【感想・ネタバレ】超訳百人一首 うた恋い。4のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年06月26日

とうとう最終巻。かなしい。うた変はどんな話なんだろ?

藤原氏の名が高まるにつれて消えていった氏族たちの、和歌をめぐる短編集。

紀貫之が最後に池を眺めているシーンで羽織っているのは、再会した時の椿が羽織っている外套?だ。こういう、細かいところでキャラクターの心情を表現しているところが好き。

全4...続きを読む巻だと思っていたけれど、どうやら5巻を制作中らしい。2015年発売の予定が延期して、作者のツイッターも去年のあけおめの呟き以来音沙汰がない感じだけど、出版社のいざこざに巻き込まれちゃったの?……全然分からないけど、なんでもいいからいつか出る!と信じたい。このシリーズ面白いもの。DVD付きのコミックを買って待とう。

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Posted by ブクログ 2020年10月25日

百人一首のマンガは数あれど、個人的にこのシリーズが一番好きだなぁ。
ほぼフィクションなんだけど、「人」の話になってて、内容が入ってきやすい→歌の意味も理解しながら覚えられるから百人一首覚えるのにも役立つと思う。
ただしペーパーテスト用なw
カルタ大会みたいなスピード勝負は無理w

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Posted by ブクログ 2017年01月04日

篁と比右子、忠岑と満子はとにかく悶えた。とっても。でもなんと言っても貫之と椿がもう切なすぎて……!巻頭の「人はいさ~」の絵はすごく素敵。

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Posted by ブクログ 2016年04月28日

「うた恋い」シリーズの完結編(?)。
今回もどのキャラの恋も気になりました。
夜になると閻魔大王の部下になると言われている
小野篁(おののたかむら)や紀貫之(きのつらゆき)
が出てきますよ。
またまた切ない思いが炸裂しました。
このシリーズは詠み飽きませんね。
菅原道真も出てきますよ~。しぶいおじ様...続きを読むでした、

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Posted by ブクログ 2015年02月27日

とまらない(笑)
うた変もよみたい

貫之の恋愛にきゅんきゅんする
小野兄妹もきゅんきゅん
満子の逆ナンストーリーもきゅんきゅんする

はまってるなぁ…(こうなることはわかってた気がする)

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Posted by ブクログ 2014年12月01日

買おうか買うまいか迷った挙句に買ってしまった一冊。予想通り読んだ後はしばらく何も手に付きません。小野篁の歌、たった三十一文字でここまで膨らませられるのがすごいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年09月14日

今回の主役は紀貫之。小野篁と比右子の話良い!と思ってたんですが、その後の紀貫之と椿の話にすっかりやられました。人前では笑顔でふざける彼の一人になった瞬間に見せる影も、椿との恋愛も、菅原道真とのやり取りも本当に良かったです。

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Posted by ブクログ 2014年02月12日

今回は古今和歌集編者である、壬生忠岑や紀貫之などが登場。

藤原満子と壬生忠岑の話が素敵でした。不自由さゆえの美しいロマンスでした。その後の話が気になります。

紀貫之のあの歌に返歌があったことを恥ずかしながら知らずにいたので、宿屋の主人が女性だというのが新鮮に感じられました。
毎回この漫画を読むと...続きを読む、どの程度まで史実に沿っていて、どこから空想なのかと疑問が湧いてくる。
古典作品の勉強のきっかけにもなります。

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Posted by ブクログ 2014年01月30日

小野篁さんというともうすっかり鬼灯に出てくる篁さんの印象が強かったせいで、うた恋い篁さんのダークな格好良さにはわわってなった(笑)。

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Posted by ブクログ 2014年01月25日

限られた資料のなかから人物をふくらませるのが、やはり大変お上手。古今集カルテットと紀貫之どツボでした-_-b! 小野篁の目がなんだかイっちゃってて怖いんですがこれは常人ならざる、という表現なのかしかし怖い。
壬生氏が登場したし次巻はぜひ 恋すてふ あたりも読みたいなー。

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Posted by ブクログ 2014年01月05日

質を落とさないで書き続けられるのが素晴らしい。
解釈を変えればこんなに素敵な物語になることもあるんですね。
うた変。も読みたいなー!

