「オナニーの語源はオナンという青年の名が由来」という、飲みの席でも使えないトリビアから入る今作の紹介です。女性がよってきて、よってきて、セックスに悩んでしまう主人公・国木田。そんな国木田は図書館司書の仕事を通じて、老人が借りた本「マスターベーション研究序説」に出会います。オナニーをしたことがない国木田は、相手のことを考えずに自由にできるオナニーは「未知の世界だ。」と感銘を受け、そして、“初心者”国木田のオナニー道が幕を開けるのです!!家で初体験?をしようとしたら妹に見つかったり…ネットで勉強して「登り棒」から入門したり…「こんにゃく」を茹でてみたり…。さらに一般人が到達しない高見へと国木田は突き進みます。進んだ道の先は、もはや芸術の域!?ぜひその目で確かめてください。それにしても、朔ユキ蔵さんの描く女性は柔らかく、美しいですね。
...続きを読む感情タグBEST3
オナニーをしたことない男がすごく真面目にオナニーを研究する話。ストーリーもおもしろいし勉強にもなる。しかし主人公うかつすぎ!オナニー見られまくりじゃん!
Posted by ブクログ 2009年12月31日
モテ男が初めてのオナニーを通して自分のための性のアイデンティティを取り戻そうとする話。
他の人に聞けなくてググってみたり、早速妹に見つかってみたり、のぼり棒からチャレンジしてみたり、とにかくアホすぎてかわいい。
但し妹ローションは無いなあ~と思ったのでひとつ星マイナス
Posted by ブクログ 2013年06月23日
男性の自慰をテーマにした異色作。
中学以降、常に女性から言い寄られ、自慰というものをしたことがない男・国木田。現在も彼女がいる彼が、何気ない同僚との会話から自慰に興味を持ち、様々な自慰を試す。
あらすじを書けと言われたらこうとしか書きようがない…。。。なんというか…自分にとっては新手でしたw 新手...続きを読むのギャグ…かな??
Posted by ブクログ 2009年11月08日
何故かモテまくるため彼女がいなかった期間がなく、よって一人でしたことがない国木田陽一が、自分のペースでできる自慰行為のきもちよさに目覚める話。テーマはオ○ニーだけど、他人のペースに流されるのをやめて自分で考えて動くことを覚える成長譚にも読めます。ベタだけど妹とのエピソードがいいなあ。ふだん淡白な陽一...続きを読むが唯一生々しい感情をあらわにするシーンが垣間見える。