【感想・ネタバレ】全一冊 小説 直江兼続のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年09月07日

大河ドラマ「天地人」を中途半端に見ていただけだったので、故郷のこの武将について、これまでよく知りませんでした。本書ですっかりファンになりましたよ。上杉謙信から受け継いだ武将としての切れ味と、農業をベースにした国造り。国替えで越後から会津、そして米沢へ移っても、その姿勢は変わりませんでした。秀吉、家康...続きを読むを向こうに回しての立ち回りもかっこいい。越後の英雄の一人ですね。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

650Pの大作.上杉謙信・上杉景勝に仕えた戦国武将.まさに忠君,名参謀.組織論,参謀論としても読むことができる.40歳過ぎて,この手の歴史物がようやく楽しめるになってきた.

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Posted by ブクログ 2013年06月01日

直江兼続という人間の考え方、葛藤、盟主である上杉景勝との関係、上杉家内の対立、友情以上の結びつきを持った石田三成との関係、豊臣秀吉との心理的暗闘、上方勢と非上方勢の違い、会津30万石に減封後の国の切り盛り方法等、とにかく最初から最後まで、直江兼続という人物をよく理解できる話に満ち満ちている。

単な...続きを読むるフィクションでもノンフィクションでもない小説という形式がマッチした稀有な作品。

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Posted by ブクログ 2012年09月01日

夢中で読んだ。

自分の運命を真摯に受け止める人

そして、過去に起こったことにとらわれず

これからをどうするかを考える人

タイムスリップしたような気持で一気に読んだ。

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Posted by ブクログ 2012年06月25日

決戦前の筆に情熱と饒舌とを注ぎ込めば注ぎ込むほど 決戦後の兼続は 目指す処を失い去勢された 尻窄み且つ尻切れな姿に終わりがちである。直江兼続というのは天下規模での話題に事欠かない存在で在りながら 最期まで題材にし尽くすという意味では 寧ろ扱いにくい武将ではなかろうか。結局「直江状」迄が彼の生かと空虚...続きを読むに想わざるを得ない自分だったのだが こうして早くから天下争乱とは一線を画した処で 郷土に根付いた生を志す人として描かれてみると 円く収まり実に爽快 骨太である。

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Posted by ブクログ 2009年12月07日

直江兼続は、これまで「花の慶次」でしか読んだことがなくて、
何となく物足りない、優しくて良い人という印象しかなかった。

けど、この本でその印象が一変!
非常に面白かったです。

同じ二番手として、土方歳三も大好きだけど、
歳三&勇コンビよりも、兼続&景勝コンビのほうが私の理想の主従関係かも。

...続きを読むれまで全然いい印象のなかった石田三成が生き生き描かれてるのも面白い。
後、お船のように、パートナーに本当に心のそこから頼りにされるような女になりたいと思った。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

直江スキーよ、こぞって読むがいい!! 義のために!!
っておすすめしたくなるぐらい大好きです。 主人公愛されすぎた……!!
慶次との初対面が無双であったんじゃね?って思うぐらい無双慶次っぽくて良いです。
あと無口に定評のある景勝さまが人間味溢れてて素敵。 きっとフラン●ースの犬で泣くよこの人(笑)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

面白かった、みんな大好き。
上杉主従大好きになりました、政宗と兼続が仲良しで笑ったww
嫁さんたちが強い(笑)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この小説を読んでいると、自分の住んでいる土地を大事にしなければという感情が出てくる。
己の生まれた土地を考え生きれば、過疎化等々なくなって皆、良い環境で過ごせると思う…そういう想いにさせてくれる本でした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この方の文体というか、人間の描き方がものやわらかでとても好きです。選ばれてあるテーマにまず好感を持てる所為でしょうか。豊臣秀吉、徳川家康、石田三成、伊達政宗等々、多くの世に知られた戦国大名やその家臣が登場して周知の攻防を繰り広げますが、鮮烈さや躍動感よりも、主人公兼続の、ある部分素朴とも言える心理の...続きを読む動きを中心に描き出してあり、要所要所で共感を覚えて物語に引き込まれるようなところがあります。カテゴリとしては歴史小説なのでしょうが、「人とは」「生きるとは」といったことに迷ったような時、ふと捲ってみるといい一作品かもしれません。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

上杉主従萌え入門本(笑)
戦国、上杉家執政・直江兼続が主役です。
ええと…兼続と主の景勝はあれですよね?デキてるんですよね(爆)
景勝公、天然に愛の告白しすぎですから!そんなこといつも言ってると自制の利かない執政殿に襲われますってマジで!(笑)
心の底から全幅の信頼を寄せる景勝様にしばしば感動を覚え...続きを読むる兼続。
そんな夫婦以上の絆な上杉主従や最強お船様を御覧になりたい方は是非!
分厚いですが全体的にサラッと読めます。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

