感情タグBEST3
最初から最後まで息をつく暇もない緊張感。サスペンス映画を観ているみたいだった。別の推理漫画で犯人サイドを描いたストーリーがあるが、犯人サイドも見てみたい。犯行時めちゃめちゃ目立つ仮面をつけているし、それ着けて道歩いてるし、刑事の前に堂々と出てくるし、どんなメンタルなんだろう。
猟奇的だが引き込まれて、続きが気になる。
3巻で完結なようなので一気読むにも向いていてよいと思う。しっかりミステリーしている本格派だと思う。
Posted by ブクログ 2013年11月27日
不気味なカエル面の男による連続猟奇殺人!大小様々な「罪」を「私刑」によって裁いていくカエル面の男。果たして彼の目的は?そして、刑事・沢村はこいつを捕まえられるのか!?
本屋で見かけて衝動買いした作品です。衝動買いした中ではかなりの当たり作品。次巻が楽しみです。
数年振りに再読。
小栗旬、田畑智子ら、映画の印象の方が強く残っていて、沢村久志巡査部長やその妻を匿った秋山佳代らが、最初に読んだイメージとは随分と違っていました。
全体としてドロドロと気味の悪い感覚は、まぁ…。
ところで、全国チェーン展開らしきファミレスに喫煙席の設定が有るっていうのも、たった十年...続きを読む程とはいえ時間の経過を感じてしまいます。
Posted by ブクログ 2015年11月26日
小栗くん主演て映画化される、というので、早速読みました。まあ、好きなジャンルではありますし。これ、本当に映画化できるのだろうか。ソウなみにグロいけど。一巻はテンポよいです。
Posted by ブクログ 2015年08月05日
猟奇的な連続殺人事件を描いた作品。次々と発生する事件の真相を主人公の刑事が追っていくストーリー。被害者の遺体をわざわざ被害者の関係者に見せつけたりと、サイコパスっぷりを発揮する犯人。犯人と主人公がニアミスしたり、あと一歩で取り逃がしたりと、スリリングな展開に引き込まれてしまった。
Posted by ブクログ 2014年02月10日
ある刑事の家族が連れ去られて、この謎を解いてみろと言わんばかりにじりじり追い詰められていく。焦燥し現場は血みどろで吐き気を催し、まあなんともいえない暗い空気が満ち満ちる。
何故、ミュージアムというタイトルなのか……。
Posted by ブクログ 2018年08月02日
なにもかもぬるいテンプレサスペンススリラー。何番煎じとかいう話ですらなく、そもそもからの廉価商材。安物ってこと。
原型はあまりにも有名な「セブン」だが、「セブン」にあった重要な要素(主人公の相棒の存在、犯人の芸術観の背景、最後の罠の避けられなさ等)はいくつもオミットされてそのまま。残りを研ぎ澄ます...続きを読むわけでもなく、新たな要素を追加するわけでもない、単なるキャパ不足かアキメクラが原因。塾で習ったことを忠実にやってつくりましたが何か、と言われているみたいな気持ちになった。お利口さんだね。
Posted by ブクログ 2016年12月28日
”アタシ、彼氏なんていませんよ”
この瞬間のゾワっと感は忘れられない。
猟奇殺人を扱っているとはいえ、そんなにグロい表現はない。スピード感があって面白い!
Posted by ブクログ 2016年07月02日
えぐい。後半に向けて緊張状態がずっと続くので一気に読めてしまう。
ただ、少し打ち切りみたいな終わり方をしている。そして後遺症に悩まされるエンディング。すっきりしない。
えぐさならサイコの方がキツいかも。
Posted by ブクログ 2015年07月26日
頭のおかしいカエル男だ~
絵柄がちょっと苦手なのですが、緊張感がありテンポよく進む展開に引き込まれ一気に読んでしまいました。
カバー折り返しの写真はニホンアマガエルっぽいけれど、カエル男のお面や作中に描かれるカエルはアマガエルじゃない。
Posted by ブクログ 2014年09月28日
なかなかグロくてバッド風味な展開に、
『サイコ』のような読み応えを期待…
していたが。
3巻まで一気読みしているので、どうしても
全体的な印象でとして評価は低めに。
1巻だけだと、『亜人』や『アイアムアヒーロー』
くらいに面白くなる可能性もありそうなのに
Posted by ブクログ 2014年05月03日
罪を犯したものを私的に罰する。字面だけでみれば、そこには一種の倒錯が垣間見える。平たく評すれば「そんなのはオカシイ!」ということになる。しかし、その一方で人々のなかにはそれを望む者もいる。
一例をあげよう。ネット上には「バカッター」という言葉も広がるように、“Twitter”は「バカ発見器」とも...続きを読む揶揄される。自身の「犯罪自慢」という「バカ」を“Twitter”上に垂れ流し、それを「発見」したネットユーザーたちによって「炎上」に追い込まれる。その過程で、「バカ」は個人情報を丸裸にされ、場合によっては退学・退社といった社会的な制裁を受けることとなる。まさに「罪を犯したものを私的に罰する」ことになろう。
このような状況に対して、不快感を示す者も少なくないが、一方で「祭り」と称し楽しもうとする一団がいるのも事実である。「人の不幸は蜜の味」「メシウマ」(「他人の不幸で飯が美味い」の略)などの言葉のもとに、「犯罪者」を「不幸」に追い込む。
物語世界でもこの構図を描く作品はいくつもある。中でも一番エンターテイメント性を高めたのは『DEATH NOTE』ではないだろうか。犯罪者を裁く「キラ」によって、罪を犯すことの恐ろしさが世界に広まるのを見て、溜飲を下げた人もいるはずである。
あるいは『予告犯』という漫画は、そのままネット上の「炎上」騒動をモチーフとしており、よりわかりやすく「メシウマ」を描く場面があった。
前置きが長くなったが、『ミュージアム』もまた、罪深き者を「私的する作品」である。この手の作品が好きな人には、本作もまたたまらない一作になるだろう。
『DEATH NOTE』の「キラ」、『予告犯』の「シンブンシ」、そして『ミュージアム』の「蛙男」……。いずれもが、自身の「正義」を掲げて「私刑」を繰り広げる。
【巻数】全3巻
【掲載誌】ヤングマガジン
【連載年】2013年~2014年
Posted by ブクログ 2014年04月24日
猟奇殺人が発生。それが継続して起こり、共通点を探ると主人公刑事の妻も対象になることがわかり、事件に公私巻き込まれていく。
エグイが現実味のない殺人現場表現は気になるトコだが、テンポはよく話は進む。
Posted by ブクログ 2014年04月23日
さまざまの猟奇殺人作品、特に映画に影響を受けている作品だと思います。エグいシーンはありますが、そのシーンひとつひとつに元ネタがありそうなので、全体的にポップな印象。
主人公の後輩を含めたくさんの人が殺されていくのに、主人公とその妻子だけは都合よく助かるのに興醒め。
ハリウッド映画などでよくある、脇役はバタバタ殺されていくのに、主人公とラブラブなヒロインだけ助かってハッピーエンドな雰囲気で終わる3流映画を観てる気分でした。