あらすじ
ひとりひとりを大切にし、その人に必要な言葉を語りかける晴佐久神父。彼は、神さまのことを「神」という言葉使わずに伝えたいをモットーに、教会で、書籍をとおして、インターネットの世界で活躍しているカトリックの司祭です。言葉を大切にしている晴佐久神父は、愛する、謝る、待つ、病む、死ぬ……など、生活の中で使う50の動詞を選んで、その言葉をしっかりと受け取り、言葉を楽しみ、その奥を探っていきます。晴佐久神父が発する言葉を読むとき、あなたの心は、慰められ、力を受け、愛で満たされるでしょう。晴佐久神父は、この星に生まれた仲間と、言葉をとおしてもっと出会いたいと望んでいます。
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Posted by ブクログ
時々、これなんで読んでみようと思ったんだっけ?ってな本をゲットすると時があって、まぁ今回も手に取ってみて、なんだっけかー、って思うようなやつ。薄くて自費出版?的な雰囲気もあり。
でもってしょっぱなから「愛する」とか語り始めて、これは痛いぞ、なんだか電車の中で読んでても恥ずかしいじゃないか、これ、てな具合だったんだけども、進んでいくうちにそこまで暑苦しい内容でもなくなっていくわけで。説教臭いところもありながらも、自分も割とダメなときはダメなのよ、ってなアピールのおかげで親近感がわいて、ちゃんと聞いてみようかって気にもなる。
タクシーに乗ったら一区間だから運転手が文句言って、なんだこら客に向かってって本人がブチ切れてみたり、マクドのハンバーガーを作るにも、材料には世界中の人たちが頑張って関わってるんだと熱く語ってみたり。
でも一番気に入ったのは「しみじみ教団」で、あらゆることに「しみじみ」する教義って、何それ楽しそう入りたいってなった。ワビサビはもう古い、次はしみじみだわよ。