【感想・ネタバレ】文具の流儀のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年01月12日

所在:展示架
請求番号:589.7Ts26
資料ID:11601438

みなさんが普段使用している文房具は、どのようにして開発されたか知っていますか?ボールペンはどのような構造でインクを出しているのか?消しゴムが文字を消すメカニズムは?
ストレスなく何気なく使え、どこでも手に入るあの定番ロングセラ...続きを読むー文房具たちは、今までの商品開発があったからこそ存在するのです。

文房具は技術力と情熱の結晶である!
この本を読むと、そう思わずにはいられません。
しかもフルカラー!おすすめです。

選書担当:矢野

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Posted by ブクログ 2012年03月04日

じつに物欲を刺激される本。
これを読むと、満寿屋の原稿用紙、カール事務器の鉛筆削り、KUMのシャープナー等々、使うあてがあろうが無かろうが、一度は手に取ってみたくなること間違いなし。個人的には、みすずノートマーブル染め(コスパの高さが異常!)とクロスのセンチュリーが欲しくて欲しくてたまらなくなった。...続きを読む
そして「普通に在るもの」として認識している「三菱鉛筆ユニ」「シャチハタ」「シードの消しゴム」「マッキー」「マジックインキ」のスゴさを改めて知ることも出来る。非常に面白い。

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Posted by ブクログ 2011年12月21日

文房具好きは楽しめます。面白かったです。ビックのボールペンのビックボーイは小学4年生でレイモンド・サビニャックさんのデザインですって。ビバンダムのデザイナー。ロディアのロゴの秘密とか、メモ取りながら読みました。

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Posted by ブクログ 2011年11月25日

Radarの消しゴム、キャンパスノート、シャチハタ印、マジックインキ。あまりに自然に身近にある存在の文具たち。その存在は空気のよう。その透明感のおかげで、その文具のすごさを見過ごしがち。しかし、どの文具にも「そこまでやるか」って作り手の執念がつまっている。

文具の使用者として、意見を発信する文具界...続きを読むでのトップライターである著者。今回はメーカーに取材し、作り手たちの文具に込められた愛情を記す。

全350ページでオールカラー本で2400円。一過性の文具カタログにはしないという著者の執念もつまっている。

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Posted by ブクログ 2020年05月28日

「みすずノート」と「プロフィットスタンダード」はこの本の影響で買った。
「プロフィット21」は高いので諦めた

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Posted by ブクログ 2017年02月01日

 文具に限らずロングセラー商品の秘密というのは、TVなどでも見かける企画であるが、「フィックスペンシル(芯ホルダー)」や「レーダー(消しゴム)」、「ヤマト糊」を入れてくるあたりが面白い。コクヨのキャンパスノートのように定期的にデザインを変えているものもあるものの、概ね、デザイン、材料、製法などが当初...続きを読むから変わっていないものばかりである。そしてなにより重要なのが、考え方が全く変わっていないということである。ここにロングセラーであることの理由が伺える。あと面白いのは「マジック」「マッキー」のように最初から完成されたデザインと仕様で登場している製品が少なからず存在していることである。見せかけのデザインではなく使う人の事をしっかりと考えて作られたデザインだからこそロングセラーとなり得たことがよく分かる。

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Posted by ブクログ 2015年07月07日

文具、その中でもロングセラーとなったものについて、少し掘り下げた内容の紹介。
鉛筆だったり、ノートだったり、普段何気なく利用している文具にも、それぞれに味わいのある物語が込められていることを実感する一冊。
使っている物が書かれていると思わず大切に使いたくなります。

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Posted by ブクログ 2015年05月26日

定番の文具の歴史とそれに関わった人物や技術を紹介した本。国内外約40種類の文具を取り上げる。
いずれの例でも、開発者の設計方針と弛まぬ技術改良が消費者のニーズに合致した場合に、定番となるようなヒット商品が生まれている。多くの筆記具やメモ・ノートが紹介されているが、海外メーカーの文具はメーカーの考え方...続きを読むを主体として作られているのに対し、日本の文具は消費者視点で作られている印象を受けた。
日本の製品は、創業者が海外の製品に刺激を受けて製品作りを始め、それを徐々に改良して今日の製品に至るパターンが多い。消費者の声を反映したモノつくり。それが日本の定番商品として長く愛用される理由なのだろう。
ちなみに、ここで紹介されている文具で、現在も使用しているものは残念ながらポストイット以外に一つも無かった。学生の頃は、トンボやユニの鉛筆、レーダー消しゴム、マルマンのスケッチブック等を使っていた。どこにでもあるただの文具と思っていたが、開発の歴史や技術を知って、文具に対する見方が変わった。定番商品に共通するのは使いやすさ。製品には使いやすさを追及した細かなノウハウが反映されている。
たまには文具店に立ち寄って、定番商品をじっくり眺めてみるのも良いかもしれない。
また、この本は装丁、紙質、読みやすい文章、上手くレイアウトされた写真など、とても品が良い印象を受けた。おそらく著者も文具の開発者に刺激を受けて、読者視点でこの本を作ったのではないかと思う。

