安心。

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Posted by ブクログ 2021年01月27日

「あぁ、自殺に起因する作品を続けてしまった」と、後悔から読み始めてしまった本作。『こうなったらとことん暗くだ!』なんて、思いながらも、『もしかしたら、別のテーマがあるかも』なんていう淡い期待とともに、機転はまだか、まだかと、読み進めることになる。

昨年は芸能人の自殺が目立った。9月末に女優・竹内結...続きを読む子さんが40歳の若さで、7月は俳優の三浦春馬さんが30歳の若さで自ら命を絶ったのは、記憶に新しい。

厚生労働省は先日、警察庁の統計に基づく2020年の自殺者数(速報値)が、前年確定値より3.7%増加し自殺者は11年ぶりに増加に転じたと報道していた。また、人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)も16.6人となり、11年ぶりに増加であったようだ。増加の要因は新型コロナウイルスの感染拡大による経済悪化などがあるとみられるとされているが、それよりも過去からの死因順位で15~39歳の死因の第1位は自殺となっていることには、唖然とする。

本作は、女優・遥山真輝と男優・本条拳は深夜、事故を起こした。その事故の直後、自殺をした遥山真輝。そしてそれをきっかけに退院から失踪する力の父親である拳。
残された母親・早苗と息子・力は、マスコミと真輝の事務所であるエルシープロの人たちから逃げる。逃げた土地で、エルシープロに見つかり、追われと、いつ終わるとも知れない逃避に疲弊していく。

残された家族が追い詰められ、逃げた先で生きていくために働く。その土地で築いていく人間関係。築いては逃げて、築いては逃げてと満足に感謝も述べることができずに繰り返される別れ。
逃げた土地での人たちに支えられるふたりと感じる人の温かさを読んでいてともに感じることができる。

力と早苗を取り巻く人間関係を背景にこの逃亡の間に成長していく力。これは(読みはじめに感じた)自殺に起因する作品ではなく、人の成長の話であったことを理解する。

そして、最後の力が父親・拳と連絡をとっていたという意外な展開が、この著者ならではだなぁと感じるものの、少し強引なまとめ感は否めない。

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Posted by ブクログ 2021年01月10日

昨年からコロナのせいで本を読む時間が増えた。この著者を知ったのは朝が来るを店頭で見て読んでから。なのでこの本が2冊目。女性ならではの目線で書かれているのが新鮮に感じたが、ストーリー展開はちょっと期待外れ。

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