【感想・ネタバレ】富士覚醒のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2016年10月26日

富士山が噴火する。そこまでの様々な立場の人たちの思惑が面白い。古代の日本と神話の話は事実?いざ噴火した場面でも、スピード感あり、とてもスリリングだった。

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Posted by ブクログ 2012年03月06日

自然科学シミュレーション小説としては最高傑作だった。考古学の謎を火山の噴火の歴史に結び付けた話の展開は、論理的で推測の域を出ないものの納得のいくものだった。知的興奮の味わえる一作だった。

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Posted by ブクログ 2016年05月06日

石黒耀の自然災害サバイバルシリーズ。
富士山麓の御殿場で古から富士山の言い伝えを守る神社に住む親子が主人公。
不老不死の伝説などが絡みながら進んでいく、ちょっとファンタジックな面もあります。

本作は続編が出ているそうです。
子供たちが大きくなり成長した姿が描かれるのかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年06月14日

≪あらすじ≫
富士山の麓で中国の『徐福』の棺を発見する
富士山が噴火して御殿場市に火砕流が襲う
噴火の中から主人公の男女を救出して終了
後編へつづく、、、らしい、、、

≪感想≫
全体の半分以上が富士山にまつわる歴史とそれに絡めた神話と仮説だった。
加えて、徐福の発見はフィクションながら、徐福と富士...続きを読むの接点とかの妄想まで入っていたので
富士山の爆発とそれに関する話が1/3くらいだと思う。
過去作と比べると、本筋の内容が薄かったので残念。

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Posted by ブクログ 2017年03月22日

パニック、シュミレーション小説かと思いきや、
富士信仰、日本古代神話まで出てきて、私としてはかなりウハウハしました。
徐福伝説なんてもう本当に堪らない。

日本一の山ですもの。
沢山の逸話が無い方がおかしいですね。

想像していたものとは違ったけれど、私はこれで大満足!

記念すべき登録数千冊目の本...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年12月29日

富士山噴火をシミュレーションしたパニック小説。

「死都日本」「震災列島」に続き緻密な取材、研究、予測に基づいた内容で、富士山が噴火する可能性や噴火したらどうなるかという部分は相変わらず引き込まれる。

今回は半分以上が火山神伝説や、宮下文書、古代史の蘊蓄などに割かれており、冗長で退屈な部分が多かっ...続きを読むたのが残念。

火山パニックを描いた物なら「死都日本」の方が圧倒的と言っていい程面白かった。

ただ、文庫化されて追加された「あとがき」、福島原発についての話なのだが、災害についてよく知っている作者の言葉であるからこそ考えさせられる。

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Posted by ブクログ 2014年11月03日

それは、そこにある近い未来の話かもしれない。
富士山が噴火し、大火砕流が御殿場を直撃。
日本は東西に分断される。
その時、本書にあるように避難が成功することを、心から祈りたい。

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Posted by ブクログ 2012年06月03日

『死都日本』『震災列島』に続く、日本が舞台のディザスターノベル第三弾。

3.11の東日本大震災後に文庫本として出たので、巻末の「解説」、「著者あとがき」共に、東日本大震災に言及しています。特に、「著者あとがき」では、『死都日本』で使用済核燃料貯蔵プールの危険性に付いて記した点について言及し、福島第...続きを読む一原発事故を「素人でも予測できるレベルの原発事故」と糾弾しています。確かに、『死都日本』を読んだときは、そのプロットが東日本大震災に似ていて、驚きました。

さて、このシリーズも第三弾となり、著者も慣れてきたのでしょうか? 前二作はどちらかと言うと、想定される事態を小説として頑張って纏めたという感じで、エンターテイメント性が足りなかった印象がありますが、本書では、前二作よりはエンターテイメント性にも配慮した内容という印象を受けました。

それにしても、これら三作品は、小説という形態を取ることで、災害に対する一般啓蒙書としてはかなり高いレベルのあるのではないかと思いました。まぁ、小説なので、最悪の事態を若干煽った所もあるのではないかと思いますが、それにしても、荒唐無稽の内容ではないので、一読に値すると思います。九州、愛知、静岡と舞台が徐々に東に移ってきています。と言う事は、もし次がるとしたら、首都圏が舞台なんですかね?

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