【感想・ネタバレ】団地と移民 課題最先端「空間」の闘いのレビュー

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Posted by ブクログ 2020年10月21日

かつての「ニュータウン」が住民の高齢化
により、「オールドタウン」化している
ことは、あちこちで報道されています。

一方で、中国人などが移り住み、治安が
脅かされている団地などがあるとも聞き
ます。

本当はどうなのでしょうか。

本書では、とにかく現地での様子をルポ
することにより真実をあぶり出...続きを読むします。

高齢化は致し方なしとしても、外国人
移民との分断は果たしてあるのか、事実
を丁寧に取材しています。

また、海外の例も押さえています。

治安が悪化しているのが本当であるなら
ば、本格的に移民を受け入れているフラ
ンスなどはどうなのでしょうか。

テロの温床とまで言われているパリの
郊外の「団地」を訪れて、現状をルポ
します。

田舎でもない、都会でもない「郊外」の
現状を詳細にレポートしている迫真の
ノンフィクションです。

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Posted by ブクログ 2019年11月04日

昭和の文化の象徴的存在の団地。時が過ぎ高齢者ばかりが暮らす限界集落と化している。一方空室に居住する外国人。文化間の摩擦など移民に関する多くのトラブル。ありのままの現実と解決策を模索する人々を記録したルポルタージュ。

団地に限らず数十年前に若い世代が多く暮らした当時のニュータウンの高齢化は時にマスコ...続きを読むミの話題となり知っていた。だが本書に描かれるような移民の現実は今まで知らなかった。

高齢化と虫食いのように増える空室。比較的低価格な条件と一般の不動産屋のように国籍で避けられることがないことから、外国人の居住者が増えていく。それは日本だけではない現実。

本書ではパリ郊外の団地が移民居住者が占めることとなりヘイトなどのトラブルになっているということを紹介。日本でも同様の問題が起きつつある。

庶民の憧れの場から高齢者のみが暮らし時に孤独死の場所ともなる現実。若い外国人居住者との良好な関係を模索する人たちを描いた作品。豊富な取材力の力か良質なルポルタージュ。

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Posted by ブクログ 2019年09月08日

団地出身者として興味深く読みました。
私は埼玉の武里団地に幼少時にいましたが、おそらく同じような課題を抱えているのではないかと。
団地に限らず、これからの日本で解決していくべき課題なのでしょう。

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Posted by ブクログ 2019年12月10日

どの章もそれぞれ興味深く読み、いろいろなことを考えさせられた。
高齢化の進む日本に外国人が必要なら、高齢化の進む団地に外国人が住むことが団地にとっても必要だろう。かつての団地の子供たちが伸び伸びと子供時代が送れたように、外国人の子供たちが元気で楽しく生活できるようなサポートを日本人がしていかなければ...続きを読むいけないと思う。

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Posted by ブクログ 2019年10月01日

いちばん弱い立場の人が
報われない ところは
やはり 生きづらい

安田浩一さんのレポートを
読むたびに思うことです

そして
読んでいる時に
頭の中で流れていた「一つの歌」が
ありました

〽「ひとつぶの涙」
   詩 笠木透、 曲、上田達生

1.この地上にひとりでも
  飢えている人がいる...続きを読むかぎり
  私たちの食事は
  どこか 楽しくはないでしょう

  この地上にひとりでも
  失業している人がいる限り
  私たちの労働は
  どこか気が重いことでしょう

  ※ ひとつぶの麦を
    ひとつぶの汗を
    ひとつぶの怒りを
    ひとつぶの涙を

2.この地上にひとりでも
  差別されている人がいる限り
  私たちの遊びは
  どこか楽しくはないでしょう

  この地上にひとりでも
  戦争で死ぬ人がいる限り
  私たちの生存は
  どこかうしろめたいことでしょう

  ※ ひとつぶの麦を
    ひとつぶの汗を
    ひとつぶの怒りを
    ひとつぶの涙を


  

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Posted by ブクログ 2019年10月01日

我々が見慣れた「団地」を、移民と高齢者がひしめく課題最先端空間として切り取った一冊。両者の衝突が起こる本当の理由は、世代間のギャップ。摩擦は避けられないが、同じヒトとして相互理解に取り組もうとする人々の姿に勇気付けられた。著者の丹念な取材を感じさせる一冊。

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Posted by ブクログ 2019年09月16日

移民を認めない日本も移民国家になりつつあること
その受皿が団地であること
ゴミ問題はどの団地でも起きていて多くはルールを知らないことやうわさが原因であること

起こりつつあることを客観的に知ることができる

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Posted by ブクログ 2019年07月12日

人種差別やマイノリティの秀作ノンフィクションを次々に発表している著者の最新作。丁寧な取材と人間に対する温かい眼差しは一貫しており、どの作品を読んでも啓蒙される。団地と移民という今世紀からの問題について勉強になった。

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Posted by ブクログ 2019年07月05日

団地に外国の方々が相当数入居しているという事は、ニュースでもよく見ていましたし、高島平なんかは学生の入居を促進して活性化を図っているという事も聞いていました。
今現在の団地事情と言うと正直関心無かったというのが正直な所であります。

本書は団地の黎明期から、団地妻のちょっぴり下世話な話題。そして高齢...続きを読む化、老朽化。外国人労働者の受け皿としての団地。フランスの移民と団地事情。盛りだくさんの内容を若干駆け足で書かれています。
現在の問題の一つは、外国人住民と日本人住民との軋轢です。これはとても想像しやすいですね。言葉、風習の違いから擦れ違いが生じてしまい、反目が発生して結果外国人を排除する方向に流れてしまう。しかし超高齢化する団地の希望は外国人居住者増加による若返りです。
外国人労働者(留学生)の困窮解決の為団地の空き部屋の供給と、高齢化による住民の孤立。住民同士のコミュニケーションさえしっかり取れればどちらの解決にも一番近道だと思います。
現状、日本が安い労働力としてしかアジアや南米の人達を見ていないのは明らかです。しっかり手順を踏んで来ている外国人に関しても非常に冷たいです。
これから2040年には空き家率が40%を超えると言われています。4割が空き家の方がよっぽど不用心です。しっかり日本に根付いてもらって、お互いに新たな価値観を作っていく方が絶対に建設的だと思います。
ちなみに広島で団地の清掃を生業としている画家「ガタロ」さんが登場します。数年前にドキュメンタリー番組で特集されていたんです。団地が出来てから50年位ひたすら掃除で生活しながら、掃除用具の模写をし続けている画家です。知り合いでもなんでもないけれど知っている人が出てきて妙にうれしかったです。

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Posted by ブクログ 2020年07月29日


高齢化問題と移民問題、その2つを包含する団地のルポルタージュ。

実際問題、こういうところの現状は、中に入ってみないと分からない

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Posted by ブクログ 2019年11月17日

老朽化した団地に住むのは高齢者と外国人である実態について述べている。
今後移民の受け入れ先として団地が機能すると主張する。
団地が選ばれる理由は、保証人が不要のURだからなのか。

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