【感想・ネタバレ】脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年02月15日

三秋 縋さんの「君の話」の参考文献に挙がっていた本。これを読んで「君の話」が遠い未来や架空の話ではないということがよくわかりました。

「私は記憶ハッカー。私は起こっていないことを起こったと人に信じ込ませる」という著者が書いたというだけあって内容は衝撃的でした。
記憶に関する研究成果を平易に、しかも...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年02月05日

著者は記憶研究の専門家。「私は記憶ハッカー。私は起こっていないことを起こっていたと人に信じ込ませる」という。それは催眠術のような怪しいものではなく、注意深く準備された実験において、その人が経験しているはずのない記憶を誤って覚えていると信じ込ませることができる、ということだ。著者は、そのような過誤記憶...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年08月29日

脳がいかに記憶するのか。それはレコーダーやハードディスクのようなものではなく脳内のネットワークを走る電気信号だから、あちこち結びついて色々な記憶をねつ造してしまう。記憶が完全な人なんていないし、映像記憶できる大人もいないし、3歳未満の記憶のある子どもなんていない。写真だけで記憶がねつ造されてしまうの...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年12月23日

内容のぎっしり詰まった本です。
「記憶」という一見探求しやすそうなテーマを取り扱っているのだけれど、読んでみるとどっこい、つかみどころがない。認知の世界の話なので、文章をグッと明確に映像化しながら、記憶をカタチのあるものに置き換えながら読まないとフワフワとした感覚で読み進めてしまう。
ましてや最新...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年08月16日

自分の記憶は後から他人でも作れる点に驚き。そう思うと、断片的な事実と他人のあいまいな目撃から思い込みに縛られ、自白を迫ることの恐ろしさを感じざるをえない。

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Posted by ブクログ 2017年04月28日

このタイトルは内容をあまり反映していないと思う。なぜこんな安手の新書のようなタイトルをつけたのだろう(表紙の絵も意図がわからんし)。語り口は平易だけど、その内容は最新の研究結果に裏付けられた専門的なものだ。私たちの記憶というのはきわめて不確かなもので、容易に「過誤記憶」を持つが、それは脳の働き、記憶...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月01日

〈本のまとめ〉
人の脳は、情報をつなげるという驚くべき能力を利用し、能動的あるいは受動的に情報をいくつものまとまり、つまりチャンクにすることができる。

今、一番もてはやされている記憶の生化学的理論、検索誘導性忘却だ。この理論は覚えれば忘れるというものだ。

「連想活性化」の概念は、アリストテレスと...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年12月25日

過誤記憶の専門家による著者の領域の研究をまとめた本です。記憶は常に書き換えられ、他人との話やファイスブックなどで話を共有する中で、どんどん無意識に変化していく。そうして変化した記憶と元々の記憶の違いに気づく方法はなく、人に残る記憶が本当に経験した記憶なのかは誰にもわからない。その中で、「DNA検査に...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年07月11日

自分の記憶のいい加減さというのは事あるごとに自覚・自省した方が良い。「この目で見た」「はっきりと覚えている」だけの人の話からは一歩引くこと。
「他の証拠による裏付けのない証言は、証拠が無いのと同じこと」という法律が古代ローマに既に存在したらしい。自白と後付け証拠でいっちょ上がりの現代国家は本当に進歩...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月26日

記憶は、時間の経過とともに自分に都合よく形作られていくものである。
正確な記憶というものは存在しない。
特に幼少期の記憶は、何もないところからでも写真は話などから作られていく。
記憶というものはとても曖昧なものであるという事を理解した上で、対応することが重要である。
・脳にはすでにおよそ八六〇億個の...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月12日

主に「人の記憶は当てにならない」ことについて、研究結果などから述べた本。面白かった。
記憶術についても少し書いてあるが、長期記憶には使えないかな…

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