もうすごく楽しかったです!!特にイカの塩辛(笑)wwつか三成が可愛すぎる!!!めっちゃかわいい!!!
って云うか景勝様もかわいい(爆!!いや、兼続もかわいい(ぇ)!!!かっこよかったのはお船さんだけだ(え−)!!!
つか伊達と仲良し(?)なのは新鮮でしたww
最後の田植えの場面はBU●Pの隠しトラッ...続きを読むク、「ワッショイ」を連想させます(笑)ww

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Posted by ブクログ 2017年09月09日

面白かった。
これを歴史小説として評価してはいけません。
直江兼続を生き様を通じたビジネスマン向けの物語。
すなわち、リーダとしてではなく、フォローワーとして何を行うか、どう考えるかを伝えているものと感じました。

童門冬二の「全一冊 小説 上杉鷹山」はリーダとしてのメッセージを、これはフォローワー...続きを読むとしてのメッセージを感じます。

本書では、ところどころで、現代での解説が入ったり、話が脱線したりで、ある意味わかりやすく、読みやすい物語となっています。なので、この小説を通して、関が原前後、戦国の動乱期の歴史を理解することができます。
歴史初心者にはぴったり(笑)
兼続と景勝の主従関係や、豊臣秀吉や三成との関係など、いろいろ勉強になりました。
また、兼続の奥さんであるお船との掛け合いも面白いところ。とてもできた奥さんです。
さらに、本書の副題でもある「北の王国」への野望。
戦国の動乱期を上杉家が何を思い、どう動いてきたのかがわかります。

さて、本書で語られている兼続のエピソードで、一番のメッセージは「過去を振り返らない」ということ。
なぜこうなったかを考えるのではなく、この状況をどうやって突破するか。
これは、やはり現在のビジネスマンにも必須なメッセージと思います。
しかしながら、過去も振り返らないと失敗を繰り返してしまうので、そういうところは要注意(笑)

ということで、本書はお勧め
特に新潟県人には必読の書といえるでしょう!

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Posted by ブクログ 2013年08月12日

直江兼続が主人公の歴史小説。童門冬二の本はちょこちょこ見るけど、この本も彼の良さとゆうか、暖かさと人の生き方の美しさみたいなもんが見えてくる。ただ主人公がよく扱われ過ぎな気がす。

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Posted by ブクログ 2013年03月14日

なかなか面白かった。
名前は聴いた事あるけれど、実際にどんな人だったのか知らなかったので勉強になりました。
兼続も、お船も、景勝もステキ過ぎます。そして石田三成もあまりいいイメージがなかったのですが見直しました。
それにしても戦国時代、強烈にカリスマ性をもった人達の多い事。
今の時代だったら、誰に当...続きを読むてはまるのだろう…いないか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年09月21日

秀吉から上杉景勝以上に認められていた男。実はそれは三成への風当たりを弱めるための秀吉の策略でもあった、という設定なのだが、とにかく非常に美化された小説だった。
上杉は、相手が攻めてくるのであれば戦ったが、退く相手に対しては大義がないため追わなかった、これが関ヶ原の合戦の勝敗を決めた一要因であった。で...続きを読むも、上杉家の、土地の人を守るために戦うという姿勢には共感できた。

・相手になかなかの人物と思われようとした、でもそれは邪心。
・会議に出たときには、自分に関係なくても、俺ならこう答えるという自分の意見をまとめている

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Posted by ブクログ 2011年06月16日

戦国時代が好きじゃなかった私が戦国時代を好きになるきっかけになった本です。

兼続のどうしてこうなったのかを考えるのではなく、これからどうするかを考えるという言葉が戦国という時代に反映した考えだなと思いました。

この本はどちらかというと戦の話が中心というよりも兼続と景勝の豊臣秀吉も必死になって引き...続きを読む裂こうとしても引き裂けなかった主従関係やお船との補い合った夫婦関係など、どちらかというと人物関係を重視している感じがします。

兼続とは関係ありませんが、作品を通して山上宗二の惨殺など、自分の豊臣秀吉像ががらりと変わりました。

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Posted by ブクログ 2009年11月03日

兼続にはデレる景勝さま。
無口だけど、兼続には冗談も言っちゃうお茶目さも。
兼続に対して好意的な政宗が見られるのは「北の王国」だけ!w

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

なんか色々とツッコミどころが満載の直江本。

・お船との関係が男前すぎる(色んな意味で)
やたらとえろい。この二人は。下世話な話をしておきながら要所は押さえている。
頭の回転がよすぎる夫婦です。

・この景勝様は表情豊かな気がする。

・三成が一途すぎる(笑)
越水の会見がすごい。義兄弟の契りを交わ...続きを読むす二人。
しかし三成が一途。初恋か(笑)
どれだけ一直線かというと…秀吉が衆道だと思い込むくらい一途です。

・心のなかで謙信に問いかける直江
しかも答えが返ってくる。・…この直江はエスパーなのか電波なのか

・おしの出張りすぎじゃね?

