【感想・ネタバレ】狗神のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年08月23日

おっっもしろかった………。田舎の美しくも閉鎖的な雰囲気の描写がとにかく良かった。それに村人たちの、狗神筋の一族への畏れと憎しみが悪意となる様もおぞましくていい。
作品は違うんですが同著の死国って映画の(原作は未読)映像や雰囲気がとてもよかったんだけど、あの映画の田舎の雰囲気がこの本でもまざまざ感じら...続きを読むれました。
それに、美希と晃のロマンスがとてもいい。誠一郎は幸せになってくれ…。
おぞましくて悲しく、でもどこか美しい話だった。すごく好き。

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Posted by ブクログ 2018年11月17日

引き込まれるような表現であっという間に読み終わってしまった。
地方の古い因習や、近親相姦を扱ったディープな話ではあるが、美しい文体によりおどろおどろしさよりも妖しげな魅力を感じる傑作。

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Posted by ブクログ 2014年09月13日

土俗的な風習や田舎の閉鎖性、憑き物、呪いという
ある種の和製ホラーの方向性を位置づけた記念碑的作品
なのだなあということを確認しながら読むような感じだった。

物語の舞台となる村落の描写を読むたびに
隣人・村人との不思議な距離感と村全体の閉鎖性と緊密性に覆われた
小野不由美『屍鬼』の舞台である外場村...続きを読むの雰囲気との酷似を感じたし
憑き物筋と呪いによる死は三津田信三の刀城言耶シリーズに
通じるものがあった。

影響を受けていないのかもしれないが、
なんとなくそういった後に作られた作品群に
影響を与えた傑作なのだろうなという思いを持った。

「血」と「土」を強烈に感じさせる傑作伝奇ホラーでした。

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Posted by ブクログ 2014年04月22日

中学生のときに読んで衝撃を受けた作品。
読み返してみようかな(*´ㅈ`*)
犬神伝説とかオカルト系好きにはたまらない!

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Posted by ブクログ 2014年03月08日

和製ホラー。
美希に降りかかる恐ろしい出来事たち。
それでも幸せをつかもうとする彼女に、災厄は訪れてくる・・・。

とりあえず、やっぱりこういう伝説とか怖いものが多いですね。この犬神伝説以外にも色々な怖い伝説は日本各地に残っていると思います。

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Posted by ブクログ 2017年08月15日

 表紙の智内兄助の絵がものすごくいいです。ゾクゾクします。

 狗神使いという特殊な家系の主人公が、土佐の土着的な伝承と閉鎖的な村社会の中で次第に追い詰められていく過程が怖いです。

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Posted by ブクログ 2010年05月12日

深い。
最初に読んだときはそれほど面白いとは思わなかったけれど、二度三度じっくり読み込んでいくとじわじわと怖くて面白い。ラストの突き放したようなような終わり方も、流れからしたらいいじゃないだろうか。
いい意味で後味が悪いのがいい。ホラーはこうじゃなきゃ。

原作を読みこんだあとに映画を見た。とっても...続きを読むよかった。俳優陣がみなさん演技派だし、あおり文句が下世話な感じがしたから不安だったが、雰囲気は原作のイメージ通りで、全然いやらしくなかった。ラストは原作の後味の悪いのと違って、こっちのほうがきれいな終わり方だった。

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Posted by ブクログ 2010年04月22日

なじ■いや~~もう悲しい話だった…。
坂東さんの作品は高知を舞台にしたものが多くて、県民としてとても親近感がわきますが、どれも本当に土地の空気の描写が凄いと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月19日

初めて読んだ坂東眞砂子氏の作品。トリックのあるミステリーなのか、ホラーなのか‥‥ホラーでした。濃い血の繋がり、いわゆる近親相姦と、閉鎖された山村での村八分が描かれています。ドロドロですが、先が気になって、あっという間に読破。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月27日

