【感想・ネタバレ】【カラー版】巨流アマゾンを遡れのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2017年08月23日

『地球の歩き方』から依頼された仕事が「高野が歩いた地球」となって企画ともどもお釈迦になった作品。確かに読者を旅に誘うような書き出しを訝しく思ったものだ。辺境を書かせたらぴか一の著者だと思うし、その理由は解説の浅尾氏が余すところなく書かれている。いつの間にか著者のファンとなり、2015年10、11月は...続きを読む著者の本を続けざまに読んできた。積読本もあと数冊ある。引き続き高野の旅を楽しもう。

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Posted by ブクログ 2023年09月09日

高野さんのノンフィクションを読み始めて3冊目。
高野さん的にはどちらかといえば普通の旅行かもしれないが、普通の人が普通に行える旅行ではない。笑
これが元の本ではガイドブックとして出版されていたのが驚いた。元の本ではガイド的なものもつけていたというが、大部分が本書の内容では読み物としては抜群に面白いが...続きを読むガイドブックとしては役に立たないでしょう笑。

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Posted by ブクログ 2019年02月01日

初期の高野秀行氏の面白さが出ています。旅行案内を発注されて何故か旅行記になってしまう辺り、大学卒業の為のフランス語の課題提出を、何故かフランス語のコンゴ文学の和訳で提出し紛糾した末に無事卒業を勝ち取ったエピソードを彷彿とさせます。
顔見るとそんなに押し強そうに見えませんが、やはり知らない国に行ってバ...続きを読むンバン突き進める行動力からすると、相当の粘り腰なんでしょう。
旅行案内なのに麻薬の売人とのやり取りを書いていたりして、全く役に立たない案内本だと思います。でもこれが読み物としては最高に面白いです。後年の「西南シルクロード」のような大冒険ではありませんが、そこはやはり高野氏の筆の力がぐいぐいと魅力を振りまいています。
元々の本は全く売れずに廃番になったようなので、よくぞ文庫化してくれた!と言いたいです。パチパチパチ!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月24日

軽妙な語り口で楽しく読み進められた。
「つくづく旅というのは、何もその人が行った場所の時間的連続性だけではなく、その土地の歴史とその旅行者自身の歴史が縦横無尽に織りなしたものである」「肝心なのは、いかにその土地を自分が通りすぎ、いかに自分の中をその土地が通りすぎていったか」とある通り、行き先で起こる...続きを読む独特な人々との出会いはこの著者でなければ起きなかったことだろうと思う。あとがきにあったが探検のために言葉をマスターしていくとは……自分も見習わなければ。
南米一の大道芸人サッソンの話とピラルクの話が好き。

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Posted by ブクログ 2012年06月11日

高野秀行文庫制覇まであともう少し。
いつも同じことを書くけれど、とにかく、別に旅好きでもないし、冒険なんてとんでもないと思っているわたしでも、高野さんの本はどれもこれもおもしろい。高野さんの文章が好きなんだろうな。

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Posted by ブクログ 2023年11月18日

地名が覚えられず、どこの話だっけとなって苦労した。面白いけど、高野さんの著作の中だと3点くらいかな。

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Posted by ブクログ 2012年04月18日

元々ガイドブック、というか地球の歩き方の別冊だったんですね。高野氏は「通常の交通手段で行ける行程」と力説してますが、行こうとは思いませんね、普通(笑)

他の作品と比べるとキレとパワーに欠ける感は否めませんが、破天荒な行動力の面白さはいつもどおりです。特に逆ルートで回った友人との再会のエピソードは爆...続きを読む笑です。

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Posted by ブクログ 2012年03月20日

同じ旅行記書いてる宮田珠己さんに文体が似てて冷静なかんじですけどおもしろい。
最後のアトガキのあたりもおもしろかったです。
南米は言ったことないけどピラニア定食とかどんなんなんかなぁ。

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