感情タグBEST3
奇妙な絵の謎を解き明かしていく群像劇で、全ての謎の中心にあるのは、ある男性の残したブログだった――こんな筋書きで、しかも作者はあの雨穴さん。
面白くないワケがない。
実際、前作よりも更に面白かったです。
もう夢中で読んじゃいました。
またそれぞれの絵の謎が解けるたびに、おぞましい真実が明らかにな...続きを読むるので、鳥肌必至です。
「どうせまたビビらせるんだろ、この野郎!」と思ってても、その想定を凌駕した驚きや薄ら寒さがやって来るので、いっそ心地いいです。
それでいて今作はネット記事形式ではなく、挿画や図表は多いものの、文体は王道な小説形式。
なので前作より心理描写が増え、キャラクターの内面がうかがえるのもいいですね。
また読後感も前向きになれるものですので、お休み前に読んで盛大にビビりつつ、最後にホッとするのも一興ではないかと。
変な絵と言うより怖い絵。
子供が描いた絵から、その心を探るのはあるけれど、そこから先ず怖い。
バウムテストとかそんなレベルじゃない狂気が詰まっている。
夜に読むもんじゃない(誉め言葉)
面白かった。
登場人物が最終的に全部繋がった。
今回はいつもの雨穴さんや栗原さんは出てこなかったが、流石 雨穴さん。一気に読んでしまった。
次の作品にも期待したい。
すんなりサラリと読めるような読み易さはあるのに、後で恐怖感が蘇ってきてゾッとしてしまい、その次が読みにくくなった作品である。伏線や謎解きという点で見るとやや無理筋なところもあり、ミステリーとしての出来は超一級品とはいえないが、それにもまして地味な恐怖感がこの作品の魅力と言えるだろう。変な家も読んでみ...続きを読むよう。
普段小説はあまり読まないのですが、YouTubeを見て気になって購入しました。
読み始めたら、まるでジグソーパズルが完成していくかの如き展開についつい一気読みしてしまいました。この一冊を完成させた雨穴さんは天才か?と思わされます。
文章も読みやすく、図解もあり、普段あまり本を読まない方にでもおすすめ...続きを読むできる一冊です。
私は普段全く小説を読まないのです。
その理由がえ?これって誰だっけ?とかこの人は誰と繋がってたっけ?とかわからなくなるからです。
けど、雨穴さんの小説は度々同じ絵をわかりやすく何度も入れてくださったりするのと、丁寧な説明で本当にわかりやすく1日で、読んでしまいました。
展開も何度も変わっていき飽きま...続きを読むせん。
そして最後は感動します。
読み始めから終わりまでテンポ良く進んでいく感じでずっと楽しく読むことができました!
謎が解けていく感覚が癖になりそうです…笑
雨月さんの前作の本をまだ読めていないのでそちらも絶対に買おうと思いました!
読み進めるとパズルのピースがハマるようにあの絵にはそういう意味があったのか!ここであの人が繋がるのか!と何度も驚かされました。
ある1人の人間の狂気と愛情と執着心にぶん殴られたようで、読了後はしばらく重苦しい何かが胸につかえている気がしてまた読み返すには少し時間を置いてからじゃないと無理かな、と思い...続きを読むますが、ホラーな面で見ても、ミステリーな面で見てもとても面白い作品だと思います。
自称読書嫌いだったのですが、これは爆速で読み終えてしまいました。アマゾンとかで注文しようとしたら入荷待ちだったので初めて電子書籍で本を買いました。意外とスマホでも本は読めますね。
そして、内容です。最後に全て繋がる感じが気持ちいい。事件の内容としては全く気持ちの良いものではありませんが、終わり...続きを読む方もスッキリなので読んだ後必ず誰かにおすすめしたくなる作品。ホラー映画では無いので次のページに進んでも問題ないはずなのに「まさか…?」と予測してハラハラしながらページをまくってしまいます。SNSの広告で初めて知った作家さんなのでこれしか読んだことありませんが、今後前作も読みたいと思います!