なんとも業の深い物語である。
前作『死国』と同じく作者の故郷、高知の山村、尾峰という閉じられた空間を舞台に、昔ながらの風習が息づき、「狗神」を守る坊之宮家とそれらに畏怖の念を抱く村の人々の微妙な関係をしっかりした文体で描いている。

前作『死国』でも感じた日本の田舎の土の匂いまでも感じさせる文章力は...続きを読むさらに磨きがかかっていると感じた。後に『山妣』で直木賞を獲るその片鱗は十分に感じられた。

そして今回は物語の語り方が『死国』よりも数段に上達したように感じた。

まず主人公の美希の人物造形である。
この41歳の薄幸の美人の境遇に同情せざるを得ないような形で物語は進んでいくのだが、次第に明かされていく美希の過去のすさまじさには読者の道徳観念を揺さぶられる事、間違いないだろう。

結婚を諦めざるを得ない原因となった高校時代での妊娠。
しかしその相手が従兄である隆直だという事実。
そしてその隆直が実の兄だったという三段構えで、この美希の業の深さをつまびらかにしていく。

その他にも、物語の前半で美希の人と成りを彩る色んな小道具が、実は美希の業の深さを知らしめるガジェットであることを知らされる。特に美希が毎日手を合わせる地蔵の真相には胸の深い所を抉られる思いがした。
まさか死んだ我が子がその下に埋められているとは。しかも尾峰の言い伝えである、死んだ赤子を路傍に埋め、石を載せないと甦るという迷信から石を地蔵に仕立てたなどという、驚愕の設定なのだ。
この坂東眞砂子という作家は、人間が正視したくない心の奥底に潜む悪意というものを眼前に突き出すのが非常に上手い。「これが人間なのだ」と決して声高にではなく、静かに読者に語りかける。云うなれば、そう、人間が獣の一種なのだという事実、獣が持つ残忍さを秘めている事を改めて思い知らされる、そんな感じがした。

そして坂東眞砂子氏の文学的素養というのも今回確認できた。

まず美希が晃と山中での雨宿りの最中に初めて交わるシーン。これは歴代の日本純文学から継承される恋愛シーンの王道だろう。三島由紀夫氏の『潮騒』を思い出してしまった。

私自身が一番好きなのは晃が美希と結婚することを決意した際に、不審な目で二人を見つめる村人の視線に真っ向から対峙したときに美希が晃を頼もしく思うシーンだ。これは私が結婚を決意する時の心情に似ていたからだ。

「もし世界中の人が俺の敵になっても、こいつだけが俺の味方だったら、それで十分だ」

この思いと等価だからだ。これはストレートに我が胸に響いた。

他にも美希に対しては住みよいとは云い難い尾峰を、美希が好きだというところの台詞、

「ここにおったら・・・、空に飛びだせそうな気がするき」

なんていうのも胸に響いた。

前作『死国』では物語のメインテーマ「逆打ち」を中心に色んな人々が状況に取り込まれていく様を描く、いわゆるモジュラー型の構成を取っているのに対し、今回は美希からの視点のみでしかも尾峰で起こることのみを語っている。このような構成上、前作よりも単調になりがちだと思うのだが、全く物語がだれることなく、終末へ収束していく。全く退屈する事が無かった。

それは前にも書いたように、手品師が一枚一枚、布を捲りながら種明しをするように、徐々に事実を明かしていくその手法によるところが大きい。この構成からも坂東眞砂子氏が格段に進歩したのが如実に解る。

構成といい、文章といい、もっと評価されてもいいのだが、子猫を殺すなんていうスキャンダルのせいで変なところで話題になっている作家である。実に勿体無い話だ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月27日

著者の名前はどことなく聞き覚えがあり、読み終えて気づきました。

1999年に「リング2」と同時上演され、映画館で見た「死国」の原作者。

調べてみると高知県の産まれだそうで、納得。

映画「死国」も舞台はもちろん四国、本書の舞台も高知県の山里で、そこで暮らす美希が主人公です。

彼女の一族は「狗神...続きを読む筋」と呼ばれ、村人達から忌み嫌われていました。

「狗神」とは?

