【感想・ネタバレ】花もて語れ 1のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年09月16日

朗読の場面は僕も声に出し、朗読に挑戦した。
そばで聞いていた僕の子どもが、「お話、読んで」とせっついてきた。

声に出すことの凄みを、久しぶりに思い出した。
いま、声の力がいかに忘れられ、軽んじられているか。

これは日常や普段の読書に対する、強烈な問題提起になりうる本だ。

マンガだから伝えられる...続きを読む、イメージと言葉との融合。
こんなやり方があったのか。

画期的な書。
読書と朗読を愛する、全ての人に。

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Posted by ブクログ 2014年06月22日

なぜ、赤ちゃんの泣き声は皆に届くのか
それは伝えたい気持ちがつよいから

朗読の魅力に気づく 佐倉ハナ

そして、佐佐木満里子との出会い
妹 絵里子との確執、

「クラムボンは笑ったよ」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月22日

朗読の奥深さを知ることが出来たと書いてしまうと、
とってもうわべだけの感想になってしまいますが…
言いたいことはそれに尽きます。
宮沢賢治の「やまなし」とか斉藤 隆介の「花咲き山」とか
幼少期に読んで内容も知っていたのに、
新たな作品の情景が浮かび上がってきて、
すっごい心にストーンと何かが落ちてく...続きを読むるのを感じた。
ああ!この感想をどう伝えたらいいのでしょうね…。
自分も来年子供の小学校で「読み聞かせ」に
チャレンジしてみたくなりました。

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Posted by ブクログ 2013年06月05日

「朗読」の魅力がぎゅっと詰められていて、早く次へ次へと読みたくなるのに一コマ一コマじっくり味わって作品を鑑賞したくなるような、それほどの面白さに興奮しました!
日頃自分が読んでいた小説たちのなかに、こんなにも豊かな世界が広がっていたなんて!と、ついつい読んだことある本も読み返してみたくなる。
物語が...続きを読む好きで、作っていく・表現していくことが好きな人達にはたまらない作品だと思いました。

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Posted by ブクログ 2013年05月15日

引っ込み思案で人と話すのが苦手なハナ。
小学生の頃に出会った教育実習生のおかげで朗読の素晴らしさを知る。
朗読からはすっかり離れ大人になったハナ。仕事で落ち込んでいた時に朗読教室の存在を知り、再び朗読の魅力にはまっていく。

本を理解する、というのはこういうことかと思い知らされました。
黙読だけでは...続きを読むなかなかここまで深く読み込むことはないかも。

読みながら「ガラスの仮面」が思い浮かびました。
役になり切るところなんて特に。
舞台と朗読。似てるのかも。

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Posted by ブクログ 2012年12月19日

人と話すのが苦手な主人公が、朗読の才能を開花させていく…。朗読の奥深さ、良さを再認識。また、宮沢賢治のやまなしの解読。ただただ納得、感動するばかり。宮沢賢治は好きだが、やまなしに対してのアレルギーは未だ健在だったので、もう1度読み直したい。そして、2巻も早く買いたい!!

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Posted by ブクログ 2015年03月19日

大人が楽しめるコミックを探していたら推薦されていたので、早速、今発売されている分をまとめて購入してみました。

「朗読」というものをコミックで表現されている。
これは新感覚。

頭の中は「クラムボン」と「かぷかぷ」でいっぱいです。

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Posted by ブクログ 2012年07月27日

小学生のころに習った宮沢賢治の「やまなし」
クラムボンがなんなのか、私も判らなかった。
内気で自分の思いを上手に伝えることのできない佐倉ハナが朗読に出会い、成長していく(であろう)物語。

小さいころは音読が当たり前だった。
小学生のころ「感情移入が上手だ」と、音読をほめられたことを思い出す。
そし...続きを読むて芋づる式に次々と音読に対する記憶は甦ってきた。
幼稚園に通っていた妹の誕生日(だったと思う)に、両親がプレゼントしたディズニーの紙芝居。
まだたどたどしくしか読めない妹の代わりに、私が読んであげていたっけ。
感情を込め、臨場感たっぷりに読みすぎたせいで、妹と弟を泣かせた記憶(…

音読だと思っていたそれも、実は朗読だったのかな、って思った。
私にも、少しは朗読の才能があるのかもしれない(笑)
今でも時折、読書中、特に共感できる部分の会話などを声に出して読んでしまうこと、あるもの。(あんまり大声じゃ読めないけれど)