さすが雨穴さんという感想です。
起承転結がわかりやすく、どんどんページを捲る手が進みます。個人的に、最初の絵の謎が解けた時が一番ぞわぞわとしました。
全ての登場人物の人生が複雑に絡み合いまくり、、、映画一本見たような壮大なお話です。
読了後は、なんとも言えない気持ちになりながらも雨穴さんの文才と構想力に感動。
もしこの本が実写化されるとしたら、今野直美は絶対に木村多江さんに演ってほしい。
雨穴さんのYouTubeに「変な絵」の動画がアップされてい...続きを読むたが、先に視聴した方がよりゾクゾクします。
購入して即日一気読み。内容の面白さは勿論、読む人を選ばない読みやすい文章、丁度良いボリュームも後押ししてくれたように思う。
最終章を読み終えた後の、胸にストンと来る感じ。それでいて、そこまでがストレスという事もなく、充分面白い。
あのような特殊な状況で、レシート裏に山の風景をスケッチするのは、絵の心...続きを読む得があっても難しいのでは?と思わないでもなかったが、それはそれ。
万人におすすめできる良作と感じた。
ネタバレしたくないのであまり書けませんが、購入して良かった。読んで良かったと思えた一冊です。
変な家もおすすめです。
少しずつ謎が解き明かされ、二転三転しドキドキしながら読みました。
群像劇が好きな人にもオススメしたいです。
繋がっていく感じが面白いですね。
今から雨穴さんの踊りでもYouTube...続きを読むで鑑賞しながら、作品の余韻に浸りたいと思っています。
前出版作「変な家」も読ませていただき、個人的に著者の世界観に〈執着〉しており、今作も読ませていただいている運びです。
その作風や世界観のリアリティももちろんですが、読みやすさの部分でもかなり評価が高い作品です。文字総数、心情描写、人物表現など、「変な家」も相当読みやすさがありましたが、今作も同様でし...続きを読むた。
そして一番は、その覆される展開と伏線の〈甘さ〉です。あえて伏線が甘いと表現しましたが、だからといって面白くない訳ではありませんし、もちろん適切な表現だとも思っています。何が言いたいかというと、〈気づかない鳥肌〉よりも〈気づく鳥肌〉が多いということです。
本来、この手の作品では伏線の緻密さと読者への騙りの部分に趣向を凝らすものが多い印象です。まさにそれが後に大きく覆される展開、いわゆるドンデン返しと呼ばれるものに繋がるからです。しかし今作の印象は違いました。あえて読者に〈気づく鳥肌〉を与えているのです。しかもこの気づきはちょうど良い感覚で訪れ、読みやすさが阻害されることなく、過去の内容との脳内マッチで鳥肌が立ち、興奮します。もちろん、気づかないなら気づかないで、終盤の展開に鳥肌は必至ですのでご安心ください。また、文中の状況説明もかなり丁寧で分かりやすいです。
活字が苦手、ホラーやミステリーが苦手、という人にこそ是非読んでいただきたい作品です。そんな方でも、長くても1時間30分あれば読み終わることでしょう。
今回は雨穴さんは出てこず、
栗原さんもちょびっとしか出てこない。
にも関わらず、伏線が張り巡らされ、
かなりの人が問答無用で強制退場してしまう、
ハードなお話でした。
最後あたりで一気に伏線を回収して、
話をちゃんと終わらせるのは、さすがでした。
読んだあとに、あの家族のことを思うと、
人の持つ狂...続きを読む気は愛と表裏一体なんだと、
しみじみ思います。
Posted by ブクログ 2024年04月18日
個人的には変な家よりも事件性があって面白かったです!!様々な登場人物がフォーカスされることで伏線が散りばめられており、読んでいくごとに点と点が線となっていくわかりやすく面白い展開でした。
Posted by ブクログ 2024年04月15日
読む前のイメージとしては『怖い絵』みたいに、それぞれの絵がどんなふうに怖く解釈できるかが書かれた短編集だと思っていたのだけれど、さにあらず。最後まで読んで分かる大きな仕掛けにまんまとやられた。ものすごく巧みに作り込まれている感じ。
この本に出会えて良かった
匿名 2024年04月11日
『変な家』も読みましたが、個人的には圧倒的に『変な絵』の方がオススメです。
一人の人間の生涯が9枚の絵で表現されており、それが一つに繋がったとき、鳥肌が止まりませんでした。
私は雨穴さんに出会えて、本当に幸せです。
普段あまり本を読む人間ではないのですが、雨穴さんの作品はいつも、怖いながらに最後まで見て、ストーリーの構成力に圧倒されてしまいます。まるで底が見えない淵を覗いてしまった時のような力があって、すごいなと思っています。
正直、動画の方が楽しめるだなんて思っていましたが、書籍も良すぎました!