血が引き起こす恐怖の伝播。

そして、明かされた血の内容にはある種の戦慄を覚えました。

読み始めた時にプロローグとして始まる信濃•善光寺のシーン。

そこから舞台は高知県に移りますが、善光寺の「戒壇廻り」から始まらなければ本作の恐怖は味わえなかったと思います。

何故に人々が善光寺にお参りに行くのかも知ることが出来ました。

「リング」や「呪怨」程のホラー感はありませんが、思わず一気読みさせられました。


説明
内容紹介
美希の一族は村民から「狗神筋」と忌み嫌われながらも、平穏な日々が続くはずだった。一陣の風の様に現れた青年・晃が来なければ……そして血の悲劇が始まり、村民を漆黒の闇と悪夢が襲う。
内容(「BOOK」データベースより)
過去の辛い思い出に縛られた美希は、四十路の今日まで恋も人生も諦め、高知の山里で和紙を漉く日々を送ってきた。そして美希の一族は村人から「狗神筋」と忌み嫌われながらも、平穏な日々が続いてゆくはずだった。そんな時、一陣の風の様に現れた青年・晃。互いの心の中に同じ孤独を見出し惹かれ合った二人が結ばれた時、「血」の悲劇が幕をあける!不気味な胎動を始める狗神。村人を襲う漆黒の闇と悪夢。土佐の犬神伝承をもとに、人々の心の深淵に忍び込む恐怖を嫋やかな筆致で描き切った傑作伝奇小説。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年11月29日

いつもながら四国の情景に心奪われた。
田舎の嫌な人間関係と、畏れとのバランスが良かった。いつも男女関係があるけど、恋愛感情なしでは運命に勝つの難しいのかな、、
救われない話だったけど、それも儚い伝承の話の味を出していた。
いつも土地神様とか昔ながらの逸話が絡むので面白く読ませていただきたした。

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Posted by ブクログ 2020年05月17日

高知県山間部の牧歌的な風景と裏腹な忌むべき因習・差別、閉鎖的なムラ社会が醸成するドロドロとした人間関係。

ミステリー的な伏線回収、村を覆う悪夢の真相も含め、好みの作風だった。

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Posted by ブクログ 2018年11月11日

善光寺も高知も何度か行ってるので情景が思い浮かべること出来た。
美希さんが不幸でかわいそうすぎる。悲しい話だなぁ。

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Posted by ブクログ 2017年08月16日

まあミステリというかホラー。夏だからってこともあって読んだけど、スーパーナチュラル系だから、そこまで肝は冷やされず。相変わらず、そっち系の感度は鈍いです、わたし。やっぱサイコ系ホラーの方が怖いと思うんです、どうしても。ただ本作は、人間の怖さも同時に描き出していて、村八分(ちょっとニュアンス違うけど)...続きを読むの悲劇みたいな部分もあります。と書きながら思ったけど、どっちかというとそっちがメインか(苦笑)。狗神はあくまで味付けで、魔がさした人の怖さが寧ろ中心かも。小野不由美「屍鬼」の圧縮版。そんな印象でした。

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Posted by ブクログ 2014年09月16日

登場人物の台詞が私にはあまり聞き慣れない方言で、それがすごく好きです。

読んでいて、日本の憑き物の文化などに思わず興味が湧いてしまいました。

内容は、やはり”ロマン”ですね。 胸がドキドキする展開が結構ありました。 けれど、最後の方は悲壮感に包まれます。 決してハッピーエンドではないです...続きを読む。 ですがやっぱり面白かったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月12日

