【感想・ネタバレ】カリスマ鈴木敏文、突然の落日 ―セブン&アイ「人事抗争」全内幕―のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年08月14日

さらばカリスマは日本経済新聞社ですが、こちらは毎日新聞。
鈴木氏の過去の業績などには触れず、鈴木氏の退任劇をクローズアップ。
一連の流れをサッと知りたいだけの人にはこちらがオススメ。

鈴木氏に引導を渡したのが社外取締役だったことが興味深い。
考えてみれば、鈴木氏ほど功績ある人に引導を渡せるのは社外...続きを読む取締役だけだったかもしれない。

カリスマが去ったあとのセブンイレブンに注目です。
ローソンとファミマは追い付けるかな…。

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Posted by ブクログ 2017年09月17日

新聞社とは、まわりを常に気にしながら、
深い突っ込みをせずに、時系列を整理して解説する。
そのような編集能力を 
2016年4月16日のセブン&アイホールディングスの1日に
焦点を当てて、取締役会そして鈴木敏文退任の記者会見
から、何が見えるのかが 解説されている。

なるほど。
ニンゲンって 退け...続きを読む際 が大切なんですね。
そして、信任されないとわかってからの迅速な退任。
いろんな想いがあるかもしれないが、
実に鮮やかな 退任 でもあった。

カリスマの落日 というよりも 鮮やかな退任
といった方が いいのではないかな。
リーダーとして 決断力がある。
それにしても 『資本と経営の分離』と くどくど言うのは
ちょっと、残念。日本は あいかわらず 根回しと調整に
人間関係を活用し、時間がかかることが よくわかる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年07月07日

毎日新聞経済部による本。

感想。
全174ページ中、87ページが記者会見での説明内容や、サードポイントの書簡の転載で構成されている。
何か新しい意見を拾える本ではない。事実をコンパクトに入手できるという目的向き。

備忘録
・サードポイントの主張
①5期連続最高益の井坂氏の更迭は反対、②鈴木会長に...続きを読むよる次男鈴木康弘氏(連子の社長)の次期後継者押し上げは反対、③イトーヨーカ堂の再編、④一連の不調なM&Aの清算(そごう・西武、ニッセン、バーニーズ)、等々。
・指名・報酬員会の話。伊藤邦雄社外取締役の反対。コーポレートガバナンスの第一人者として賛成できなかったのではと。
・創業家伊藤名誉会長の反対。
・伊藤家の資産管理会社の管理が、伊藤名誉会長の妻から伊藤名誉会長の長女に。
・鈴木会長退任の理由。「最高益を出している時の方がみんな考えられる」「イトーヨーカ堂も見通しが立てられるような状態に向きつつある」
・鈴木康弘氏:富士通⇒ソフトバンク⇒オムチャネル戦略を担うセブン&アイネットメディア⇒同社の社長かつHDの執行役員へ出世。
・イトーヨーカ堂の創業の地は千住。セブンイレブンは江東区。
・鈴木会長はトーハン出身。セブンイレブンの創業者。
セブンイレブンと同時期にデニーズも設立。

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