Posted by ブクログ 2024年04月04日
雨穴さんの今出てる本の中で1番おもしろい
話の展開も色々推理するのも楽しい 読みながら話にのめり込みすぎて心臓バクバクする感じ
人の闇って怖いなー
Posted by ブクログ 2024年03月26日
とても面白かった。
変な家よりも個人的にはこちらが断然すき。
見事な伏線回収で感心してしまった。
ホラーは苦手な私でも、読める程度の怖さが丁度よかった。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
285ページ
1400円
2月13日〜2月15日
見れば見るほど、何かがおかしい?不穏なブログ、消えた男児、山での惨殺死体、母を殺した少女…「奇妙な絵」に秘められた衝撃の真実。
4つの話が、時代を行き来しながらつながっていることに気づいたときのおぞましさ。はじめはブログのケーキの数が変だな、とい...続きを読むう違和感から始まり、だんだんと物語に引き込まれていく。ヒタヒタと迫る恐怖を感じ、「変な家」同様、おもしろかった。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
変な家からの続きで読んだけど、面白過ぎて1日で読んでしまった。こんな繋がり、ストーリーを組み立てる発想にゾワッとした。映画化される気がしている。
最近になって雨穴さんを知り、この週末に夢中になってこの作品と『変な家』『変な家2』と読み漁りましたが、
具体的な殺人描写が幾つもあるのはこの作品だけだったような印象です。
それだけ良くも悪くも一番ホラー的で不気味で印象が深く残る作品でした。
濃い味付けを求めているならこの作品が一番オススメかも知れ...続きを読むません。
惹き込まれるストーリー
匿名 2024年01月13日
ものすごく怖い話ではないはずなのに、話の進み方がトリッキーでゾクゾクした。何回も読みたくなる語り方で、話の長さもちょうど良かった。
ある言葉を聞いた時に、自分の中で作り上げる先入観まみれの想像にまんまと騙されました。
なかなかえぐい描写もありましたが面白かったです。
【それぞれの絵に込められた心情、そしてビックリするほどに溢れ出てくる地獄を、ページをめくる度に体感して欲しい】
雨穴先生の変なシリーズ第2弾ですが、最初から最後まで無駄な絵が無いのが凄まじいです。
各章事に時系列が異なり、前作の変な家に出てた栗原さんが大学生だった頃とかあるのでなるべく前作は読んでか...続きを読むらの方が楽しめると思います。
そこから様々な絵と、それに関わる様々な人物の相関図が章ごとに作られていく度に、脳内にスパークが走るような衝撃を受けること間違いなし。
安定に面白いですね。
短編集のようでありながら最後に全てが繋がる、雨穴さんらしい構成です。
オカルト的な怖さだった変な家とは違い、人怖的な内容ですがこれはこれでゾクゾクします。
伏線回収
匿名 2023年11月13日
伏線回収凄すぎ!!最後にすべてのもやもやを回収してくれて何故か逆にもやもやした…変な家から来たけどこっちの作品も面白そう
表題作をラストまで読めました。
動画で有名な雨穴さんですが、本になるとまた良いです。
繰り返し読めるから推理しながら楽しめました。
次作にも期待
さすが雨月さんといったお話。
YouTubeで読んだあのお話がまさかこんなに繋がっているとは…
1話ずつだともやっとで終わる話が、読んでいく事につながってスッキリとしていくのが楽しくて一気に読み切ってしまいました!