横溝作品のどろっとした部分を抜き出してモチーフにしたような作品。
憑き物筋という家系に一生を翻弄される女性の諦観や情念がわかりやすく・でも情感たっぷりに描かれていて面白かった。
最後まで血筋に振り回され、ついに幸せを手にすることができなかった主人公・美希の無念さに涙。

「死国」に比べると大風呂敷を...続きを読む広げないし視点が主人公に固定されてるので話を集中して追えて、こっちの方がのめりこめたな。

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Posted by ブクログ 2010年07月24日

最後まで展開読めなかった!
なんか日本の古来風習とか、日本人っていう生き物を考えてしまった。
映画化もされているようで、今度見てみたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2011年02月27日

とにかく面白かった。舞台といい、人物の描写、恐怖の演出、どこをとっても、実に丁寧に描かれていて、読み心地がいいです。特に人と人との関係を通した恐怖感がいい感じだと思います。出だしから前半部分にかけての怖さは、読んでいて鳥肌がたつくらいでした。

話の進め方も唐突ではないので、細かく読んでいけば、大体...続きを読む前半で物語のキーになっている人物の関係が薄々わかってきます。この辺りの伏線の張り方も無理が無く、気が利いていると思いました。後はページをめくる度に秘密が少しづつほぐれていくのが非常に心地良く感じました。後半に入ってからは、それほど怖くは無くなるが、ある種の気味悪さはずっとつきまといます。

テーマとして「一族」を扱ったものなので、こういう話は生理的に受けつけない、という人もいるかもしれません(だから気持ち悪くていいと思うのだけれど…)。私はこの日本特有なジメジメ感、割りと好きなのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2022年08月06日

期待したほど怖さはなかったが、面白く読めた。「ホラー」というよりは、角川文庫の惹句のように「伝奇ロマン」というほうが合っているかも知れない。横溝正史へのオマージュか、と思わせる要素がいくつかあり、横溝ファンとしては軽くくすぐられる感じ。だが実は全然関係なくて、自分がタイトルに引っ張られただけ、という...続きを読む可能性は無きにしもあらず。

「怖さ」はそこそこでも良いけれど、禁忌を描くストーリー上、「忌わしさ」「呪わしさ」を演出でもっと煽って欲しかったな、とは思う。読んでて生理的嫌悪感を感じるくらいでないと。

他にも残念な点がいくつか。割と早い段階で、物語の中核である隠された事実がネタ割れしてしまった。これは作者が意図したところではないだろう。それならむしろ、早めに読者にだけ事実を明かして、その上で経過を見守らせるのもアリではないかと。

重要要素であるコミュニティ内の対立について、ヘイトが唐突に沸点に到達した感があった。最終的に極端な展開を見せるだけに、この辺りもう少し段階を経て欲しかった。じわじわとテンションを上げていく展開はスティーヴン・キングが上手い。本作もキングの諸作品くらい(或いは『山妣』くらい?)長尺にしてもよかったのでは、と思う。

また、終盤に新要素が投入されたことで、話がとっ散らかった感は否めない。もっと早い段階で投入してフリを効かせておくべきだろう。プロローグとエピローグがちぐはぐなのも気になった。そういったあたりは「若書き」と言えるのかも。

最後に余談。映画(筆者は未鑑賞)では天海祐希が主役を演じたが、自分は読んでいる間ずっと木村多江をイメージしていた。


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Posted by ブクログ 2021年07月20日

「人間の心とは、なんと変容するものだろうか。」
かつて穏やかだった人々が、狗神騒ぎによって坊之宮家に、恐れと憎しみの目を向けていく…。
たとえ災厄が、狗神筋によって引き起こされたものであったとしても、美希には幸せになってほしかった。