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Posted by ブクログ 2012年06月28日

おそらく日本初となる
本格朗読漫画です♪


たまたま本屋で
綺麗な表紙に惹かれて手にとったけど
こんな漫画があるなんて
いやぁ〜もう
ビックリです(^O^)


声に出して本を読むことの
素晴らしさや面白さを
見えない声を絵で表現し、

あったかい笑いを交えた漫画で
教えてくれます。


知識を...続きを読む詰め込むことが優先され
現在では「黙読」が当たり前になっているけど、

本当は声に出して読むことこそが
本が持つ本当の面白さや
物語の魅力に気付かしてくれる。


帯にて推薦の文を書いている
声優であり歌手の
坂本真綾さんも述べている通り、
『朗読』とは
ひとりひとり違う
声に宿る不思議なエネルギーを感じることであり、

ひとりひとり違うからこそ
個性が出せる。


朗読の世界では
登場人物の気持ちになりきるために
その人物がどんな位置や距離から、
あるいはどんな立場で感じているかを理解して読むことを
「視点の転換」
ということや、

大正時代までは公共の場所でも
本や新聞は
音読する人のほうが多かったという話など、
なかなか興味深い
ウンチクも楽しい。



気が弱く
声が小さな新人OLの
佐倉ハナが

ふとしたきっかけから
藤色朗読教室の一員になり、

『朗読』の大きな魅力と出会い、
自分の殻を破り
成長していく様や、

『朗読』を通して
頑なな人の心を溶かしていくストーリーが
読んでいて妙に心地いいんです。


藤色朗読教室に通うメンバーも
おしとやかなお姫様キャラの
藤色きなり先生、

劇団で役者をやっている
イケメンの山吹くん、

キャバ嬢のアカネさん、

病院の事務の仕事をする
初老の若竹さん、

謎の文筆業家のオジサマ
朽葉さん
など、
バラエティに富んでいて
飽きさせません(笑)



思いの強さが言葉に宿れば
人の心を揺り動かすことができるという、
根底に流れるテーマにも共感です。


自分の気持ちを
うまく伝えられない人や

販売や営業の仕事をしている人、

読書好きの人、

演劇や音楽や作家など
表現活動に携わる人なら
特に勉強になるし
必ず響く漫画だと思います(^_^)
(逆に読書が苦手だという人にこそ読んで欲しい漫画でもあります)


この第1巻では
「ブレーメンの音楽隊」、
宮沢賢治の
「やまなし」が読めます♪


現在4巻まで発売中。

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Posted by ブクログ 2012年04月21日

宮沢賢治「やまなし」は、むか~しどこかで読んだ微かな記憶がありました。
こんな深い内容だとは思わなくて、いろいろ気付かされた。
このやまなしのくだりは、何度読んでも涙。

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Posted by ブクログ 2012年01月05日

「朗読」をテーマにした漫画。

「普段の話声は小さくて、会社では失敗ばかり」の22歳の新卒女性が主人公なので個人的には感情移入しやすい。
1巻の後半では、宮沢賢治の『やまなし』を題材としており、その解釈についても深く考察されているので読みごたえがあった。

朗読の技術についても触れられているが、朗読...続きを読むの際に最も重要なのは「伝えたいと思う気持ち」であると感じた。普段の生活の中で自分の気持ちがうまく伝わらないとき、相手に対してイライラしてしまうことが多い。でも、イライラする前に「伝えたいと思う気持ちが足りなかったのではないか」と自省する必要があるのではないかと思った。

唯一残念な点は今のところ1年に2巻のペースでしか発売されないこと。
4巻が待ち遠しい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年04月01日

とよ田みのる先生のtwitterをきっかけに知り、1~3をまとめて購入して一気読み。

かつて、気持ちが沈んで仕方のなかったころ、放送大学やNHKといった落ち着いた雰囲気の音源を求めていたのですが、ある日たまたま朗読の音声ファイルをUPしているサイトを見つけてしばらく聞いていました。

そのとき朗読...続きを読むに対して持った印象は、私がそういうものを求めていたせいだと思いますが、「穏やか」「落ち着いている」「淡々としている」といった"静"なものだったのですが、本作品を読んで、そうではない、と知りました。

