【感想・ネタバレ】悪の五輪 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年07月12日

まず、タイトルがいい。「悪の五輪」。有象無象のクズどもが五輪マネーのおこぼれにあずかろうとするさまを、これほど簡潔に示したフレーズはない。日本の過去の風景であり、目の前で起きている現実でもある。

それから、映画への偏愛がいい。アウトローの世界にすら違和感を抱えて、映画館の暗闇に居場所を得る主人公に...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年07月04日

オリンピックの記録映画に係わった映画好きのヤクザの話。実在の人物を交え、話は進んで行きますが、結果は苦いものに。オリンピックを控えたこの時期の出版であることに、作者の意図を感じる。作品としては東京輪舞の方が良かったかな?

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Posted by ブクログ 2019年06月11日

翌年に東京オリンピックを迎える1963年。映画好きなヤクザ人見稀郎は親分よりあることを頼まれる。オリンピック映画を監督することになっていた黒澤明は降板し、その後釜として錦田という中堅の監督にさせようと。人見は映画興行界を一人爆進する。多方面より横やりが入る、利権が絡み合い、監督は誰の手に。
戦後の復...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月27日

途中までは星5つだったけど…
わかっちゃいても結末の転落は辛いわな、この話じゃ捲土重来もありないし。

しかし、「公案研究会」ってのは、どうなのよ。
立正佼成会と字数を合わせて、かつ、「公」の字を入れ込んだんだろうけど、現世利益とは程遠い禅宗にするのが、皮肉なのか逃げなのかよく判らないところですな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月15日

1064年の東京五輪の記録映画をめぐるノワール小説。

雑誌連載を読んだので感想を上げていない「東京輪舞」に続く現代ノワール小説で、著者曰く第二期に当たる作品とのことです。
「東京輪舞」がロッキード事件から金正男来日事件に至る昭和/平成の長期間をテーマにしていたのに対し、それより以前の東京五輪に焦点...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年09月04日

オリンピック記録映画に執念を燃やす男を通してオリンピックの表と裏だけでなく当時の世相を現代に照らし合わせて描いているように思う。既得権益に群がるのはいつの時代も変わらない。

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Posted by ブクログ 2019年08月16日

東京オリンピックの裏の顔は…

利権が渦巻く政治と任侠の世界で、オリンピック記録映画の監督の座を巡り、繰り広げられる物語です。登場する監督や政治家は良し悪しは別として当時、スポットがあたっていた方々ばかり。単純にただただいい映画(シャシン)を撮りたかった映画オタクの変人ヤクザ、その夢は泡と消えるのか...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年06月28日

実在の人物がたくさん登場するので臨場感がある。東京オリンピックの裏にこんな利権争いがあったんだな・・。今、「いだてん」見てるので悲しい気持ちになる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月05日

東京五輪の舞台裏のお話
『東京輪舞』が★4だから、こっちは3かな…
何か盛り上がりに欠けるのよね

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月24日

「東京輪舞」と重なる時代を舞台としているが、輪舞が主人公が公安警察だったのに対して、今回は暴力団関係なせいか、はたまた当方が映画にまったく疎いせいかいまいち乗り切れなかったかな。
でも史実を踏まえて、実名もバンバン出して裏側を描くこの形は好みなので、これからも期待します。

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Posted by ブクログ 2019年05月21日

五輪の舞台裏を描く話かと思ったら、五輪の記録映画をめぐるドロドロ話だった。
映画監督や政治家らが実名でどんどん出てきてドキドキする。

退位にしろ五輪にしろ万博にしろ、
祝賀一色で、冷静な議論がしづらい雰囲気だと感じる。
そんな風潮のなか、空気を読まずに、祭りの裏側の、キレイじゃない部分を、
フィク...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月19日

1963年、博打をしのぎにしている白壁一家の人見稀郎は、翌年の東京オリンピック公式記録映画監督を降板した黒澤明の後任に中堅監督の錦田をねじ込んで、興行界に打って出るべく動き出す。オリンピック組織委員会には政治家、財界関係者が名を連ねており、あらゆる業種が莫大な利権に群がっていた。日本が劇的に変貌を遂...続きを読む

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