【感想・ネタバレ】はしからはしまで―みとや・お瑛仕入帖―のレビュー

価格 1,496円 (税込)
3.3
3件

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2018年10月24日

初出 2016〜18年「小説新潮」の6話で、シリーズ3作目

両親を事故で失って、兄と二人で”何でも三八文”の雑貨屋「みとや」をやっていたお瑛は、兄長太郎がふぐにあたって死んでしまい、周囲に助けられながら、兄に代わって仕入れに歩き始める。
目を病んで仕事を辞めた偏屈な指物師の心を開かせ、認知症の老女...続きを読むの心配の原因を当て、行方不明の兄を探す新妻を手伝い、船宿の隠居の収集癖に振り回され、赤子を亡くした欠け落ちの女房の心を思いやる。
こういう暖かい人情話は好きだなあ。

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Posted by ブクログ 2019年03月15日

<みとや・お瑛仕入帖>シリーズ第三作。
第一話でいきなり衝撃の展開。ネタバレになってしまうので書かないが、他のレビュアーさんも指摘されているように、私にはどうしてもこの展開の必然性を感じなかった。
もしかしてお瑛の人生の新しいステージへ上げるための階段としてこの展開があるのかと思っていたら、結局それ...続きを読むもなし。
この重要なキャラクターが欠けることでシリーズの魅力の重要な一つも欠けてしまってかなり残念な気がして一瞬読み進めるのを止めようかと思ってしまうほどだった。
ただその後も少しずつ盛り返し、偏屈な職人や老いによる盗癖を繰り返す老婆や、お花の兄探し、ドケチなご隠居、そして破綻する夫婦など様々な人間模様・人生模様を描きつつ、お瑛の頑張り、成長を描いていた。
乙女な若旦那の寛平はもちろん、少し大きくなった直之改め直孝、猪の辰との関係も相変わらず。
これでシリーズ完結とも思えるし、まだ続くとも思えるし。
できれば続いて欲しいけれど。

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Posted by ブクログ 2018年10月07日

なんでも三十六文で売っているや「みとや」。長太郎とお瑛の兄妹で営んでいる。二人力を合わせ、いつか亡き両親が営んでいた店のように大きくするのが夢だ。
ところが兄の長太郎がある日突然あっけなく死んでしまう。残されたお瑛は、悲しみながらも周りの人々に支えられ、店を続けていく。そんなお瑛の日々の出来事を描い...続きを読むた作品。
これまで兄の仕事だった仕入れもすることになって、また新たな人々との出会いもあり、やり取りもある。
お瑛がまた少しずつ成長していく。続きが楽しみな作品。

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