時に静かに、時に激しく。

こんなにも感情を揺さぶられるなんて。

気づいたら泣いてました。

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Posted by ブクログ 2021年08月28日

朗読は正直興味がなかったけど、この漫画の朗読の描写がとても気に入った。朗読が好きな人にはおすすめできる漫画だと思う。

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Posted by ブクログ 2016年12月23日

最初のつかみは、んん・・・と思っていたら、
1巻読み終わる頃には、えええええおもしれぇぇぇぇ!!となった。

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Posted by ブクログ 2014年05月09日

朗読マンガ。

これは、藤田 日和郎が、ツイッターで感想を語っていたのをみて購入。
なかなか、楽しかったです。

朗読というよりも、物語の解釈論な感じです。

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Posted by ブクログ 2014年04月11日

絵は個人的には、イマイチ…というか、すみません、あまり魅力を感じなかったのだが、朗読というほとんど知られていないジャンルの手引書としては、うってつけだと思う。

朗読の手法から学ぶことも多い。視座とか初めて聞いた。勉強になる。

朗読してみたくなるマンガ。
本を読む大切さを、マンガで説かれる矛盾…本...続きを読むよがんばれ!

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Posted by ブクログ 2013年08月04日

朗読の漫画があるなんて、ビックリ‼
声に出して読むことは大切と思っていたけど、他人に大きな影響を与えるとは思っていなかった。どうしても歌には負けてしまうと。二巻以降が楽しみです!

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Posted by ブクログ 2013年02月18日

朗読って奥が深いんだね。確かに黙読だけでは想像できない部分ってあるのかも。本を読むことの楽しさを教えてくれるマンガだ。

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Posted by ブクログ 2012年10月30日

小学生の時の教科書に載っていた 宮沢賢治の「やまなし」。
何度読んでも全く意味がわからなくて、(確か、先生も意味を教えてくれなかった)だから、ずっと、宮沢賢治が好きではなかった。
最近この「花もて語れ」を、いろんなところで目にしだした。
「“朗読コミック”とはなんなんだ?!朗読をどうマンガにできるの...続きを読むか?」という疑問をいだき、購入した。
そうだったのか!「やまなし」って、そういうお話だったのか!
途端に私の中で宮沢賢治への評価が変わった(苦笑)。

朗読の素晴らしさは実感している。
同じ本でも、自分で黙読したときより、誰かに読み聞かせてもらったときの方が強く心に響くときがある。
一番強く感じたのは、詩人、工藤直子さんの講演会。
ご自分の詩を 朗読されたときだった。
あまり興味のなかった工藤直子氏の詩の素敵さをそのとき、理解したのだった。

佐倉ハナの「やまなし」聞きたい。

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Posted by ブクログ 2020年02月11日

お兄ちゃんに言われて読んでみました。最初は絵があんまり好みじゃなかったのですが、次第に気にならなくなってきました。やっぱり話がおもろいからですねー^^

朗読というものにあまり興味がなかったのですが、この漫画を読んで久しぶりに興味が湧きました!

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Posted by ブクログ 2012年01月02日

入院のお見舞いに友人が持ってきてくれたのがこの「花もて語れ」の既刊3冊。タイトルだけは聞いたことがあるものの内容については知らず、興味をもって読み始めたらストライクな内容。選んでくれた友人に感謝感謝大感謝。

主人公は就職したてのOLで、第0話では幼少の頃のお話。引っ込み思案でおとなしい女性が、朗読...続きを読むをきっかけに変わっていく内容のようだ。

実は近年、自分でも朗読をやる機会をもちたくて、いろいろと調べ物をしたり本を読んだりしていた。シンクロニシティというか、まさにいいタイミングで読む機会に恵まれてうれしい。この本には朗読協力・朗読原案として東百道という専門家が参加していて、朗読に関するノウハウが披露されているのだが、それがもうひとつひとつ目から鱗で勉強にある。もちろん、理論書ではなくてマンガなので音はでないものの、ストーリーで擬似シミュレーションされることにもなる。