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Posted by ブクログ 2013年12月19日

前巻に引き続き。

どの話も切ない……のは言うまでもないとして、うた恋いシリーズはそういったままならぬ恋以外に、人生の無常感みたいなものが根底に流れている気がする。
どの巻でもそれとなくはあったけど、道真が貫行にかけた言葉を見て強く思った。
自分でどうすることもできない問題の前に、何かを、恋を、手離...続きを読むさざるを得なかった歌人たちの思いがいまも残っている。

ふつうにおちゃらけた感想としては、忠岑が格好良すぎる。気がまわるどころの話じゃない。
小野兄妹はかわいい。主に妹。しかし冷静になって考えると、17歳年下の妹かつ生徒に手を出すって相当だと思う。こうして書いてるうちになんだかうた変の道雅と当子思い出してきた。
貫行と椿。やっぱり悲恋なんだけど、最後にちゃんと貫行が気づけてよかった。ほんとうによかった。ところで、椿市の宿は紫文のと同じなのか。
色々書いたけど、いちばん好きなのは4コマの躬恒だ。貫行との掛け合い面白すぎる。

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Posted by ブクログ 2013年12月17日

今までもそうだったから、今回こそはやめておいたほうが利口だとぐずぐず迷った末結局読んじゃって、予想通りになってる。
このシリーズは読んだ後に凹みます。
少なくとも私はしばらく鬱になります。悔し泣きします。
こんな劇的で理想的な美しい恋愛、選ばれた運のいい人にしか絶対できないもの。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月15日

3巻+うた変。で終わりだと思っていたので、
発売が決まった時から楽しみで楽しみで発売が待ち遠しくて仕方なかった4巻です。
あまりにも期待しすぎちゃってたもんで、期待値超えなかったらどうしよう!なんて思ってたんですが、全くいらぬ心配でした。
期待を超える満足。良かったよー良かったよー(*´Д`*)

...続きを読む忠岑がイケメンすぎて超キュンキュンしたし、
貫之の恋のお話も、道真とのお話もどっちも良かった。
恋歌のお話ももちろん大好きなんですが、うた恋い。の素敵なところは当時の時代背景や歌人たちの歌への思いにもふれてくれるところ。
歌に残した恋心が悠久の時を超えて、現代でも語り継がれているなんて素敵だよなあ。浪漫だよなあ。

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Posted by ブクログ 2016年03月15日

ついに買ってしまったーー!!
やっぱり面白い。
ひとつの和歌から、その時代を一生懸命生きた人々の息遣いが感じられる。
小野篁の話がよかったなぁ。。。
貫之もよかったけど。

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Posted by ブクログ 2014年05月11日

待望でしたので、いつの間に新刊が!と嬉しく思って即購入。
今回は藤原氏ではない歌人にスポットを当てている。特には「人はいさ…」の紀貫之がメイン。

母が宮廷に仕える伎女であり、内教坊(宮廷で女舞を行う伎女がいた場所)で女性に囲まれて育ったという貫之。女性のふりをして書いた『土佐日記』、何故そんなもの...続きを読むを書いたんだろうと自分なりにいろいろ考えてたんですが、なるほどそういう理由があったんですね!

今回もとても素敵な話だったけど、泣けなかったのでちょっと残念。
でも大好きな小町(吉子)と僧正遍昭(宗貞)が出てきたときはニヤリとしてしまいました(笑)業平も大好きなので。

藤原氏の歌人ばかりで百人一首を組むこともできただろうに、定家は衰退してしまった家の歌人の歌も多数百人一首に収録した。その中には当時の世間的にはそんなに評価されていなかったという歌や歌人もあるのに、ということは、もしかしたら、そういった家柄の歌人の歌を選ぶことも定家が百人一首を作る際に考慮していたのかもしれないですね。
そのおかげで、藤原氏の陰に埋もれてしまった家であっても現代にしっかり伝えられ、歌を享受することができ、多くの人に愛されているわけで。そういった点でも定家が百人一首を編んだ功績って本当に大きいものだなぁと改めて思います。

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Posted by ブクログ 2014年03月03日

百人一首の恋の歌を美しく描いているけど、今回は恋愛でも悲恋が多かったような気がする。百人一首の歌しか知らなかったので、その背景にこんな悲しい情景があったことを知ると、百人一首の見方が変わる。
ちなみにこの巻を読む前に鬼灯の冷徹で小野篁を見ていたので、ギャップにビックリ。シリアスとギャグでは同一人物で...続きを読むもこんなに違うのか(笑)

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Posted by ブクログ 2014年02月24日

「家」の衰退。
いままでのどの巻より重く、苦しく
そして恋はやっぱり切ない。

そんな4巻め。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月24日

紀貫之とか小野篁とか藤原定家とか
名前はよく聞く人たちだけど
実態は知らなかったのでいろいろと衝撃的だった。
こういう簡単に古典に触れられるものがもっと増えればいいな・・・

古典読みたいんだけど今積み上げちゃってるんだよね

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Posted by ブクログ 2014年01月04日

やっぱり杉田先生の意訳、ストーリーともに素晴らしい。今回も堪能しました。小野兄妹・・・百人一首を勉強したときは何も思わなかったけどしみじみくる歌だなぁ。

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Posted by ブクログ 2013年12月21日

小倉百人一首
こういう編集面白いなあ
藤原氏の陰で消えていった氏
なるほどなあ
スポットの当て方が興味深い
≪ 藤栄え 枯れ木の氏も 名を残す ≫

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Posted by ブクログ 2013年12月18日

和歌の造詣ないので、どこまでが史実でどこからが創作なのかわからない…けど相変わらずわかりやすいし面白い。
今回は藤原家以外にスポットを当てる、という切り口が明確なのも良かった。

