【感想・ネタバレ】人類資金Iのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月07日

まだ全然、事件は起こってないし、これからの物語なんだけど、これだけは言える。

面白かった!!

というか、この本、ずいぶん前に出ている本だと思うんですけど。
「アベノミクスは失敗し……」
とか書かれてて、この本って予言書?? ってかなりびっくりもさせられました。
いやまあ、失敗するだろうっていうの...続きを読むは想像つかなくもなかったし、私もきっとそうなるだろうって予想できていたので、当たり前といえば当たり前なんですけど、それを堂々と物語に組み込んでしまうのって作家さんとして、結構勇気が必要だと思うんですけど、それをやってのけたのがすごいなあ……と。
終わってる現実じゃなくて、これから始める現実を物語に投影していくのって本当にすごいと思います。

現状は確かにこの本に書いてあることに近くて、これをどうやってこれから変えていくのか、とても楽しみにしています。

0

Posted by ブクログ 2016年01月10日

戦後日銀から盗まれた金塊。それは、戦後の企業勃興のために使われる資金となる。通称、M資金。表舞台には出ず、様々な噂、憶測を呼ぶ資金。
現在、そんなM資金を巡る詐欺で生活する詐欺師真舟雄一の下に、世界を救うためにM資金を盗んで下さい、との依頼が入る…。

物語はそこからスタート。ロッキード事件やリーマ...続きを読むンショックなど、過去に実際起きた出来事を絡めながら進むストーリー。虚実織り混ざっており、どこまでがフィクションなのか分からなくなる。全7巻であり、非常に長い小説であるけれども、本当にある話なのかもとドキドキしながら読めた小説だった。

0

Posted by ブクログ 2015年03月11日

こちらは映画にもなったそうですね。小説としても非常に面白いです。M資金という昔からある詐欺話なのですが、ストーリーの根本が本当に深い!!

0

Posted by ブクログ 2013年10月20日

誰がこんなルールを作ったんだ?
変える事は悪なのか?
戦後の永きに渡り秘匿され続けた謎が解明される?
なんだかワクワクします。

0

Posted by ブクログ 2018年04月19日

M資金を扱う小説・漫画を最近読んで興味を持った。M資金を解説する書籍は、入手できない状況だ。M資金を引き継いだ財団があった……それはM資金が実在するという証。それを下敷きに、M資金詐欺という古典的な手法で詐欺を行なう真舟と、実在とエビデンスを与えられた財団が接触する! 東日本大震災、アベノミクスとい...続きを読むう近世の出来事を織り交ぜて進む物語は、世界を救う展開となるのか?

0

Posted by ブクログ 2018年04月13日

根底の考えに実はとてもリアリティーがあり面白い。特にこのテーマは私も共感する部分も多くある。

金融資産を増やす事を、カードゲームのカードを増やす事と同じ感覚でいる。生きる為や生き甲斐の為に稼いでいるのではなく、ただその「ルール」の中で人が生かされているから。という考えは今の日本、時に若者の実態を如...続きを読む実に表している。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月22日

福井晴敏によるM資金をテーマにした長編の導入部。
終戦の日、日本軍の軍人がのちにM資金と呼ばれるようになる金塊を持ち出し、一部を水中に沈めるシーンから物語は始まる。その後、度々話題に上りながらもやがては詐欺のネタとして扱われるようになり、実在しないものという認識が定着していく。
終戦から現代に至るま...続きを読むで、M資金にまつわると思われる事柄や時代を象徴するような出来事をその当時の新聞記事やテレビ・ラジオの原稿をコラージュすることで描く序章中盤は秀逸。こうした事実の下敷きの上に本作がフィクションとして成り立っていることで、より物語に説得性を与えている。
本書はまだまだ導入部であり、登場する人物もまだ人となりを紹介する程度にしか描かれていない。しかし、この導入部で描かれたことが、今後物語が動き始めた後でどのようにつながってくるのか、早くも楽しみである。
大作のためか、やや冗長に感じる部分がないわけでもなく、作者のアベノミクスへの低評価とも相まってこれまでの作品と比較してやや違和感がないわけではないが、これらももしかすると今後を見据えた作者なりの計算なのか?

