【感想・ネタバレ】一ノ瀬ユウナが浮いているのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月07日

『サマーゴースト』からの流れで。序盤の「浮く」ってそっちかと驚く。「浮いている」話だから仕方がないのだけれど、あっけなさ過ぎて、気持ちの持って行き場に困る。『サマーゴースト』と違ってユウナがメインキャラだから、『サマーゴースト』よりもユウナや大地に感情移入できる。loundrawさんによる表紙イラス...続きを読むトのユウナは、可愛いとか魅力的とかという言葉を通り越した「透明感」を感じて、言葉で言い表せない。ラストは王道の既定路線だけれど、やっぱりグッとくる。分かっていてもそうなのだから、やっぱり需要はあり続けるのだなと思う。時は戻せないからどうしようもない。10代のころに読んでいたら泣いていたかもしれない。

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Posted by ブクログ 2022年01月22日

「サマーゴースト」の姉妹作。

ジャンプを始め漫画が大好きな女の子の死。
ユウナと大地の出逢いを眺めて、
二人の別れと再会を見届けて、
20年以上のときを経て、
やっと本心を伝えられた最後に涙が止まらんかった…
初めの別れがユウナの死です。
2度目の別れが辛かった。でも人生ってそういうもんだよね、と...続きを読むいう。
作中に使われてる表現が美しすぎて
読み手に寄り添った言葉が選ばれてるなぁ〜。
サマーゴーストも好きでしたが、個人的にこちらの方が好み。
ジャンプが、漫画が、大好きです。
線香花火をやって、もう一回でいいから会いたい人がいる

漫画は結構触れてきたけどコロナのことが描かれてる小説は実際に初めて読んだ…!
私たちが生きてる現代はこんな世界なんだなーーーと。

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Posted by ブクログ 2021年12月13日

私はこれまでに、ここまで感想が上手くまとめられない文章を読んだことありません。
主人公の気持ちが痛いほど分かります。
「大切なもの大切にできる時に大切にする」
その言葉を体現した1冊のように感じました。
最後が少し軽く感じましたが、大好きな1冊になりました。

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Posted by ブクログ 2022年03月04日

大好きな乙一さんの新作。

珍しく切ない恋愛小説でラストはウルウル。

幼なじみ5人組のうちの1人、一ノ瀬ユウナは、17歳の時に水難事故で死んだ- はずだった。
主人公が、ユウナの愛した線香花火を燃やした時だけ、彼女は再び現れる。

主人公は生前の彼女に伝えられなかった思いを伝えるために葛藤するが…...続きを読む

どんでん返し的な展開はないが、最後までスッキリと暖かい気持ちで読み切ることが出来る作品。

サマーゴーストの姉妹作ということなので、似たようなストーリーで映像作品が観たいならそちらも良いかもしれない。

作中の、一ノ瀬ユウナがとにかく美しいので、是非とも映像化して欲しい1冊だ。

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Posted by ブクログ 2022年02月08日

 サマーゴーストの流れで読んだ。線香花火で現れる幽霊。設定は、ほぼ同じだけど、そこから展開するストーリーは、こちらのほうが時間軸が長い。結末はどうやって落ち着くのか気になりながら読み勧めて一気読み

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Posted by ブクログ 2022年01月26日

さすがの乙一。起承転結を踏まえた流れるようなストーリー展開は実にお見事。キャラ設定もとぼけた会話も実に上手い。わずかな頁数で読者に必要な状況をすべて説明し、さらに感情移入までもを起こさせてしまう。まさにノベルス界の手塚治虫と呼んでいいと思う。サマーゴーストと似た設定だけど、どっちがオリジナルなのかな...続きを読む?最後までかなりあま~いお話に終始していてちょっと物足りなさはあったものの、思春期の感情の記憶を掘り起こされました。見事です。