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Posted by ブクログ 2014年06月22日

様々なロングセラーステーショナリーをフルカラーで紹介する豪華な単行本。
2400円のお値段も納得な濃密な内容も素晴らしかったです。

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Posted by ブクログ 2012年11月05日

いわゆる定番製品の開発の秘話や裏話を集めたもの.いつも使ってるロディアメモの表紙の杉の意味なんて知らなかった.

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Posted by ブクログ 2012年05月20日

ロングセラーとなった文房具が、どのように開発され、現在に至っているのかを描いた一冊。長く愛される物には、ちゃんと理由があるのですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年09月14日

この手の本を見つけると手にせずにはいられない文具好きです。

取り上げているのは、定番中の定番、誰もが昔からなじんできた文具達。
そのネーミングの由来、商品誕生の秘話など興味は尽きません。

そしてそれらを生み出し、育ててきた人たちに共通することは、商品に対する愛着、慈しみとでも言いましょうか。

...続きを読む普段何気なく使っている文具達、ひとつひとつ心して使用したいと思います。

ず~と気になっていること・・・少し前に読んだ宮本輝の小説の中に、京都の文具メーカーが出てくるのですが、その会社実在のモデルがあるのか無いのかということです。

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Posted by ブクログ 2015年10月05日

文房具大好きな人には楽しい!
どちらかというと可愛い文具大好きOL向けというよりは、
堅実な実力派文具を集めた物。
男性ならではの文具本と思った。

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Posted by ブクログ 2012年06月20日

売れ続ける文具とその理由について記されている。
文具カタログ本としてでなくプロダクトを産み出す際の思考の足掛かりにも成りうる本。

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Posted by ブクログ 2015年05月12日

文房具のロングセラー38商品についてメーカーそれぞれへのインタビューを1冊にまとめたもの。

以前に読んだ『文具上手』が使う人の本ならば、こちらは作る人の本といえる。
メーカーファンブック以外での作り手目線の文房具本は少し珍しいか。

トンボ鉛筆「8900」ステッドラー「マルス ルモグラフ」シヤチハ...続きを読むタ「Xスタンパーネーム」寺西化学工業「マジックインキ大型」住友「ポスト・イット」デザインフィル「ダイヤメモ」ゼブラ「マッキー」ロディア「ブロックロディア」マルマン「図案スケッチブック」ツバメノート「ツバメノート」三菱鉛筆「ユニ」コクヨS&T「キャンパスノート」ファーバーカステル「カステル9000」
38商品というのは結構な数で自分が使った事のある文房具だけでもこのくらいあった。誰でも一つ二つは使った事のある商品があるはずだ。

ひとつ残念だったのはロングセラーな商品になるほど当時開発に携わっていた人物に会う事ができず「○○だったそうだ」「○○らしい」「○○かもしれない」といった不確実な言い回しが多くなってしまう事。当時の具体的な出来事や人間的な感情の部分を知る事ができればもっと楽しい本になった違いない。

ワクワクする文房具と出会いたい人よりはものづくりをする人に読んでほしい本である。

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Posted by ブクログ 2011年11月26日

文具ヲタなので、しごく単純に萌えた。


ロングセラーになるにはロングセラーになるだけの
作り手の拘りがあるのだ。

当たり前だけど。
それでも。


個人的に、好き嫌いはあるものの
この本内で取り扱われている文具は
すべてお薦めできます。

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Posted by ブクログ 2011年10月21日

スイマンのパマナノートってのが良い。1895年から作っている。表紙がラムスキンで色も綺麗だ。紙質にもこだわりが。
これで八千四百円。
うーん、二百十円のツバメノートが私のレベルかな。
素敵な筆記具が歴史と共に紹介されています。男はやっぱ、道具にはこだわりますよね。

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Posted by ブクログ 2011年10月11日

ロングセラー文具の誕生ヒストリーはなかなか興味深いものが多かった。ただ、深く取材できたものと、できなかったものの差が歴然なのは残念だし、ロングセラー商品以外のものも混じっているのがちょっといかがかな、と。マイナス点もありますが、十分楽しめました。ただ、正直、「流儀」なんて流行のタイトルはやめたほうが...続きを読むよかった。

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