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Posted by ブクログ 2021年09月12日
どんな投資も投機と言い、必勝法などない。儲けるためには、人から教えてもらうのではなく、自分の頭で考える。自分自身との戦い。それを教えてくれる本。
自らの欲望と、取るリスクのバランス。リスクを取るときに発生する様々なバイアスと格闘しながら金を増やさなければならない。どれだけ力を尽くしても勝てない時は勝...続きを読むてない。一方で地合いがよければ何を買っても勝てる。ある意味、幸運というものをより強く掴むための行動が日々問われているのかもしれない。
一部ご紹介します。
・人生において利益(富や名声)を増やすためには、リスクを取らなければならない。
地球上のいかなる生物も、この非情な法則から逃げることは許されない。
毛虫が蝶に成長するためには、鳥たちがいる場所にも危険を承知で出かけなければならないのが現実なのだ。
・給与だけで考えるな。給...続きを読む与では決して金持ちにはなれない。
だから多くの人が給与をもらって貧しくなるのだ。
自分のために、何か他の物(投資)を持たなければならない。
・心配は、人生の最大の喜びと切り離すことができない。
傷つくことを恐れていては、恋に落ちることはない。
・金持ちになるまでは集中投資。金持ちになったら分散投資。
・一部の投資家は、逆指値注文を行うことで、事前に小さな損失に備えている。
・すべての経済指標は、人間の行動による相互作用の結果であり、人々が生き残りと生活向上を求めて、絶え間なく努力している結果なのだ。
これらの経済指標が、人々の感情をかきたてる最終結果として、相場は成り立っている。
未来を完全に予想することはできない。全ての予想は「予想外の出来事」が起こるリスクにさらされているのだ。
・人生は思い通りにならない。大人は皆そのことを知っている。
しかし、われわれはチャートを凝視している時、それを忘れてしまいがちだ。
・モノに愛着を感じてはいけない。愛着は人だけに感じるものだ。
モノに愛着を持つと、必要が生じたときに素早く行動する機動力が低下する。
・直感は証明できるのであれば信頼できる。
その直感を証明できるほど、十分に勉強してきたか、常にフォローしてきたか、周辺知識を含めた多くのことをちゃんとわかっているのかを自問することだ。
・神はあなたの身の安全に関心を持っていても、あなたの銀行口座には関心を持っていない。
・自分が見ることのできない将来の計画や契約などするものではない。
それよりも、何かが実際に起こったときに反応すべきだ。
必要な長期資産計画は一つだけだ。それは、金持ちになろうという意志だけである。
Posted by ブクログ 2020年05月18日
投機をするのに大切なことが書かれています。
具体的な手法などではなく、取り組む姿勢といった感じなので、古い本ですが普遍的で今読んでも充分に役立ちます。
強欲になりすぎない、損切をしっかりする、他人の意見に流されないなど、よく言われていることだけど難しい内容です。
時々読み返して点検したいと思い...続きを読むます。
Posted by ブクログ 2018年03月31日
株式、債券、FXなど投資・投機の種類を問わず、
初級者、中級者、上級者を問わず、お薦めできる本。
投資か投機か、という議論が時々話題になるが、
すべからく投機であると断言しているこの書は読んでいて心地がよい。
読んでいて違和感を覚える部分もあるが、
それを加味しても星五つを躊躇なく付けられる良書。...続きを読むおすすめ。
Posted by ブクログ 2011年11月06日
■リスクについて
→心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら、十分なリスクを取っていないということだ
◆いつも意味のある勝負に出ること
◆分散投資の誘惑に負けないこと
・利益と損失が互いに相殺し合う状況を作る。
■強欲について
→常に早すぎるほど早く利食え
◆あ...続きを読むらかじめどれだけの利益が欲しいのかを決めておけ。そして、それを手に入れたら投機から手を引くのだ
・早めにやめるという決断が間違いだったとしても、長い目で見れば、自分の強欲をコントロールすることは、より大きな儲けにつながる。
