【感想・ネタバレ】ヤマケイ新書 もう道に迷わない ―道迷いを防ぐ登山技術―のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年04月09日

遭難は雪の高山のようなところに無謀な人が登るから起きるという印象を持っている人はけっこう多いのではないだろうか。実はそんなことはなく、丹沢などの低い山でも遭難は起きている。
遭難しないようにするには、ルートをはずれないように気をつける、ルートをはずれたら元のルートに戻る、というとても当たり前のように...続きを読む聞こえることが重要なのだが、やはりその簡単なことができないのが人間というもの。
できない理由を追っていくと、準備が足りない、基本技術(地図の読み方・疲れない歩き方・必要な装備がわかる)が身につけられていない、ということにつきそうだが、これはたとえば仕事などでも同じことではないだろうか。
IT の運用の仕事などでも、いくら手順書があっても、「ルートをはずれていることに気づかず」トラブルにしてしまうことがある。山に興味のない人でも、仕事に参考になることがいろいろあると思う。

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Posted by ブクログ 2019年07月29日

この本は前半が道に迷って/遭難して生死を彷徨う実話、後半がそもそも危険なものである山登りに準備や地図の読み方の面でどう備えるかという構成になっている。
街中の地図ですら読めない自分は、残念ながらこの本を読んでも全く山の地図が読めるようにはならないが、実話の重みが凄まじく、やはり自分や同行者の力量に見...続きを読む合った登山をするのが大事ということがよく伝わってきた。

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Posted by ブクログ 2017年05月04日

道迷いのパターンを類型化し、遭難しないための技術を説く。意外と低山で道迷いが多発していること、そしてやはり読図の重要性を再認識する。

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