【感想・ネタバレ】聖女の結婚 - 策士策に溺れるのレビュー

夏目翠

[ブクログ · ★★★★☆]

金貸し未亡人は、質を取りに行った先で
金庫に入れられた少年を拾う。

早急に『旦那』が欲しいのは何故か。
どうしてその職業を続けなければいけないのか。
徐々に分かってきますが…主人公、恐ろしいｗ
執事にしても、中身も外見も恐ろしいですが。
遠くから見てる分には楽しいですが
関わり合いたくない…ｗ

そんな主人公の手のひらの上で、転がされる少年。
最後にものすごい仕返ししてますが
よろしい事だと思います？

しかしお金は怖いです。
あればそれはそれで嬉しいですが、これほどまで
たかってくるハイエナが多いと面倒の一言です。

[ブクログ · ★★★★☆]

ヒロインのキャラ設定がいい。
個人的にはジョシュアがお気に入りです。ああいう男の子キャラは可愛くて好きです。

ちょっとモノクロイラストが残念かな。カラーは綺麗なんだけど、リリアナの表情が男みたいに見えるイラストがどこかにあったよ。あと、執事のイラストが文章からイメージしていたのと全然違っていて、「!?」となった。誰おま。

[ブクログ · ★★★★☆]

仮面と喪服を身につけ、亡くなった夫から引き継いだ金貸しを仕事を生業としているリリアナ。そんな彼女に名目上の伴侶が必要になった。すると、そこへちょうど良く(笑)天涯孤独・生活困窮状態の美少年が転がり込んできた。勝気で高慢、女王様気質なリリアナが彼に向かってこう言った。－－－「あたくしが家に置いてさしあげます」「ねぇ、あたくしと結婚しません？」

設定に惹かれて購入。
Ｃ・ＮＯＶＥＬＳだから、設定とか難しくて読むのが時間かかるかな？と思っていましたが、サクサク読めました。少女向けライトノベルのよう。ビーンズ文庫とかでもいけそうな内容でした。

リリアナが命を狙われる理由とか、ジョシュアの出自とかも何となく予想がつくものの、キャラクターが個性的でその掛け合いとかが面白いのでテンポ良く読めました。リリアナを狙う犯人の正体にはちょっと「えぇ～～そいつなの？？」という物足りなさを若干感じましたが(笑)リリアナの執事・ヴァレンティンもやっぱり一癖ある人物でしたｗｗリリアナもだけど、キャンキャン吠えるジョシュアもまさかの策士だし(笑)正体がバレてからのリリアナに対する強気な姿勢にちょっとニマニマしながら。年の差大好物です(笑)２巻も出るみたいですし、二人の関係がどう変わっていくかも楽しみです。

[ブクログ · ★★★★☆]

つっぱって策を巡らして嵌めたはずが嵌められて…
噂の悪女で口が悪くて可愛くないけど、やっぱり可愛いリリアナさん。
ジョシュアの正体はわかったけど、16年前の真相は闇の中。
記憶は戻って明らかになるんだろうか。

[ブクログ · ★★★☆☆]

親子ほど年が離れた夫の莫大な遺産を受け継いだリリアナは、金貸しという夫の職も受け継ぎ、返済できない貴族には差し押さえもためらわない。その邸宅の金庫に閉じ込められていた金髪の少年を引き取り、なんと婚約を迫る。この少年が持っていた呪いの宝石を取り上げたことから、不穏な事件が起こり始める。
人にどう思われようが構わないし、呪いなんか信じないし、自分の夢を実現しようと邁進する主人公が魅力的だ。ちゃんと彼女を助ける人たちもいて、いいね。金髪の少年ジョシュアの身の上も気になる処だ。結構面白かったなあ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

亡夫から引き継いだ金貸し業を続けるため、拾った少年と偽装結婚をしたリリアナ。少年が持っていた首飾りが原因で命を狙われる。
事件は解決するが、少年は名家ブラッドフィールドの後継者候補で、夫婦で後継者争いに参加することになるところまで。
サッと読めばよい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

美貌の未亡人(リリアナ)が商売を続けていく為、拾った美貌の少年(ジョシュア)に名目上の夫になることを持ちかける。引き換えに、その少年が持っていた首飾りを預かるが、それ以降から彼女は命を狙われ始め。。。

可もなく不可もなくといった感じ。登場人物が多いため、名前を覚えづらい。
リリアナと執事のヴァレンティンは人物像が練られている感じがするが、ジョシュアはいまいちご都合で動かされているような感じがする。
作風は、ハーレクインのような感じを受ける。
ジョシュアの活躍は次巻に期待か。

[ブクログ · ★★★☆☆]

題名にはかなり迷われたらしい（笑）

ある意味ありがちな設定。でもキャラが楽しいのでそこまで在り来たり感で読む気が失せる気はないかな。ま、しょせん私は雑食なので。

過去の因縁に何気に結びついている年齢差カップル。
さて落ちはどうなるのかな、と。