・一連の出来事がピークに達する前に現金化する必要がある。ピークがわからないなら、ピークがまだ先だと考えるのではなく、近いと考えなければいけない。利益を確定して、立ち去るのだ。
■希望について
→船が沈み始めたら祈るな。飛び込め
◆小さな損失は人生の現実として甘んじて受けよ。大きな利益を待つ間には、何度かそういう経験をすると考えろ
・「勝者になれたのは、どうやれば負けるかを学んだからだ」
・「勝負から手を引くときを知ることだ」
・「下落しつつある投資対象に捕まることは、世の中で最悪の痛みだ」
・沈み始めたら飛び込め。船が半分水に浸かるまで待ってはいけない。
・大切なのは、早い段階で損切りすることだ。小さな損失を出すことで、自らを大きな損失から守ることができる。
■予測について
→人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない
・成功する投機家は、おそらく起こるであろうことについて行動したりせず、その代わり、起こったことに反応する。
■パターンについて
→カオスは、それが整然と見え始めない限り危険ではない
・誰もが公式を探しているが、残念ながら、そんなものは存在しない。真実は、お金の世界にはパターンがなく、無秩序で混沌としているということだ。
・存在しない原因と結果の関係を知覚してしまうのは、合理的な心を持つ人間の特徴。人間の心は秩序を求める。二つあるいはそれ以上の出来事が接近して起こるとき、われわれは、それらの出来事が関連している方が心地よいので、複雑な偶然の関係を組み立てようとする。
・秩序が存在しないところに秩序を見つけるな。
■直観について
→直観は説明できるのであれば信頼できる
◆直観と希望を混同するな
■楽観と悲観について
→楽観は最高を期待することを意味し、自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない
■執着について
→もし最初にうまくいかなければ、忘れろ
◆難平買いで悪い投資を何とかしようとするな
■計画について
→長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ
◆長期投資を避けよ
・長期計画はあなたの邪魔をするだけだろう。その代わり、フットワークを軽くしておくべきだ。将来の、知ることができない出来事に対処するために、出来事が実際に姿を現したときに対処するのだ。
Posted by ブクログ 2015年06月25日
カリスマトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏も、「一度読んだら絶対に薦めたくなる」と絶賛する投資のバイブルのひとつです。投資をこれから考えている人や実際に投資をしている人はぜひ読んでほしいです。
この本は昔読んでいましてね。投資における「心理」をつまびらかにした有名な本の一つらしく、今でも時々何回か...続きを読むは年に読み返しています。そのたびに新しい発見がありますね。この本の中に僕が尊敬する伝説の投機家、ジェシー・リバモアのことが結構ひきあいに出てきます。『スイスの小鬼』の一人として非公式の投資クラブのメンバーだった著者の父親とジェシー・リバモアは同時代にウォール街でしのぎを削っていたらしく、作中でリバモアの投機法に触れては
『あの男は狂っている』
と幾度となく口にしていたのだそうです。
この本と並行して僕はリバモアに関する本そして、リバモア自身が書いた本が最近復刊されたので、主だったものををいくつか読んだことがありますが、なるほどね…この本の作者の父親はこのことを言いたかったのか。という感想を持たずにはいられませんでした。
投資をしよう。もうやっている。もしくは勝ち、負けた。どの方にも薦めの本です。読んで損はないと思います。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
リスクに対する心構えが解る本。
一読することを強くお勧めします。
失うことを恐れなくなれば得るものも
大きくなっていく、示唆に富んだ内容だと思います。
行間を読んでいきましょう。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
恐らく今まで読んだ投機関連の本の中で最高の一冊。投機の際の心構えが12の公理で示されている。どれも非常に示唆に富んだ素晴らしいもの。是非、おすすめしたい一冊です。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
