【感想・ネタバレ】禁じられたジュリエット のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2018年02月05日

『ミステリは、なかんずく本格ミステリは、正義の文学です。中身と正解の問題である〈実質的正義〉と、ルールとフェアプレイの問題である〈手続き的正義〉の文学です。

本格ミステリは、殺人パズルを通じて、あたしたちに、こうした正義の在り方を教えてくれます。それは、ヒトがヒトを奴隷にしないための、ヒトがヒトを...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月05日

ミステリが禁じられた国家で、ミステリを読んでしまった女子高生たちが受ける「更生プログラム」。友人同士だった彼女たちが看守と囚人に分かれて繰り広げられるこのプログラムは、実に残酷です。役目を演じているのか、それとも本当にその役目に呑み込まれてしまったのか分からないほどに非道な仕打ちの数々が痛々しくって...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月21日

古野まほろがよく扱うテーマは二つ。
・ヒトとヒトがわかり合うということについて
・ヒトがヒトを家畜とすることについて
この二つはコインの裏表でありデビュー作である天帝のはしたなき果実から繰り返し論じられてきた。本作はこれまでで一番わかりやすい形でそれをあつかっている。仮定の歴史を歩み禁酒法ならぬ禁ミ...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年08月14日

ミステリは罪とされる世界で、更生プログラムとして「スタンフォード監獄実験」的な、囚人と看守に役割された8人の女子高生がどう変化していくのか。

この更生プログラムが実は劇→でも殺人事件発生→推理合戦→そこまでも劇、っていう、幾度となく覆されまくる。

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Posted by ブクログ 2019年04月02日

「ミステリ」が退廃文学として厳しく規制されている世界。読んでしまった6人の女子高生は監獄に閉じ込められ看守役の同級生2人が主導する更正プログラムを受ける事になる。適当にそれぞれの役を演じて終わらせるつもりがスタンフォード監獄実験の展開に。前半ミステリに対しての徹底的な反論が行われていて展開含め読むの...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年05月01日

(リアルで)炎上した小説。
 ミステリとしては、第3前カッコがない感じが不満であったが、エンタメ小説としては十分満足。

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