これを考えた人、すごい…。
どうして?何故なんだろうーーー??と思っていたら、しっかり着地する。
本が苦手な子でも、読める気がします。夏休みにオススメ。
始めは短編かな?と思ったのですが、絡み合っていろいろな伏線が回収されて…ハラハラしながら読みました。全てわかったのでもう一度読み返します!
まだお試し版しか読んでないけどおもしろかった。
お話によってテイストが違うのか。
2話目はちょっとしたミステリー小説のようで面白かった。
他の話も読んでみたい。
やはり雨穴さんの作品は面白すぎる!
話のシーンがコロコロ変わり、内容に関する不思議感が募りながらも点と点が線で繋がっていくのが分かる作品でした。
ホラーと言っても驚かせる系ではなく、じわじわと理解すると怖くなる系で、考えさせられるストーリーだった。特に絵が使われることでページをめくる指もドキドキ…。続きが読みたくなりました。
あっという間に読み終わりました。
動画で絵の謎について見てから、真相が気になっていました。
予想していた部分と合っている所もありましたが、それ以上の驚きの連続で読み応えがあります。
ぜひ雨穴さんの動画を観てから、本編読むのをオススメします。
Posted by ブクログ 2024年04月20日
4.8ぐらいにしたい!最初のお話の謎が段々解明されていくのが爽快だった!火事場の馬鹿力とは違うけれど、その表現がしっくりくるのでは?というぐらい、人間は何かに支配されるととんでもない力を発揮してしまうのだな…というか、やはり経験が尾を引くのかな?と思った。描画の正しい解釈ってほんとに難しい…絶対この...続きを読む解釈が正しい!とは思わないようにしようと思った。
Posted by ブクログ 2024年04月15日
雨穴さんを読むのは「変な家」に続き、二度目。
YouTubeにも上がっているこの作品。
あまりハードルを上げすぎないよう、期待もそこそこに読んだのだが、個人的な感想としては雨穴さんの作品ではこれが一番好きだ。
絵も所々入っていて分かりやすく、ゾクゾクとするような不気味さと伏線が回収される快感。...続きを読むそしてミスリード。間違いなく面白かった。
Posted by ブクログ 2024年04月13日
かなり読みやすい。図形やイラストもあるし、誰目線のストーリーか毎回しっかり書いてあって、理解しやすい。
これは一気読みしたくなる。展開も早いし、気になってやめられない(笑)
短編かと思いきや、全てが繋がる。
登場人物も多くないしね。
途中で、"あーなるほど〜!分かった!!"と...続きを読むなっても、覆される(笑)
でも、"あー確かに。だからか…。あーあそこも!"と次から次へと、ピタッと合わさる感じが気持ち良かったわ。スカーーーっとする。
でもなんで直美は、母親でいたかったんだろう。
おばあちゃんになる事が"枯れた存在になる"と表現しているけど、いつも優しくて穏やかなおばあちゃんは枯れた存在では無いだろうと思ってしまう。
おばあちゃんになるから、母親じゃなくなるわけでもない。
そこだけが少し理解出来ない直美心だったな。
あー面白かった。
家も気になるな。
Posted by ブクログ 2024年04月12日
YouTubeで公開されていた序章を見て、ずっと気になっていた作品。YouTubeで見ることができたのは本当に序章の序章に過ぎなかった…
個人的には、前作の変な家より好み。
バラバラのお話が、少しずつ、ひとつに繋がっていく感じ。読むドキドキが止まらなかった。
雨穴氏の描く人間の怖さはすごくリ...続きを読むアルで、つらく悲しい気持ちになった。
加害者の彼女も被害者だったわけで。悲しみの連鎖というか。
彼女の中で何かがはじけ、最終章に出てきた表現を借りると、『不吉な運命の歯車』が動き出してしまったんだろうな…
彼女を取り巻く環境が少しずつ違っていれば、歯車は動かなかったかもしれない。
レンの『一番愛する人へ』のブログの意味が分かったとき、胸が張り裂けそうになった。
Posted by ブクログ 2024年04月11日
『変な家』が面白かったので、こちらは絵の絡む第二弾…どうかな、絵だしな、とよくわからない漠然とした思い込みがあったのですが。
やだこれ。『変な家』以上じゃない?おもしろすぎん?ってなってました。
雨穴さん。ますますファンになっちゃう。すご。
綿密に組み立てられたのでしょうね。ほんとにミステリーがお好...続きを読むきなんでしょうね。
本の内容に対しての感想は、あまり具体的には書けないです。まっさらな状態で読まれた方が、きっと面白い。わたしもそうでよかった。
ホラーな雰囲気はあっても、ホラーではないです。これはミステリー!