1巻は動機のエピソードにあたる第0話を含む全5話。続き物なので、最初の試練にどう向かっていくのかという途中までの内容になっている。

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Posted by ブクログ 2015年04月08日

朗読の声色やトーンを絵柄、すなわり表情やイメージや内声や讃嘆する観客で描く。
結構無理なことにチャレンジしている。
……それよりもまんま澁澤が出てきて笑った。

宮沢賢治「やまなし」

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Posted by ブクログ 2014年03月16日

もっとしっとりとした感じを期待していたので、全体的にリアクションオーバー気味に感じる。「視点の転換」っていう考え方は面白いと思う。

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Posted by ブクログ 2014年01月14日

「朗読」の漫画。なんだそれと思ったけど、評判を耳にしたので1巻を試しに買ってみた。漫画として好きかと言われたら、絵も話運びもそんな好みではない。続きを買うかはわからない。

ただ、色々なことを思い出した。
のりのりで絵本の読み聞かせをしてくれた母のおかげか、小学校で毎日出た国語の音読の宿題は全然苦じ...続きを読むゃなかったなあとか、そういえば高校の頃に放送部の朗読コンテストの大会に出たなあとか。小中学生の時、妹と2人で漫画の朗読をしていたなあとか。漫画の中の、自分が好きな名台詞ランキングって誰でも大好きだと思うけど、そういう「好きな場面」「好きな台詞」を、キャラクターの配役を決めて交代に読んでいくという遊びをして、なりきって悦に入っていた。確か母に嫌そうな顔で「やめて、それ」と言われて恥ずかしくなってやめた記憶。

間違いなく声に出して文章を読むことが好きだったけど、そういうのは「恥ずかしいこと」と思うようになったのはなんでだろうな。好きだったことすら忘れていて、これを読んだ後、思わず本棚の一冊を手にとって音読してみた。やっぱり気持ちよかった。その勢いで、朗読のポッドキャストを探していくつか登録した。

黙読はわからないことがあってもそのまま読んでしまうけど、朗読はわからないことがあると一行たりとも声に出せない。だからわかるまで何度も何度も読み込む。そうするとイメージが何倍にも広がる、というのは、なるほどなあと思った。
舞台演劇では、同じ話を違う役者、違う演出で何度も再演する。同じ脚本でも演技する俳優によって全然変わるのは、本には書かれていない情報を、自分のイメージでふくらませて補うからだろう。それはイメージの押しつけではなくて、いくつもある解のひとつなのだと思う。

自分が好きなものってつながるなあ。

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Posted by ブクログ 2013年10月19日

1話を読んで、画力が足らないのか、これがギャグ漫画なのか感動させようとしているのかわからず、入り込み辛く思ったこともあった。けれど、謎の感動があって面白い

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Posted by ブクログ 2013年07月18日

勢いに圧倒されます。朗読の場面はぞくぞくする。
「やまなし」は小学校の教科書で読み、「よく分からない、けどなんか怖い」印象だった記憶がある。クラムボンといった単語のイメージが強い。朗読で聞いたらどんな気持ちだったのかなあと思います。
始まったばかりなのでこれからの展開に期待。

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Posted by ブクログ 2012年10月11日

題材が珍しくて、
一話目が少々重く感じたけど、
朗読を通じて人との繋がりを描いているのは
すごく面白いと思った。

話も朗読する内容と被さるように作っているので
朗読する作品についても
その考えが一辺倒ではないと思うけど、
考えが深まると思います。

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Posted by ブクログ 2012年03月27日

まずタイトルが秀逸。どんな話か読んでみたくなる。そして、漫画で朗読の話をやるっていうんだから驚かされる。
ただ、描きたいことに表現力がついていってない印象も。テーマ的にはもう少ししっとりとまとめて欲しいけれど、演出過剰で騒がしく感じてしまう。
あぁ、でもクオリティの高い朗読を一度聞いてみたくはなる。

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

坂本真綾さんが元々この作品を知っていたのか、帯には疑問が持てますが…
朗読の素晴らしさを伝えたい著者の気持ちは強く伝わりました。ハナちゃんが世間知らず過ぎてビックリ。
学生振りにクラムボンという単語を聞いた気がしますね!懐かしいー

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Posted by ブクログ 2011年12月24日

絵や展開は本当に好みでないのだけど、朗読という題材が面白い。宮澤賢治の「やまなし」の解釈を読んで、うわぁ~~~~~~~と思った。とりあえず1巻しか読んでないけれど、続きが気になる漫画。

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購入済み

いらん

2017年09月19日

原宿と御宿のあたりはいらん。
余りにも恣意的過ぎて作者の悪意しか伝わってこない。
阿漕さの無いのはこの作品の良いところの為、惜しまれました

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