様々な投資本を読むにつれて、どんどんディフェンシブになっていく自分の投資法に一石を投じられた本。何年経っても色あせない投資に関する本だと思う。中でも”意味のある投資をしろ”というフレーズが印象的だった。
Posted by ブクログ 2022年05月15日
12の公理の中で、共感できない部分もあるけど定期的に読み返したいと思える良書です。特に他の投資関連の本とは違う考え方が学べたのが良かったです。
Posted by ブクログ 2022年03月25日
株式投資に関する名著の一つ。
自分が「投機家」であることをみとめて、
明日どうなるかわからない市場に対して、
変化の予想を重要視するのに時間をかけるのではなく、
起こった事実をもとにして素早く反応すべ氏、と言うことが書いてある。
長期投資やドルコストなので、見たくなくて目をおおっている部分にしっ...続きを読むかり目を向けていくことが大切。
Posted by ブクログ 2021年07月23日
長期投資を過信しすぎず(最近そういう流行りがあるし)定期的に見直すことが大事。
過信をしない、根を下ろしすぎない。大多数の意見を盲信しない、パターンを見出そうとしない、執着しすぎない、予測しようとしすぎない。楽観視しすぎない=自信ではない。
Posted by ブクログ 2021年04月23日
人生はすべてギャンブルである。ほとんどの人はどうしたら賭けをしないで済むかを考えて人生を過ごす。しかし一部の群衆に埋没したくない人は反対の道を選ぶ。
リスクに立ち向かう哲学を持つ。法則ではない。
第一の公理
リスクを取る=心配から解放されることはない。解放されるなら貧乏なまま。
副公理Ⅰ=いつも...続きを読む意味のある勝負をする。過少なリスクは勝負したことにならない。
副公理Ⅱ=分散投資しない。分散投資は副公理Ⅰに反する。
第二の公理
常に早すぎるほど早く利食え。勝利はいつ終わるかわからない。強欲に支配されない。
副公理Ⅲ=あらかじめ利益を決めておく。投機はマラソンと同じ。終わりがくるもの、ゴールを延ばさない。
第三の公理
船が沈み始めたら海に飛び込む。プロは、有利になるように祈らない。不利な場合にどのように自分を救うかを考える。損切りした後高騰することはあるが、めったにはない。金額を失うことの苦痛になれる。自分が間違ったことは認める。誰でも間違いはある。
第四の公理
予測しない。ノストラダムスの大予言は、どうにでも解釈できることが書いてあるだけ。誰の予測も当たらない。予言は無視する。
第五の公理
カオスの中にパターンはない。秩序は存在しない。パターンは儚い泡のようなもの。
高値を買うのも、安値を買うのも、どちらも正しくどちらも正しくない。幸運であれば儲かる。
副公理Ⅴ=歴史は繰り返す、ことはない。
副公理Ⅵ=チャーチストは幻想。
副公理Ⅶ=相場と因果関係があるものはない。人間は秩序が好き。カオスを見るのは不快。
副公理Ⅷ=ギャンブラーの誤謬=今日はついている、はない。
第六の公理
根を下ろさない。機動力を失わない。
副公理Ⅸ=忠誠心、ノスタルジーは捨てる。
副公理Ⅹ=より魅力的なものが見えたら、すぐ乗り換える。乗り換えて後悔する可能性もあるが、何をする場合でも同じように後悔する可能性はある。
第七の公理
直観は説明できるのであれば信頼できる。直観は役に立つ。
副公理Ⅺ=直観と希望を混同しないこと。起こってほしいことが起きる、という直観は懐疑的になれ。いつもの倍警戒すること。直観は見極めることが大事。
第八の公理
神の計画にはお金のことは含まれない。祈ってもお金持ちにはなれない。リバモアでさえオカルトを信じた。パターンに従うことはばかげている。
副公理Ⅻ=占星術師は金持ちではない。
副公理13=迷信を適当なところに置くこと。頼らなければ楽しめる。
第九の公理
楽観は期待すること、自信は最悪に対処できる術を知っていること。期待に運命を預けない。
楽観は催眠と同じ、魅力的である。
第十の公理
大多数の意見はおそらく間違っている。デカルトの秘訣は、他人の意見を無視すること。
副公理14=流行は追わない。誰も見向きもしないときが最高の時。
第十一の公理
最初にうまくいかなければ忘れる。執着しない。
副公理15=難平買いで何とかしようとは考えないこと。船が沈み始めたら飛び込め、と同じ。
第十二の公理
