あらすじ
たった一つのどら焼きが、海を越え、時代も越える。
少女の切実な願いが胸を打つ感動巨編!
製菓学校を卒業した樋口和子(わこ)は、浅草にある奥山堂の門を叩く。
祖父が亡くなる前に作ってくれた特別などら焼きを再現すべく、和菓子職人への第一歩を踏み出すために。
だが、待っていたのは男ばかりの職人世界の逆風、なかなか工房に立たせてもらえない年功序列の社会。
荒波の中でもひたむきに努力を続ける和子は、やがて一人前の職人になっていく。
一方、調べていくうちに、祖父が第二次世界大戦中に出兵していたころ、ある船に乗っていたことを知る。
「お菓子の船」と呼ばれていたその船にこそ、どら焼きの秘密があるかもしれない。
当時の乗員に会って話を聞いていくうちに、和子は祖父の知らなかった一面を見つけていく。
ふんわりと溶ける皮、口の中でほどける餡子と、ひとつまみの“秘密”。
誰にでも、一生ものの忘れられない味がある。
「お菓子には不思議な力があるんだよ」
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勇敢なデンゲル
評価4
とても感動しました。
やはり主人公のデルゲルの勇気は誰よりも強く、たくましかったです。
ですがマイナス星があるのはやはりザンディアーがなぜデンゲルを裏切ったから理由を明らかにしていないからです。
Posted by ブクログ
初読み作家さん
マムロ=間宮?
どんでん返しがあるかと思いきや、そのままスルー
間宮の話をもっと深く知りたかった。
ムショーに餡子が食べたくなります。