Posted by ブクログ 2024年04月11日
不穏な空気とミステリーが合わさってとても面白かった。聞いた名前が出てきて、短編集が繋がる瞬間がゾワゾワして好き。最後の、病院も隣の人って、、、って考えていたら、最初に繋がって面白かった。変な家よりも、緻密に作られた構造だった気がする。
Posted by ブクログ 2024年04月09日
おもしろかった!雨穴さんのファンだから読んだけど、関係なくおすすめしたいと思った。
いろんな事件が1人の殺人犯によって起こったものだったと分かっていく瞬間がとても気持ちよかった。庇護欲のためであれば手段を選ばない犯人のサイコ感とそこから感じられる母性の気味悪さが良い意味で不気味でよかった。
また最後...続きを読むはすこしほっこりというか、あくまでも日常は続いていく、という現実感を伴ったエンディングで、とてもすきでした。
Posted by ブクログ 2024年04月09日
おもしろかった★
友人に薦める★
ミステリー?★
スラスラ読めた★
また読みたい☆
面白かった!!!!
ここ最近読んだ本の中で一番でした!
★5は人生のバイブル的なものにつけようと思ってるからつけられないけど、
4.5はつけたいと感じた一冊。
もともと『変な家』を読みたかったんだけど
なんかゾ...続きを読むッとしそうな気配がしたので
こちらをチョイス。
思いがけず自分好みの主人公が変わっていく系、でも世界は繋がってる系でラッキー。
読みはじめてすぐホラー的な怖さを感じて
一度読むのを止めたんだけど、
続きが気になりすぎて昼間に再チャレンジ。
そこから一気読み。
全ての登場人物が繋がってるし
時系列とか、誰が何歳なんだ?とか
いろいろ混乱するけど
最後に次々と理解が追い付いていくと
気持ちいいし面白いです!
それにしても
庇護欲がそっち側に発揮されるなんて、、
あと、殺されるところが少し痛そうだった。
一応ネタバレにしておきます。
Posted by ブクログ 2024年04月12日
子供がハマっているので読んだ。
前作の『変な家』は、図が多すぎると思っていたが、今回はだいぶ読みやすくなっていた。
ダイイングメッセージみたいな5枚の絵の謎を解く話。
各章の時代背景や登場人物が全く違う舞台が用意されているのが繋がる時は気持ちよかった。
数字が振られた絵と章立てが3章ぐらいまでリンク...続きを読むしていると感じたけど、それは最後は違ったので肩すかし。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
変な家2を読んだ後にこちらも一気読み。
正直、面白さで言ったら私は変な家の方が面白かったけど、作り方がやはり好き。面白い。
あと、何気にリアルで検索するとちゃんとブログ出てくるのがちょっとゾワッとするw
流れがずっと入ってくる展開と、伏線の回収の仕方が好き。
ただ個人的な脳みその問題だけど、登場...続きを読む人物の関係性がだんだん分からんくなるので相関図作りたくなった。
メモ持ちながら読もう…ww
Posted by ブクログ 2024年03月31日
5枚の絵から浮かび上がる殺人事件とブログの本当の意味が分かる描写が印象的だった。直美の犯した罪は許されるものではないが、歯車が一個ずつ狂いだしてこうなってしまったと思うとやるせない気持ちになった。『変な家』が続編が出たのでこの作品も続編を出して欲しい。
Posted by ブクログ 2024年03月29日
ちょっと見方を変えると見えて来るものが全然違う。これとこれがどう繋がるのか?と思いながら読み進めていたが、親目線でいくと最後はとりあえずほっとする終わり方で良かった。
読みやすくて一気読み。
Posted by ブクログ 2024年03月28日
【ページ数】 288頁
【読み応え】 ◎
【ストーリー】 ◎
【伏線回収等】 ◎
【グロ表現】 無
変な家とはまた違った感覚で楽しめる。
ストーリー性もしかっりあって、ラストの展開におぉとなりました。
絵もリアルでとても良い。
そして今回も会話形式かつ挿絵豊富なのですごく読みやすいので...続きを読む小説が苦手という方でもすらすら読めると思います!