0

Posted by ブクログ 2013年12月07日

導入が長い。本1冊を使って物語の導入をする。
贅沢な構成です。
それだけに話の先が気になる。早く先を読みたい。

0

Posted by ブクログ 2013年12月17日

 福井晴敏 著「人類資金1」を読みました。

 終戦の日、日銀の地下金庫から莫大な金塊が姿を消し、戦後の混乱と復興を糧に膨れ上がったその資産の名は、「M資金」。ある詐欺師の前にとてつもない計画が持ちかけられる。

 閉塞し混迷を深める世界に革命を起こす壮大なストーリーの幕開けとなる1巻でした。

 ...続きを読む2巻以降、この「M資金」を中心にどんな人物か絡み、世界にどんなことを起こしていくのか、目が離せない期待感を感じました。

 きっとこの世界は救われるという願いを込めて、次巻以降を読んでいきたいと思います。
 

0

Posted by ブクログ 2013年11月08日

映画の原作ものであり、所詮、映画の枠中に囚われたものであろうと思って読み始めたが、最初は殆んど、M資金に関わるエピソードで終始、そこから序幕でやっと話が始まるので、映画はまだ見ていないが、やはり、単なるノベライズに終わらないのが作者らしい。序幕からは一気に作者節で、現状に対する怒りを作者特有の視点で...続きを読むねとねとと、間接的に語る。好きな人にはたまらないだろう。第1作は本当に、序章に過ぎず、時代背景とテーマの裏側を語るだけで終わってしまっているが、早くも次が期待できるのは、流石である。

0

Posted by ブクログ 2013年10月09日

世にも珍しい、映画と小説の同時進行。

で、期間限定のリーズナブルなお値段。
まるでデア〇スティーニとかの「初回はバインダー付きで〇〇〇円!」みたいな。
思わず1~3までまとめ買いしてしまいました。

中身はというと・・・、ふ~んM資金か・・・。
ファンドがなんたらかんたらで、リーマンショックがベン...続きを読むチャーでどーたらこーたら・・・・・。

んと、あの、おかねとけーざいのおはなしって、むずかしいなぁ。

0

Posted by ブクログ 2022年09月15日

長いシリーズものを読んみたいと手に取った。M資金(エムしきん)とか言われる秘密資金を融資すると持ちかける詐欺をテーマにした小説で、前半はよくわからない話が続き、半分を過ぎたあたりで詐欺師の話だとわかった。続きは読まないかな。

0

Posted by ブクログ 2017年02月05日

7作中の第1作目。M資金の目的と、そのM資金を狙う謎のITベンチャー「M」と、M資金で詐欺を働く真舟が知り合うまでを描く。「震災後」から久しぶりの福井作品だけど、その後書かれた作品らしく、今まで時代物のイメージが強いだけに、現代を描く今作に最初は少し違和感も…

0

Posted by ブクログ 2017年01月12日

序章がなんとも読みにくく挫折しそうになったが、第1章(幕)になると俄然面白くなる。ああ福井作品を読んでいるなあ、という福井節が確かにある。今のところ、僕にとって最も平井和正に近い作家だ。

0

Posted by ブクログ 2016年10月17日

戦後の混乱の中で持ち去られた多額の金塊を基にしたM資金なるものをめぐる話。
第1巻ということもあって、取り敢えずは登場人物の紹介程度。これから。

0

Posted by ブクログ 2016年07月18日

「M資金」をめぐる壮大な長編…いつか読もうと思いながら、重たそうな内容に先延ばしになってました。1巻は…やはり説明が多くてちょっと辛かったけれど、面白くなりそうな余韻を持たせつつ次巻へ続く。Mの素顔が気になる!

0

Posted by ブクログ 2016年06月30日

the M's money or the capital of M? they have a rule. from end of WW2 to now, the present day. what will do?

0

Posted by ブクログ 2015年07月28日

M資金を題材にした小説。最終巻がなかなか刊行されずに読み始めることができなかったが、先日ようやく完成。

第1巻は敗戦直後の日本で巨額の金塊が持ちだされ、いずこかに消える、M資金の誕生を描いている

0

Posted by ブクログ 2014年10月08日

今までの福井作品と毛色が違うと思って読んでみたら、やっぱり「自分の正義を信じて上と対立する気高い人たち」が出てきて、ああやっぱり福井作品なんだとわかる。
M資金のもとに様々な方向から人が集まってきて、これから何かが起こりそうな予感で終了。

0

Posted by ブクログ 2014年10月05日

薄くて持ち運びが楽。
相変わらず文章がくどくて読みにくい。それなりに面白い。
続きが気になるので続きを読もう、と思う程度には面白い。

0

Posted by ブクログ 2014年07月01日

読みにくい。。。。。
なかなか進まなかったが現代に近づくにつれ、テンポ良く読めた。
続きも読むかなー。

0

Posted by ブクログ 2014年05月05日

戦時中に日本に運ばれたM資金をめぐった陰謀小説。
中年詐欺師が国家を相手取った大博打に巻き込まれるサスペンス。

映画の本化ということであまり期待していなかったが、よい意味で大きく期待を裏切られた。
話の中核となるM資金の説明やキャラクター、歴史感がバランスよく一気に読み進めることができる。
ただ、...続きを読む時代設定がまさに2013年なので直近で読まないと現実とのズレが違和感となってしまいそうな気がする。
2014年5月時点では6巻まで出ている、最終巻(7巻)を早く読みたい。

