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Posted by ブクログ 2014年07月12日
表と裏で違う視点から描いているのは面白いと思ったが、信長のイメージがちょっと不満かな!実際の信長はどのような人だったかはわからないが、少なくともフィクションの中では、神のごとく偉大なものであってほしい。そんな神になろうとした男の物語である。
Posted by ブクログ 2020年07月21日
信長に夢中!
このあと、黒田官兵衛からの視点で見る信長ストーリー天主信長の裏を読みます!
信長の忍びで知識の下地ができてたので、歴史追い易かったー!
全く歴史ダメダメのわたしでも、信長がのさばってくるまでの過程を楽しめました!
信長の忍びではまだ本願寺とやり合ってるとこで、この本では殺される...続きを読むまでを描いてるから、ラストのイケイケ信長の感じ!これが世間で言われる信長の冷酷さなのか!!!!と、改めて思った。
そうか、信長って人に裏切られ続けて信じられなくなってしまわれたのね。
と。
にしてもすごい男だ。信長。
すごいね。髭の伸ばし方もね。粋よねぇ。
Posted by ブクログ 2018年02月22日
信長の宗教や天皇家に対する考え方にはそれなりに説得力があった。最後は自分の想像を超えた展開だったのでワクワクして読む事が出来た。文庫書き下ろしの「裏」も続けて読みたいと思います。
Posted by ブクログ 2015年04月04日
全1巻。
だけど、別視点の
「天主信長〈裏〉 天を望むなかれ」とセット。
うむ。
本能寺の変の解釈は新しく、
少し強引な箇所はあるものの
それなりの説得力を持ち、
目から鱗だった。
ちょっとおおってなった。
おもしろい。
問題は、〈裏〉 を発表しちゃった事。
〈表〉は織田側視点で竹中半兵衛がメ...続きを読むイン、
〈裏〉は黒田勘兵衛視点。
出版としては〈表〉 の別視点ですよって
セット感を押し出しているが、
前後関係が変わっちゃってたり、
想いや動機が変わっていたり、
視点が変わって見えてくる新たな真実とかじゃなくて
単純に別の物語にしあがってる。
基本は同じ物語なのに。
A案B案どっちが良い?ってだけ。
著者のあとがきでは、
捨てるに忍びなかった別案を、
文庫化にあたって〈裏〉 として出したとある。
ただの別視点じゃなくて、
読者が2度楽しめるように別の物語としたと。
しかし、別の物語と言えるほど違わず、
中途半端な調整レベルで、混乱しか起きない。
読者のための調整ではなく、
著者自身のための調整の結果だと思う。
上田先生は割とこうだよねって感じ。
設定とか凄く面白くて、
物語に引き込む力も強いのに、
ツメが甘い感じ。
そんなのいいから物語の核心である
上田版本能寺の真実について、
もっと深く掘り下げてほしかった。
〈表〉も〈裏〉も勘兵衛の動機付けが甘い。
あと信長の最期も。
やっぱり本気の伝奇ってより、
時代文庫が向いてる人なのかなあと思った。
ファンだけど。
Posted by ブクログ 2013年10月24日
これまでも取り上げられた本能寺の変
信長の復活の儀式が黒田勘兵衛により秀吉の天下取りに変えられた?
息子を殺されかけた仕返し、竹中半兵衛がメインの展開
信長を最も理解した者として描かれる
Posted by ブクログ 2013年09月26日
おもしろくなってきたのはラスト1/5から。前半いらんだろ。すいすい読めるが、文章に色気がなくて単調。着眼点は悪くはないと思うけど、なんだかなぁ…。
Posted by ブクログ 2013年09月11日
新説・本能寺の変という感じ。
現代でも不明点の多い明智光秀の謀反について、
光秀は謀反を起こしたのではなく、
信長に協力し、逆に秀吉と黒田官兵衛が謀反を起こしたという設定。
史実とは違うだろうけど、斬新で面白かった。
しかし、信長がそんな危険を冒していたとは考えにくいのと、
官兵衛が秀吉と信長に...続きを読む恨みを持っていたのかはかなり疑問。