Posted by ブクログ 2024年03月24日
変な家を読んだことがあって、雨穴さんの著書はこれにて2冊目。
めちゃくちゃ惹き込まれてしまっていつの間にか読み終わってた!とても面白かったです。
私は変な家より大分好き。こちらを映画化したら良いのに。
各章ごとに変な絵が登場して、その謎を解いていく感じなのですが、最後はみごとに全てが繋がって.....続きを読む.!
真相が分かった時は思わずゾワゾワしました。すごい。
文字も大きめですし、説明は大体図解があるのでとても分かりやすい。普段本を読まない方でもかなり楽しめるのではないかと思います。
賞の構成、纏め方、すごく綺麗でした。すっきり。
とても楽しめました!面白かったー!!
変な絵は4つの章の構成でできており、読み進めていく中で話が繋がっていく感じが面白かったです!
登場人物はそこまで多くないですが、別名で呼ばれていることがあるため頭がこんがらがると思います。量もそこまで多くないので、この本は一気に読む方が楽しめそうだと思いました。
そこまでホラー要素は無いですが、妙に...続きを読むリアリティーがありグロテスクな表現もあるため、そういったものが苦手な方は控えた方がいいかなと思います!
ゾッとするが、どこか妙に愛を感じる…不思議な気持ちになりました。本を全て読み終えて、話が完成する構成にも引き込まれ、時間を忘れてしまいます!
主人公ではないけど名探偵がいて、色々ことがつながっていく。
それで、それでとあっという間に読み終わりました。
読後感はよかったです。
雨穴さんはwebで知りました
なかなかユニークで話もこれ実話?と思わせるものばかりです
今回初めて書籍を読ませてもらいましたが
なるほど!そう繋がるのか!と思わせる良い話です
単話に見せかけて実は全部繋がって来てるとは思いもしませんでした
充実した読書になりました
Posted by ブクログ 2024年03月05日
たわいない絵に見えるけれど、よく見るとどこかがおかしい「変な絵」。その謎を解くに従って陰惨な事件が浮き彫りになるミステリーホラー。
前作でも主要人物を務めた栗原が大学生として登場する。本編4章と序章(プロローグ)およびエピローグからなる。
◇
心理学者の萩尾登美子が学生たち...続きを読むに提示した一枚の絵。少女を真ん中にして、左に家、右に木が描かれた、何の変哲もない子どもっぽい絵に見える。けれど、この絵には不自然なところがいくつもあるという。
実はこの絵、母親を撲殺した罪で保護収監された、当時 11 歳の少女が描いたものだった。
萩尾の解説によると、この絵からわかるのは次のようなことである。
「出入り口のない家」「少女の不自然に湾曲した口もと」「鋭く尖ったすべての木の枝」などから、母親の虐待によりかなり抑圧された状態に置かれていたことと、自分を守るために強い警戒心と攻撃性を持っていること。
けれど「木の幹には樹洞があり、その中で羽を休める小鳥がいる」ことから、弱い存在のものを守ってやりたいという優しさも持ち合わせていること。
以上から、この少女は更生の可能性が高いと鑑定できるということだったが……。(序章)
* * * * *
『変な家』同様、不穏な空気をまとった滑り出しです。本を閉じるなら今だと思いながらも先が気になり、読むのを止められない。
第1章で栗原が登場し、旅先で思いがけず知人に出会ったような懐かしさもあって少し気持ちが楽になったものの、やはり気味の悪い話にげんなりしました。
ブログ『七篠レン 心の日記』に貼られた9枚の絵に隠された意味の恐ろしさ。
それ以後も章ごとに種々の絵が提示され別の物語が展開していくのだけれど、実は第1章がすべての伏線になっていたという見事な構成だったし、プロローグとエピローグもうまく関連づけられていました。
