【感想・ネタバレ】毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月26日

売上目標さえ立てれば、会社は本当に儲かるのか? それなら経常利益がわずか年間4000万円をコンスタントに超える会社が、どうして日本にはこれほど少ないのだろうか
? 未来工業には、「お客さんの前に立ってこそ営業職」という考え方がある、あなたがお客さんなら、電話一本で注文をとろうとする人と、自分の会社や...続きを読む現場まで毎回きちんと足を運んでくれる人と、どちらを取引相手としてより信頼するだろうか、そこに営業という仕事の本質がある。もし、やってみて自分には合わないと思えば、捨てる前の状態にいったん戻し、あらためて考え直せばいい、その試行錯誤も未来イズムのひとつだ。小さな達成感と、新たに手にする楽しみの積み重ねの先にしか、残業ゼロはない、毎日の業務の細かな見直しは、「面倒くさい」という気持ちのコントロールこそ最大の壁だから。長年の慣習を変えるのは面倒くさい、しかし、「ダメなら元に戻せばいい」と考えれば、気持ちのハードルは簡単に下げられる。リーダーの仕事には、部下の成長を待つ、という部分もある、未来工業は、部下への命令は禁止、その代わりに、上司は部下を説得して納得させなくてはいけない、そのため、「待つ仕事」の重要性はいっそう高くなる。「会社が自分にこれだけよくしてくれるなら、その分がんばって働こう」、日本人は根が真面目なので、多くの人がきっとそう考えるはずだ、それも山田式「モチ」のひとつ。「改悪」を恐れず、より業務効率のいい方法を「常に考える」、試行錯誤をやめない、モノづくりも組織づくりも、その永遠の反復だ。「人を育てるには、手をかけず目をかけてやる」というのは前社長の名文句、細かい口出しや手出しをせず、我慢して見守りつつ、必要に応じて短いヒントやアドバイスを与える、まずは本人に考えさえ、どうしてもというときにだけ手を貸す。命令で人を動かす会社では、人間を「人材」と材料扱いして表記する、それは人をコストと見て「人件費」と書き、まるで必要悪か、圧縮の対象として表記する考え方とぴったり同じ。「人材」を「人財」と書き換えることからすべてが始まる、一字違いで大違い。

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Posted by ブクログ 2014年07月14日

未来工業・山田社長のすごさを改めて実感。

<備忘録メモ>
・事前の電話1本で無用なクレーム等を減らす
・問題提議能力 →社内提案制度(1件につき500円)
  →最初は質より量!
・PC・携帯禁止→面談と部内雑談を重視
・「管理職が頑張れない仕組み」をあえて作る
・「管理職」より「奉仕職」
・70...続きを読む歳定年制・自分で退職日を決める
・出戻り社員は歓迎
・桑田投手の考える野球~問題意識を持って短時間練習

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Posted by ブクログ 2013年12月23日

■つまらない常識

A.出社時に、その日の帰る時間を決める。すると、人は時間内に何とか終わらせようという気持ちになる。その分だけ集中力は高まるし、業務効率は上がる。

B.現場に足を運ぼうとしなくなる人間が増えるのを防ぐため、営業はパソコン禁止にしている。自社製品に関わる問屋、工事業者と会って話すこ...続きを読むとが、営業の基本である

C.「常識」に縛られて、「常に考える」ことをサボってはいないだろうか。

D.その会社が成果主義なら、給料もその評価に応じたものになる。しかし、未来工業では、60~70点の成果しか残せない人でも、100 点満点を与える。給料に差はつけない。その理由は2 つある。1 つは、60~70 点の人にどうすれば80~90 点の仕事をしてもらえるかを考えるのは、私や経営陣の仕事だと考えているからだ。

E.「どうせ自分はこの程度…」と思うより、「会社のために頑張ろう!」と思う人が多い方が、ムダ
な業務はより多く減らせるはずだ。

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Posted by ブクログ 2013年12月04日

未来工業の山田社長の本を読んだのは2回目になりますが、読むたびに山田社長が「型破り」と話されている事が今の日本に必要なのではないかと思います。

山田社長が徹底されているのは、社員を自分の頭で考える自立した人間にさせること。その為には管理もしない、失敗もさせる、部下のプライドを重視するといった事を行...続きを読む動されています。

に対して今の日本の多くの企業が行っていることはどうでしょう。口では社員の自立性を求めていますが、管理主義・減点主義・パワハラといったやっている事は真逆のことです。

山田社長の本を読みますと口では変わりたいと言いながら、行動では変わりたくない。むしろ変化とは逆の方向に突き進みつつある日本のアンバランスさが浮き彫りになっているように思えます。

いきなり山田社長のようになる事は無理ですが、まずは出来る範囲から常識を捨て去ろうというそんな印象を持ちました。

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Posted by ブクログ 2017年01月22日

仕事の工夫の仕方、という面で参考になる内容はまぁまぁあった。

ただ、一部にサービス残業を肯定しているように見受けられる内容があるのが残念。
働き方改革が世間的に叫ばれている中で、この部分だけ個人的には賛同できなかった。

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Posted by ブクログ 2014年06月04日

 社長山田は自分流で人生を作り上げました。

 人生には哲学が必要です。社長山田のまねをそっくりそのまますればいいってもんじゃありません。

 大事なのは、社長山田が何を思って一般人のやらないことをやってきたのか。その真義を自分の頭で考えることが大事なのです。

 成功する人は決まって成功する人の考...続きを読むえ方があります。行動を真似るのではなく、施策を真似るわけでもなく。仕事を真似るわけでもない。

 どんな信念を持って、どんな視点で人を見て、何を考えて生きているのか。そこを考え、自分の頭で大事だと思ったことをやっていくことがオリジナルであり、一番大切な事だと思うのです。

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Posted by ブクログ 2014年01月12日

ワンマン社長が、これまでに身代を築き上げてきたノウハウが書かれている。
「常に考えること」当たり前だがなかなかできないことをしてきた人だ。
常識にとらわれず、やってみて上手くいかなかったらもとに戻せばいいと、常にチャレンジを推奨している。
管理せずに部下に自由にやわせることがコツのようだ。
また「成...続きを読む功」の反対は、「失敗」でなく「チャレンジしないこと」というのは名言だと思う。

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