感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年05月06日
すげぇ!「姉の結婚」では消化しきれない中年女性のためのマンガ!ただ、達観してるか、距離おいて読めるリア充でないと辛すぎるかも。いまんとこ2014ベスト1。
おばさんが主人公ではあるものの、中身はどの年代ともつかない、たかこさんの日常。
若いというわけではなくて、なんというか、歳がいくつだろうがこういう人はずっとこうなんだよな、私は20代だけど理解できる、、、て感じ。
同僚と会話したあと、「今日はわりと自然に話せたな」て思うのとか…すごくよくわかる。下手...続きを読むなりに生きてる。そういう感じ。
Posted by ブクログ 2020年07月27日
新しい!自分とは年代は違うけれど、祖母に対するあの「疲れる」感じがものすごく共感…すごくナチュラルだったから、ああこう感じてしまうわたしは悪くない、仕方ないのかとスッと楽になった。ありがとう、たかこ。
Posted by ブクログ 2016年03月13日
心のヒダというか、琴線を丁寧に描いていると思います。
恋するプロセスってキッカケ(興味)→ワクワク(相手の美化)→ションボリ(自己否定)をグルグル回ると思うんですけど、何歳になっても、ワクワクすることがあると良いですね。
離別し、1人娘は夫について行き、時折会えるくらい。あまり生きがいも感じていなかったっぽい主人公が近所にオープンした居酒屋のマスター?に誘われたり、ラジオで聴いた若いミュージシャンに熱を上げたりしています。
隆子さん、人生を楽しめるようになれば良いのですが。
これもじんわりと時間が流れる作品です。
同年代だけど、色々と違いすぎて共感しにくい。けど、交流がない同年代の中にはいそうだなとは思うし、推しがいるだけで生活とか考え方とか変わるのはよくわかる。
読み返すかちょっとまだ分からないから、読み返したくなったら有料版購入します。
母親と二人暮らしの40代のバツイチ女性が、近所の新しい店を開拓したり若い歌手に夢中になることで人生がいろんな意味で動き始めるおはなしの第一巻。
主人公の片岡たかこはバツイチの45歳。
アパートの大家をしている80代の母親と二人暮らしで隅田川沿いに住んでいる。
川を越えた所にあるオフィス街の食堂...続きを読むで働いているが職場の行き来と依存型で悪気のない自己中の母親の相手に人生疲れきっていた。
夜中家を抜け出して川沿いでお酒を飲んでいた時に怪しいおじさんと遭遇。
一瞬命の危機を感じるが彼は近所の居酒屋の店主だった。
人たらしそうな彼、美馬さんにお店を紹介され行くか迷っているたかこ。
そのまま夜が過ぎていったある日、たまたま聞いていたラジオでパーソナリティをしていた若い歌手の谷在家光一に元気づけられた事がきっかけで色々な事に一歩踏み出してみるたかこだった。
悪気はまったくないだけに母親の言動には本当にイラっときた。
あの人生が澱んでどうにもならない感じにとても共感できた。
Posted by ブクログ 2017年12月23日
登場人物に共感できたら人生のバイブルになり得る一冊。特にたかこの同年代には全力でおすすめします。下手なノンフィクションエッセイや自己啓発本より自己を振り返る切り口になるかもしれません。
学校、仕事、結婚、子育て、介護…人間は短い人生をこんなにも多くの障害に囲まれています。もちろん障害どころか軽々と飛...続きを読むび越えて人生を謳歌している人もいるでしょう。でも、人が生きていく上で他人との係わりは決して切り離せないもので、完全に自分と同じ価値観や思考をもつ他人はいないわけで、摩擦は絶対にどこかで生じてしまうわけです。特に人付き合いの苦手な人にはそれが顕著に現れると思います。
たかこはまさにその、人間関係の摩擦から生き辛さを抱えていた女性です。彼女が変化を恐れず自分と(周囲の人間とも)向き合い変わっていく様には強く心を揺さぶられました。私は老いをネガティブにとらえる世間の風潮はただの思い込みだと思っています。年齢は誰もが等しく重ねていくもので、いずれ自分がたどり着く中年老年の姿をどうして価値がないと貶めることができるでしょうか。人間はいくつからでもやりたいことをはじめられる、若者と同じように明るい未来を描けるのだと、そんな強いメッセージ性を感じずにはいられませんでした。時折1ページぶち抜きで描かれるたかこの表情は上手すぎです、泣くしかねえ。
しかしたかこや一花の考え方が絶対に理解できないタイプの人もいるだろうな~とは思います。捉えかたによっては自己中心的にうつるかも?あとは読者の年齢によって見え方がだいぶ違ってくるだろうなとも。
とはいえこの作品、共感できるできないを差し置いても人物描写がトップクラスに上手いです。絵柄の書き分けを気にする人はよく見かけますが、私は人間性の書き分けのほうがずっと難しいと思うのです。どうしても作者の思考はキャラの思考にトレースされてしまいますから、これだけの登場人物をリアルにキャラ立たせられるのは他人の思考を理解する能力に長けた作者の力量によるものなのだろうなと。
人生に疲れた人、迷っている人、後ろ向きになっている人、どうしようもない気持ちが燻っている人にも、ぜひ一読してもらいたい作品です。とってつけたようですが、好きな音楽アーティストのいる人にもおすすめです
Posted by ブクログ 2014年05月12日
恋愛どころか職場の人とのコミュニケーションもままならない地味系主人公たかこさん45歳!こんな主人公もなかなかいない。肌のたるみ、バサバサの髪、手首や足首の辺りの筋が浮いちゃってるところとか、リアル……。でもロックバンドに萌えて、ものすごく久しぶりに恋する乙女みたいになってるの、本当にかわいい。そうだ...続きを読む!それでいいんだたかこさん!はっちゃけろたかこさん!と俄然応援しちゃう。続きが楽しみ。
Posted by ブクログ 2014年04月26日
序盤、布団に入って泣くシーンでグッときた。
その後のストーリーも生活に沿わせて徐々にという点など、ゆっくりで好み。
キーがラジオというのも素敵だと思う。
独特の淡彩画のような絵柄の作品である。淡々として少しぼんやりしたストーリー展開とよくあっている。ただ導入部がいかにも辛い。最初の何ページかで読むのを止める人がいそうな気がする人がいそうな気がする。最初の部分こそ頑張って、読者を引きつける必要があると思うのだが。後半にかけて俄然話が動き出すので前半が残...続きを読む念。
Posted by ブクログ 2015年08月09日
2015/1~4巻まとめて。読み手の年代や立場で、大きく感想異なる作品。主人公がずっと未婚での独女ではなく、バツイチ子持ちってとこも共感の壁になりそう。絵柄も好みじゃないし、主人公にイラっとするとこもあるけど面白い。
あまり面白いとは思えませんでした。
一見リアルに描いてるっぽいけどその実ちょっと現実離れしてます。
イケメンなおじさんにやたら積極的に話しかけられ、後日偶然その人に再開するという少女漫画のお約束展開があります。
若い女の子が主人公ならいいですが、この話の主人公はオバさんなのでなんか読んでてキツ...続きを読むかったです。