そういう点で『変な家』よりもミステリー要素が強く、個人的には好みに合った作品だったと言えます。
ひとつ注文をつけるとしたら、栗原に活躍させてほしかったということです。
栗原は大学時代に9枚の絵の謎を解いて(いるという設定になって)います。ならば一連の事件に因縁を持たせることは不自然ではないでしょう。
『変な家』と違って、作品を通しての探偵役を登場させるでもなく、犯人の視点中心で物語が展開するでもない。そのため、ミステリーとしてよく考えられているにも関わらず、何か大切な柱が一本通っていないような物足りなさを感じたことが残念な点でした。
雨穴さんはテレビドラマの「何かおかしい」をよく見ていて、この本も前から気になっていて読んでみました。
推理しながら読み進めたのですが、やはりわからず、謎解きを読んでなるほどと思いました。
でもテーマが重いので、読後感はスッキリという感じではないですね。
それでも読み出すと止まらなくて、ドラマと同じく...続きを読む、好奇心を持っていかれる作品でした。
YouTubeで雨穴さんを知り
アップされている動画はすべて見ました。
本はどんなカンジなのか気になり、無料版を
読んでみました
やはりおもしろかったです。
これだけでも完結してるっていえばしてるけど
やはり続きが気になる~
伏線回収はお見事でしたが、何か最後もっと絵に意味があったんだよとかっていうのもあったらゾワゾワが最高潮になって良かったのではないかと思いました。
何となく良くあるような『怖い絵』みたいな話だと思っていました。
が、違いました。非常にテンポ良く話が進むので一気に読み進めることが出来ますし、数枚の絵から導かれる謎と答えに辿り着くまでのストーリーも引き込まれるものがあります。
決して楽しい話では無いのですが、なぜ、どうして、と考えている間にこれ...続きを読むまたどんどんと読んでいってしまう。
ミステリー好きにも十分に魅力のある作品だと思います。
おもしろいです。
お試し版を読みましたが、一話謎解きまで載っているので満足感があります。
でもいくつか明かされていない疑問が残っているので、一冊全部読んだらそれも明かされるのかな。
他の話も読みたいです。
今時ミステリー
匿名 2022年11月30日
まさか そんな風につながっていたのかと、おくればせながら終盤になって気付きました。
読み進めるうちに、先が早く知りたい でも 少しずつ読まないと もったいない そんな気持ちになりました。
前作と比べると ライトかと思いきや それと同じくらい謎めいて、異常でもあり とにかく読みごたえありました。ま...続きを読むたもや まんまと引き込まれました。
タイトルからして錯覚を楽しめる本かと思って暇つぶしに試し読みを読んだらめちゃめちゃ怖い話やないか!
この人の『変な間取り』もそういう面白本かと思って今度読んでみようとか思ってたけどあぶねー。
とにかく寒気がするくらい怖くて…ああ怖い。
Posted by ブクログ 2024年04月22日
いつも通りのネット記事文体で読みやすいがあまり本で読まんでもネットでいいかなぁとは思ってしまう。
雨月さんは出て来ず、登場人物たちのオムニバスで少し残念だが荒唐無稽なホラーで面白かった
Posted by ブクログ 2024年04月08日
変な家に続き、変な絵を読んでみた。3枚の絵に隠された秘密。不思議なブログ。気がつくととても恐ろしい出来事である。3代に渡って描かれている構成はさすがである。
Posted by ブクログ 2024年04月07日
「変な家」よりも個人的に好き。人間の汚いところが表れた末に起きてしまった事件。前作同様とにかく読みやすい。元々がブログ発ということもあってスラスラ読める上に伏線回収もしっかりしてくれるので、人気が出るのは頷ける。特に中高生にはウケが良さそう。