0

Posted by ブクログ 2014年04月15日

社会人経験数年以上、団塊ジュニア以下ぐらいの世代の、叫び出したくなるような不安が、見事に言葉に昇華されているのではないだろうか。
行き詰ったルールの存在も大変共感できる。きちんと新しいものを提示できるのか、盛大に尻すぼむのか、最後まで見守りたい。

0
購入済み

始め(半分)が読みにくい。

2014年10月12日

タイトルのとおり、始めがとても読みにくいです。やめようかと思いました。だけど、最後まで読みにくいわけではないと信じ、読みました。その通り後半は読みにくさはありませんでした。要するに前半が苦痛です。

0

Posted by ブクログ 2013年12月27日

一冊使って、プロローグ。

いつものように、分厚いハードカバーで読んでれば、そんなに長くないと思うんだけど、分冊となると、どーなのかなぁ(^^;)))
一冊での満足感が得られる構成のほうがいいと思うんだけどなぁ。

今後の本編に期待。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月05日

”M資金”といわれる、太平洋戦争終結前後に日本政府ないしは、
日本軍が隠したと言われる資産をめぐる話です。

所謂、”M資金”とは、敗戦を免れない日本軍が秘匿した資金だとか、
GHQが日本政府や日本軍の資金を接収し、隠したと言われている
資金。

実際のところ真相はわかっていません。
ただ、終戦から...続きを読む、70年近くたった現在では、詐欺に使われる
法螺話と言われています。

この小説では、”M資金”は都市伝説といわれる一方、
その”M資金”の成り立ちからスタートして、
”M資金”を管理運営する”財団”が存在し企業や個人に
資金提供をしたり、政府に資金提供をしたり、
株や為替などにも介入し、戦後の日本経済を支えてきたと
されています。

この”M資金”や”財団”をめぐる争いや”資本主義”の
解体と再構築される新たなルールを巡る争いが描かれて
行くと予想されます・・・。

全7巻で構成されるストーリーなので、1巻ではほんの触り部分
しか描かれていないためほとんどが謎です。

終戦直前に何のために日本銀行から金塊を強奪したのか、
財団設立の経緯や意図、また”M”と名乗る人物の正体。

なぜ、”M資金”を利用した詐欺師をスカウトし仲間に
引き込もうとしたのか・・・。

謎だらけです。

戦後まもなく70年を迎えると言う時期に、戦後からの都市伝説
”M資金”を題材にしたストーリーがどのように進んでいくのか、
続きが楽しみです。

0

Posted by ブクログ 2014年01月22日

福井晴敏の初読み。
映画のCMを見て気になっていて、吸い寄せられるように購入。

市場だの経済だのは全く疎いので、難しい部分は多々あるが、硬質な文章ながら妙に引き込まれる世界観。

一気読みとはいかないまでも、続巻きっと最後まで買うはず。


本巻は、まだ序章、やっと入り口に立った、という感じ。

...続きを読む★3つ、7ポイント半。
2013.11.09.了。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月02日

「M資金」
戦後日本を高度経済成長へと導いたとされ、その膨大さに誰もが沈黙する曰く付の闇資金・・・。

詐欺師の真船は、父親代わりだった師匠がその資金を追い果ては殺されたことを知る。

そして真船もそのM資金の「ルール」を心のどこかで追い求めていた!
ある日、Mと名乗る人物からM資金についての情報を...続きを読む受ける。

彼らはM資金を狙っているという!!

という第一幕の展開。
内容は全く違うが『グリーンマイル』のような薄さの文庫本。

話の展開もあるようなないようなで、現在の市場経済の破綻について繰り返し語られ、その合間にアクションという感じ。
でもとりあえず次が気になってしまう性分です(笑)。

0

Posted by ブクログ 2013年10月21日

久しぶりに読む、福井晴敏さんの作品。根底の設定は他の作品と共通する部分があるみたい。
第一巻は、背景を説明するだけで終わった。あと、実際の史実の抜き出しも多く、読みづらい。
今後に期待。

0

Posted by ブクログ 2013年10月13日

はじめの序章は、ちょっと入り込みズライですが
読み進めば進んでいくほど
はまりそう・・・

面白うそうなワクワクで期待が膨らむ!!
M資金
へ~!!
謎がいっぱいだっ

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月12日

2013/8/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2022/7/11

5年ぶりの福井作品。終戦直前に略奪された金塊が元になった?M資金をめぐる物語。最初は200ページくらいの薄い本が続く。この後、どう展開していくのか。

0
無料版購入済み

使い古されたM資金ではあるが

2023年02月02日

様々な小説やコミック そして現実の多くの詐欺事件に使い古されたM資金ではあるが、作者福井晴敏は、戦争ものを得意としているがこの作品のテーマもその並びになるのだろうな。詐欺師と国家の争いというサスペンス向きのストーリー構成ではあるが、序章から話がくどく読みづらい。

0

「小説」ランキング