長期計画には決して重きを置かない。アリとキリギリスではアリのほうがひどい目に合う。身軽なキリギリスが生き残る。長期計画は裏切られる。
副公理16=長期投資を避けよ。明日もわからぬのに10年20年先はもっとわからない。長期投資の魅力は、苦痛を伴う決断を頻繁に下さなくてよいということ。
Posted by ブクログ 2021年03月05日
各方面オススメしたい本。投資の本としても、行動心理学としても、一部物語としても?楽しめるような内容。株を基に色々な出来事を交えて綴られているけれど、人間の心理ってそうだよねー、、、難しいよなぁと思うところが多かった。例えば、他人を信じるな、たまたま当たっただけだ、とか、チャートのパターンは幻想、みた...続きを読むいな話とか。オカルト、宗教にまで言及していた。また時間をあけて読んでみても面白いかもしれない。
Posted by ブクログ 2020年06月11日
正直戸惑っている。
長期投資するな。分散投資するな。
投資ではなく投機をしろ。直感を信じろ。
などなど。
今までどれだけ物事の片面しか見ていなかったか、よく分かった。
お金だけでなく人生にも通じる良書。
Posted by ブクログ 2020年05月16日
お金持ちになるには、リスクをとることが必要。
リスクをとって投機を行う上での判断基準(公理)を具体的に述べている。
株価の上下は予測できるものではないから、公理に基づいた行動が必要となる。
「中級階級から脱したい。お金持ちになりたい。」
という願望を持った人向けの投機の教科書。
Posted by ブクログ 2020年01月06日
-投機を始める前に、投機を始めた後に-
非常に参考になる話が多かった。今回大きく損してしまったので、しばらく投資の再開はできないが、再開時には今一度読みたい一冊。投機を行う上での持ち合わせておくべきメンタルやスタンス、考え方や知恵が詰まっている。
投資と投機は違うのだ、というメンタリティは誰もが...続きを読む持ち合わせていると思うが、その区分に意味はないという指摘がとても印象的であった。
Posted by ブクログ 2018年10月23日
ギャンブルの公理について書いてある。とても納得できるので株を始めるときにはもう一度読み返してみようと思う。ただし、これらの公理を守りつつ、まともな感覚(すでにまともではないかもしれないが?)を覚醒させ続けるのは相当難儀だと思う。
Posted by ブクログ 2018年10月20日
"投資家心理の心得的な本。
1.リスクについて
リスクをとるべき。分散投資を否定
2.強欲について
運を乱用するな。ピーク前に利食え
3.希望について
損を納得して受け入れること。損を取り返すために株を持ち続けて塩漬けする前に売れ
4.予測について
予測に基づく投資はするな。現実に...続きを読む起こった事象へ素早く対応すること
5.パターンについて
カオスにパターンを求めるな。うまくいったことが繰り返される保証はない
6.機動力について
常に身軽に動け
7.直感について
直感を信じすぎても無視しすぎてもいけない
8.宗教とオカルトについて
投機とオカルト、超常現象が組み合わさるとうまくいかない
9.楽観と悲観について
楽観主義は投機家の敵。
10.コンセンサスについて
自ら考えろ。コンセンサスに沿った(あるいは反した)投機はするな。
11.執着について
こだわりの気持ちで投資を追いかけてはいけない
12.計画について
将来計画は無益。長期契約や長期投資に根をおろしてはいけない。"
Posted by ブクログ 2023年10月14日
定理が並列に書いてあるため、あまり入ってこなかったが
ひとつひとつはわからなくもないが、結局はメンタルな感じがした。
戦略についてはわかりにくかった。時が経てばわかるかもしれない
Posted by ブクログ 2022年06月14日
私自身ずっと日本の金融関係で働いているが、日本で言われている投資法をほとんど否定?している様な内容でハッとした。
職場の外国人上司は、日本と海外で投資に対する考え方や方法が違うので大変だと言っていたが、確かに投資に回っている資金が少ない日本とはかなり違うのかもと思った。
全てを鵜呑みにしても何もでき...続きを読むない気がしたが、世論や王道のルールにだけとらわれることにも注意しなければと、本書を読んで初めて思った。
投資をする人間は、一度読んでみて損はないと思う。