・直江状の現代語訳には吹いた
「まったく笑っちゃいますよ」
…こっちが笑っちゃいますよ。
でもちょくちょく現れる「今で言うと〜」みたいな解説は好きです。「あー、あるある」みたいな。

読み進めるにつれてよかったなー。
やっぱり関ヶ原前の景勝さまの決断は男前!!
あとラストの百姓たちと一緒になって田に入って仕事する直江とか想像しただけで和む。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

直江兼続について書かれています。
読みやすく、文庫版も出ましたので比較的とりつきやすいです。
兼続の人格はとてもりりしく書かれています!
文庫版の表紙がいただけないので★は四つです(笑)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

三成の盟友、上杉景勝の参謀、軍師。
軍師というより、外交官、政治顧問的な武将だった。
思慮深いナンバー2の魅力あり。

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Posted by ブクログ 2011年05月09日

4087470873 676p 2001・12・8 7刷
名補佐役ぶりや主人の景勝との無言の会話にすばらしい主従関係が見える 石田三成や前田慶次郎と友好を結んだり秀吉には好かれる?警戒される?とか妻のお船やおしのとのやりとりもいいと思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

杉謙信、景勝の二代にわたって仕え、陪臣でありがら太閤秀吉に三十万石を与えられ、徳川家康に恐れられた男・直江兼続。
兄弟同然に育った主君・景勝と主従を越えた信頼関係を築き、参謀としてその名を全国にまで広げた兼続。石田三成と義兄弟の契りを交わし、関ヶ原の戦いで家康に悠然と歯向かった兼続主従のその後の運命...続きを読むは――・・・

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

直江兼続を知ろうと思い、買った小説なのですが、読み応えのある作品です。兼続だけではなく、謙信や景勝との主従関係が知ることが出来るのではないでしょうか。

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Posted by ブクログ 2010年07月28日

良くも悪くも歴史小説。大河を見る前に読んでおきたかった、というのが実感です。
テレビで伝わりきらなかった直江兼続の人となりがよくわかり、またドラマでは描けないその時代ならではの話もよく伝わりました。
まぁそれでもいろいろ美化されてる気もしますが・・・

もうちょっと歴史上では地味なところ(徳川幕府後...続きを読む)の話も読みたかったかな、と思います。

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Posted by ブクログ 2009年12月15日

兼続に「褒美じゃ」と言って、着物の裾をまくるお船がエロい。
一般に義を重んじた智将と呼ばれているが、実は内政・外交戦略共に現実主義に則った参謀であったという姿が描かれている。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

私の大好きな人物の一人ですね。
おそらく戦国史上No.1の参謀でしょう。
自分の信念と主君の信念とをうまく融合させ、
一途に生き抜いた姿を感じて欲しい。

おそらく一生をかけてトップは向かない私は直江兼続の様な2番手になりたいと思っているのよ。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

直江・・・おぬしも悪よの

奥さん以外に手を出して!
ラストくらいはお船さんを立ててあげよーよ

童門ワールド全開です
戦略家としての一面よりも、景勝との「美しい」主従関係を
描いた作品
当時の秀吉の戦略がわかる気がした・・・こんな見方もあるのか
さすが、作家の方の発想は侮れないなぁ

脱帽

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

面白いのだけど…なんだか小骨が突っかかる感じ?

上杉主従のとのやり取り、伊達政宗にも一目を置かれていて、
石田三成との関係も読んでいてとても微笑ましくまりました。
女性たちとの関係も生き生きとしていて、人間同士の繋がり
を見る点では面白かったですvv

ただ歴史だけを沿うのではなく直江兼継を取り巻...続きを読むく環境に視
点があるのは良いのですが…長過ぎるというか、面白いのだ
けど速読できるかというとマンネリ化してしまいそうな…。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

景勝と兼続の主従の絶対的な信頼関係と自分の中の謙信公と交信する兼続が印象深い小説でした。三成と義兄弟の契りを交わすシーンはじっくり目だったのに比べ、関ヶ原後の兼続の心中が物足りなかったです。そこら辺を小説としてもっと読みたかったです。

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