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Posted by ブクログ 2013年12月16日

藤原家に隠れて消えていった人々の歌を取り上げている。
小野篁が無口で素敵。
そして貫之が可愛くてねじくれてて大好き。
屈折した人、大好きです。

やっぱり好きだなー。このシリーズ。
百人一首、ちゃんと読んでみようかな。

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Posted by ブクログ 2018年09月02日

※1~4巻までの感想をまとめてこちらに。

私は基本的にメディアミックス作品はまず映像から~っていうスタンスなので、こちらの作品もアニメ→漫画の流れで読んだ。

ストーリーとして好きなのは…
2巻収録「僧正遍昭(吉岑宗貞)&吉子」,「在原行平&弘子」。
前者は和歌に込めた想いの裏にあ...続きを読むった物語にすごく納得がいったからで、後者は単純に理想の夫婦像ってことで。笑

組み合わせで好きなのは…
まずなんといっても、定家×式子様。この二人は私の中では別格!だって、すべてはここから始まったんだもん…。(時系列としては平安末期だけど)
それから、業平×康秀×小町。この3人は、立場や身分の違いを越えた歌人仲間として本当の関係を築けているのが素晴らしいなって思う。
あと、行成×清少納言も好き。行成の“鳥のそら音”~からの「あなたのことは、俺が必ず 守るから。」って言うシーンは、本当に切なくて美しかった。こうして後世に名を残したのは、きっと別れの日の約束通り強くまっすぐ生きて、何かを信じ貫く豊かな人生を送れたからなんじゃないかなって思った。

定家が言うように、昔も今も人の悩みって実はそんな大して変わらないもので…自分と同じようなことで悩んだり苦しんだりした人が、ずっと昔も,今も,あるいはこれから先もいるかもしれないんだな~って考えると、何だか不思議な気分!
しがらみの多い世の中で、自分の居場所や心の自由を和歌に求めてもがき続けてきた歌人たちの心にちょっとだけ触れられたみたいで、なんだか和歌が身近に感じられるようになった。

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Posted by ブクログ 2015年10月05日

コンセプトもストーリーも素晴らしく、作者の絵も上手い!・・・だけど、残念ながら絵が好みじゃない

特にまつ毛をマスカラを塗りたくってダマになったヒジキみたいに描いてるトコがダメ

それ以外がパーフェクトなだけに残念だけど、好みの問題なので仕方ない

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Posted by ブクログ 2015年09月07日

キュンキュンきた。
きっと平安時代だからできる恋愛の形とかがあると思うんです!ちょー羨ましい!
特に壬生忠岑と満子のところが!うらやましいいぃぃぃぃ!
一緒に居たい人にはきちんと一緒に居たいっていえるようになりたい。まぁ、照れるけどね(笑)

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Posted by ブクログ 2015年01月16日

もはや、史実がめちゃくちゃでほぼフィクションみたいになってしまっているようですが、歴史に詳しくない僕にはそんなことは大した問題ではなく、一つの新しい歴史恋愛御伽噺として素直に感動しました。感動出来ないノンフィクションより感動出来るフィクションです。感動出来れば、それで十分。それより、うた恋の安定感恐...続きを読むるべし。

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Posted by ブクログ 2014年10月21日

血がつながっていても異母ならOK!だったり、今より自由な面もあるが、船しか交通手段がない中で遠距離恋愛(中国・日本)なんてそりゃもう難しい。基本的に短命の人が多いので今生の別れになってしまうことも。悲恋です。。

天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に いでし月かも(阿倍仲麻呂)

わたの原 ...続きを読む八十島かけて こぎいでぬと
人には告げよ あまのつりぶね(参議 篁)

ありあけの つれなく見えし 別れより
あかつきばかり うきものはなし(壬生忠岑)

人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける(紀貫之)

このたびは ぬさもとりあへず 手向山
もみぢのにしき 神のまにまに(菅家)

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Posted by ブクログ 2014年01月01日

これまでは恋の浮かれた雰囲気が全体的に漂ってた気がするけど、この巻はもっと重いというかじんわり染みる話が多かった。千年の昔も人は同じことを感じて生きていたのですよね。

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Posted by ブクログ 2013年12月15日

藤原氏以外の氏族にスポットが当てられている巻。紀貫之の甘えたな和歌と椿の包み込む愛。紀貫之と菅原道真の関係を描いたり遣唐使に絡む話もあったり、うまく繋いでいる。やはり少し寂しい雰囲気もあるような。来年こそは小野篁ゆかりの御朱印を頂きたいと心に決めた。

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