Posted by ブクログ 2021年09月02日
投資(主に株式投資)のコツについて
真偽不明のエピソードを交えて説明する本。
言ってることはそれっぽい。
コツ(公理)は全部で12こ
1.リスクを取らなければ儲からない。
2.目標額まで行ったらたら利確しろ。
3.ちゃんとロスカットしろ
4.アナリストを信じるな。
5.相場変動にパターンなんてな...続きを読むい。
6.投資対象に感情移入すな。
7.直感は検証しろ。
8.オカルトや占い師を信じるな。
9.楽観的になるな。
10.多数派に流されるな。
11.投資対象に固執すな。
12.未来の計画なんて立てられない。
こんな感じです。
株式投資したくなった。
Posted by ブクログ 2021年06月29日
投機も投資も同じ。
予めどれだけの利益が欲しいのか決めておけ。そしてそれを手に入れたら投機から手を引くのだ。
占星術が当たるなら占星術師は金持ちだろう。
迷信を追い払う必要はない。
適当なところに置くところおくことができれば楽しめる。
楽観は最高を期待することを意味し、
自信は最悪に対処する術...続きを読むを知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない。
Posted by ブクログ 2020年01月25日
心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら十分なリスクをとっていないということだ。
分散投資の誘惑に負けないこと
常に早すぎるほど早く利食え
ゴールを決めておく
船が沈み始めたら祈るな、飛び込め
人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかる人を信じではいけない
カオスは...続きを読む、それが整然と見えな始めない限り危険ではない
歴史家の罠に気を付けろ
根をおろしてはいけない。それは動きを遅らせる。
楽観は最高を期待することを意味し、自身は最悪に対処する術を知っていることを意味する。
大多数の意見は無視しろ。
長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きをおこないことが重要だ。
Posted by ブクログ 2019年07月12日
ファスト&スローや、行動経済学に関する書籍を読んだことある人からすると、既知の内容ばかりでしょう。
しかし本書では、投資銘柄の売却や乗換える際の基準例、心得となる具体的なとこを語ってくれています。
そこがまさに『公理』と題しているとこでしょう。
本書を読む上で注意すべきは、全ての公理が万人向けでは...続きを読むないこと。具体的な部分を申し上げると『分散投資は不要』や『長期投資はするな』等、
インベストメントの考えを否定されています。しかしその否定している内容も『全否定』ではなく、ある目的と観点をもった場合●●は不要である。
というエクスキューズ付きだということです。つまり、投資初心者が本書から読み出すと、偏った投資の一面だけを知ることになるでしょう。
まぁその対極して『ウォール街のランダムウォーカー』や『敗者のゲーム』が存在するので、己の見識を広げるためにも、本書を一読されてみてはいかがでしょうか?
Posted by ブクログ 2013年04月22日
著書では投資ではなく投機として書いてありますので
今回は投機として書かせて頂きます。
著書は投資指南本ではなく投機の心構えという感じの本でした。
自分の投機をしているので良く分かるのですが
投機で最も難しいのは自分自身をコントロールする事です。
これは本当に至難の業ですね。
所有している...続きを読む株の株価が上昇している時は、もっと上がるんじゃないか。
逆に株価が下落している時は、もう少し待てば株価は回復するんじゃないか。
前にこのパターンで利益を上げたから今回もいけるんじゃないか。
TVで証券アナリストの評価が低かったから。
などなど色々な要素(主に期待感や成功体験やプロの予測や根の葉もない情報)が
加味されてしまい自分の判断に霧をかけてしまいます。
そこで著書には投機家としての心構え
そして忘れてはいけない基本的なルールが書かれています。
この本を読んで、弱い自分に何とか打ち勝ち
正しい判断が出来るように常に心がけていたいです。
ぜひ投機をしている人もこれから投機を検討している人も
著書を自分の鏡として投機を楽しんでもらいたいです。