【感想・ネタバレ】十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年12月03日

小説としてのエンターテイメントを求めるのであれば少し退屈かも知れませんが、専門書顔負けの情報量をベースとした本格的な歴史小説。
歴史愛好家であれば絶対に読む価値があると思います。

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購入済み

幕末の官僚制

2017年05月12日

サブタイトルは正確ではなく、家斉の生涯と言うより、家斉の時代を支えた老中等の官僚たちの実態を描く。
田沼意次、松平定信、水野忠成、水野忠邦が骨格で、彼らにまつわる人々な事件を描いて、
当時の幕府の政治の実態を浮かび上がらせる。
特に賄賂政治の権化のような水野忠成の、全く知らない一面が分かって、とても...続きを読む面白い作品です。

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Posted by ブクログ 2018年01月07日

家斉はなぜ在任最長の将軍になれたか?本書から読み解く答えは「健康で楽しく過ごしたから」。田沼、松平の権勢に押されて、やることないから女狂いに走り、気づけばもうけた子供は53人。しかしこれも健康だからこそできたこと。そして家斉を最も支えた老中の大役が子供の将来の世話というから、まるでジョークのような話...続きを読む。それでも贅沢ができ、薩摩・長崎問題で15万両の赤字を出しながらも、徳川最後の黄金期を築けたのは立派としかいいようがない。

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Posted by ブクログ 2012年05月14日

11代将軍・家斉の治世をリアルに描いた作品

家斉とその老中・水野忠成(ただあきら)にスポットが当たった感じだった^^

家斉は時代モノでよく舞台とされる時代の将軍であるため
時代モノ好きな方ならば 面白く読めると思います^^
なかなかこういう切り口で 書いてる作品は少ないと思うので新鮮な感じします...続きを読む
それでいて 歴史書読んでるように堅苦しさはないのが◎

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Posted by ブクログ 2012年05月04日

11代将軍 家斉の治世を通じた政治改革を
開設した経済歴史小説。

大君の通貨含めこの人の小説はおもしろい。

貨幣改鋳などなどね。

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Posted by ブクログ 2011年05月16日

11代将軍徳川家斉と側近の水野忠成の物語。骨子は『将軍たちの金庫番』とほぼ同じですが、こちらは人間関係にスポットがあてられています。『将軍たちの金庫番』の方が、衝撃的だった水野忠成の通貨の改鋳のからくりについて詳しく解説されていて、章立てもしっかりしているので読みやすいです。

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