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Posted by ブクログ 2017年04月10日

読んでいる時、丁度気分が下がり気味の時だったので美希の気持ちがわかる部分もある気がした。美希の悲しみと苦しみを読んで何度も目が潤んだ。こんな苦労をする人はいるものなのだろうか。昂路の言うとおり晃が狗神に化けたのは錯覚で、生まれる子供も鵺だというのも思い込みだったのかもしれない。何食わぬ顔で読んでいた...続きを読む私は最後の昂路の考えで、確かにそうかもしれないとスッとした。
美希が交わる人がどれも近親相姦なのは、行き過ぎてるような気がして晃まで来ると面白いと思ってた気持ちが消えてしまった。面白いんだけど、もったいない気がして。そして、昂路が坊之宮の墓参りに来た時、あの終わり方は無理矢理感が否めないのだが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月29日

再読。
序章の善光寺のお戒壇廻りは実際行ったことがあるし、怖さと物悲しさが相まって期待が高まるのになぁ。一歩を踏み出せばもっと違う生き方ができるかもしれないのに、年齢と過去の傷を言い訳に後ろ向きで他人を羨む美希にイライラ。先祖だって子孫のこんな姿見てたらイライラしちゃうよ。
自分じゃどうしようもでき...続きを読むない血筋のせいで憎まれるのはかわいそうだったけど、最後はやっぱり自分本位過ぎた罰でもあるんだろう。
坊之宮一族の忘れ形見=蘇った先祖が廻り巡って村に復讐する続きがあれば、その方がおもしろそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年12月06日

坂東真砂子の土着モダンホラー。
おなじみの自立しているが孤独なシングル女性と、謎のある男性。横恋慕する過去の恋人や、秘められた過去。閉鎖的な田舎の人間関係など。

ヒロインの血の因果はもの悲しいが、この人の作品はクライマックスでいきなりファンタジーになるのが…。狗神というよりも、恐ろしいのは人の憎悪...続きを読むだと思った。田舎の窮屈さがわかる人には共感できる。海外で亡くなった作家の心境を投影したものだろうなと察する。

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Posted by ブクログ 2013年09月08日

ホラー?と言うより、何だかちょっと気持ち悪い恋愛小説みたいな。

しかし犬神伝承は面白いー!
日本には本当に沢山の神様や、その他言い伝えがあるのですね。

こう言う本を読むと、実際の土地へ行ってみたくなる。

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Posted by ブクログ 2013年09月05日

強烈でした。本来は読まないジャンルの本かもしれません。
怖いものみたさと興味から読んでしまいましたが、とても印象に残る作品です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月16日

血の物語。ホラーというよりも、巡る因果と近親相姦のお話。兄と関係して生んだ息子と、さらに知らずに関係を持ってしまう王道。これで胎内の赤子による母親との性行為がプラスされれば三代達成だったのに。歳の差を考えるとこの主人公は女性としてとても魅力的なんだろうなあと思います。
日本の山村の閉鎖性やおどろおど...続きを読むろしさを堪能したい人にはぴったり。

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Posted by ブクログ 2013年03月16日

ある人物の登場で、穏やかな村の人々が、ギクシャクしてくる。毎夜の悪夢の原因は狗神筋の一族。狗神筋とは?多重近親婚、鵺など、キーワードがめぐる。閉塞した村人の復讐。狗神筋の再生。

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Posted by ブクログ 2012年07月11日

う~ん…救いのない話だなぁ。
これだから伝統を重んじる土地の雰囲気は嫌なんだよね、っていうところもある。あまり感情移入せず、民話にすぎないと割り切って読めば面白いでしょう。

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Posted by ブクログ 2012年01月20日

怖くはなかった。ムラ社会の中での出来事。最後の展開が地域伝承とかあまり関係なくなってたのが残念かな。

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全てが白々しい

2022年02月20日

都会の人が想像する田舎ってこんな感じなんでしょうか。主人公の危機になぜ狗神は助けに来なかったんでしょう?まず基本設定がありえないことばかりで、本物の田舎者には失笑物でした。ストーリーも矛盾だらけなのに、やたら高評価が多いのも疑問。サクラでしょうか?

#ダーク

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