【感想・ネタバレ】ポポイのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2012年11月21日

母から薦められて読む。
おもしろかったです。美少年の首を飼うなんて幻想の極み。SFのにおいもさせつつあまりある幻想感が好きです。
ちょっと前に読んだんですがいいなぁ、またもう一度読み直したい。

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Posted by ブクログ 2009年11月11日

裏庭に頭が落ちてました…ではじまる不思議譚。
倉橋さんのお話はなんだかふわふわとしていて
読んでいて気持ちいいので好きです。
ポポイは短くてあっという間に読み終わるので
興味ある方は試しにどうぞ。
桂子さんシリーズです。

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Posted by ブクログ 2014年02月14日

【あらすじ】時は21世紀、なお権勢を誇る元元首の邸宅に、一人の青年が三十過ぎの男と共に乱入、声明文を読み上げると切腹した。事件の真相は謎に包まれたが、介錯され、胴体から切り離された青年テロリストの首は、最新の医療技術によって保存され、意識を取り戻す。首の世話を任された元首相の孫娘・舞と、首との奇妙な...続きを読む交流が始まった……。
首だけで生きているテロリストの青年の首を預けられた舞が、生まれた時からハイソな暮らししかしてこなかった女子の自分の世界目線で周囲を見る、と言うのが裕福が故の大らかさで逆に偏見がある様でない、と言う、あくまでも自分の興味中心なとことか。高い教養とか当たり前に自分にあるモノで、それを鼻にかけてもいないが隠してもいないとこがいい。でもまあ、個人的には舞が男子であった方がもっと面白かったろうな、とは思う(笑)。ポポイの切腹を介錯してから自害した青年との関係がホモセクシャル的と噂されてる真相が出ると、実は…な気がしていたが、結局何故青年がテロ行為を行ったのかは明かされずに終わってしまったが、とても不思議な感触で読み終えた。
ポポイが何故元首相宅へ乗り込み、声明を述べてから切腹・介錯されたのか…美形なのに印象の残らない大人しい少年時代を送った裕福じゃない家で育った少年が、何故テロリストまがいの行動を起こしたのか、全く謎は解明されないんだけど、解明されない、と言う下りも文中にあるが、関連作はないのか…昨日、色々ぐぐってて首だけの犬を…と言う実験映像(真相はやぶの中だが)見ただけに、テロ行為をして自害して、切って落ちた首に装置を繋いだら頭だけで生きてたからやってみた、ではやっぱやるせない。舞の下した判断は慈悲や人間の非道な行いに対する憤怒などではなく、ポポイが老化し始め美しくなくなっていくからだろうしなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年04月03日

頭部だけの青年(?)と少女(大学生?)のお話。

不思議とエロティックである。

倉橋さんの作品にしては、短く読みやすい部類だと思う。

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Posted by ブクログ 2011年01月15日

倉橋由美子の「桂子さん」シリーズもの。三島由紀夫の自決を思わせる、非常に知的かつ幻想的な倉橋ワールドを堪能できる一冊です。生命体や思考といった複雑なテーマを扱いつつ、ラジオドラマとして書かれたということもあってか読みやすくお勧め。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

雑誌の紹介で読んだのですが読後怒涛のように倉橋さんのを読み漁った思い出が。ハードは旧仮名遣いで雰囲気が良かったのに文庫だと現代仮名遣いになってしまっているのが残念。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月12日

桂子さんシリーズ。再読。
入江晃さんがテロリストに会い、何かを話した。テロリストは自決し、入江さんは脳梗塞に。で、そのテロリストの首を婚約者から預かったのが、孫の来栖舞さん。首は装置につながれて生きている。首にポポイという名をつける。
桂子さんは健在。聡子さんは明さんと結婚している。舞さんの恋人は従...続きを読む弟の翠くん。天才らしい。
あいかわらずの倉橋ワールド。桂子さんシリーズもっと書いてほしかったなぁ・

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

読んだあと不思議な感覚。美しい文章と、リアルに想像するととても残酷なのにどこか惹かれるお話が好きです。

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