【感想・ネタバレ】十七歳で考えたことのレビュー

三田誠広

[ブクログ · ★★★★☆]

この本を購入したのは、大学1年生の時
年は、著者が描いた世代と同じくらいだったのではないかと思う。

著者の自伝的エッセイ

高校生時代に、1年、東京拒否をした経験を持つ著者、
当時を振り返りながら、その時の、想い、感情、状況、孤独とやりきれなさを書き下ろした1冊

自分の高校生時代を思い出しながら、考えながら読んだ1冊

[ブクログ · ★★★★☆]

読み始めてすぐに、良書であることを知る。
感触というか直感というか、どんどんはまる感じがびしばし。
こういう本と出会うのは久しぶりです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

著者は17歳のころ、高校を一年間休学し、処女作を書き上げた。その頃どっぷりと浸かった読書生活の中で得たものについて、非常に読みやすく書き綴っている。それはタイトルと同じ年頃の読者を想定してのことか。
パスカル、キルケゴール、イエス・キリスト、釈迦といった思想的なものから、ドストエフスキー、梶井基次郎、埴谷雄高の物語へ。