もうひとつの物語として、いつか花火師になった大地君が、自らの手で製作した線香花火でユウナと再開を果たす未来も想像してしまった。

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Posted by ブクログ 2022年01月23日

 「サマーゴースト」の姉妹作。
 花火をすると幽霊が見えるという設定を共通にしたストーリー。

 幼馴染の仲間のうち、一人だけが亡くなった友人を見ることができるという設定は「あの花」を思い出してしまう。
 王道のストーリーのパターンは、ラストをどう終わらせるかが難しい。
 そして本作の終わらせ方、途...続きを読む中からラストはこうなるだろうと予測できて、そこにストンを落としてくる。
 まぁ、そうなるよなぁという予想できるラストだった。
 ただ、そのラストに至るまでの過程は、ホワイト乙一の本領発揮。
 切なさを感じさせるストーリー展開はさすがというところ。


 小学生のころに近所に引っ越してきた一家の娘、一ノ瀬ユウナに恋心を抱いていた。
 遠藤大地を含む5人は小学生のころからの幼馴染だった。
 ユウナに恋心を抱いていた大地だったが、その思いが届くことはなかった。

 高校二年の夏の台風の日、家に戻ってこなかった一ノ瀬ユウナは水路に浮いているのを発見された。

 しばらく立ち直れなかった大地だったが、次第に心を切り替えようとする。
 大晦日、夏に一緒に遊んだ残りの花火を処分しようと火をつけ、最後の線香花火に火をつけると、近くで水音がした。
 顔を上げると、一ノ瀬ユウナが空中に浮かんでいた。

 彼女が好きだった線香花火に火をつけると、彼女が現れる。
 ただ、その線香花火はすでに手に入らず、その数に限りがあることは大地も分かっていた。
 死んでしまった彼女に、好きだったことを伝えられずに花火の本数だけが減っていく。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年12月27日

中高時代に乙一さんの本を読んでたけど久々に読んで「あー乙一っぽい。」って思った。
事故で死んでしまった幼馴染に線香花火をつけたときにだけ会える。でもそれをずるずる引きずるんじゃなくて爽やかに終わるのが乙一作品っぽいなと思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月20日

著者が、映画『サマーゴースト』の姉妹作として『花火と幽霊』をモチーフに執筆した、オリジナル青春小説とのこと。
『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』(天祢涼)と設定とテーマは似ており、ミステリ風味を抜いた感じ。切ない成長物語。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月11日

幼馴染の5人組。
主人公の大地、秀、満男、塔子は保育園時代からの幼馴染みの。
そこに一ノ瀬ユウナが、入ってくる。
大地とユウナは「ジャンプ」で話が合い、一緒に行動する事も多くなっていった。
夏に、花火をこのメンバーでやるのが通例になっていた。
最後に大地とユウナでやる線香花火はユウナのお気に入り。
...続きを読むそのまま時が過ぎ。
中学、高校と進学。皆一緒に。
高校に入ると、一気に世界が広がるのは誰でも一緒。
ユウナはバイトを始めたり、大地はユウナと一緒にいる時間が少なくなっていた。
ユウナを恋愛対象として見始めていた。
そんな時、進学するのかとユウナが聞いてきて。
ユウナは東京の大学を目指すというと、「俺も行こうかな?」と大地は口にする。
「一緒に東京の大学行こう!」とユウナに誘われ嬉しくないわけがない。

高2の夏の雨の日。
ユウナは水路に誤って落ちて、そのまま帰らぬ人となる。
大地は・・・廃人同様になっていた。
毎年恒例の花火など出来るはずもなく。
大晦日、大地は部屋の大掃除をする。
出てきたのはユウナの好きな線香花火。
フと「付けてみようか」と大晦日の夜に花火をする河原で一人線香花火を点けてみる。
すると、目の間に浮かんでいたのはユウナだった。
宙に浮いている。
十七歳の時、水難事故で死んだはずのユウナは、当時の姿のまま、大地の目の前に。
不思議な事に、ユウナのお気に入りの線香花火を灯すと、大地にしか見えない、つかめない彼女が姿を現す。
自分が死んだことを知り、その間のジャンプの続きが気になると言い出すユウナ。
そんなユウナのために、大地は中古で取り寄せる。
一緒にジャンプを読んだり、ユウナの親友の話をしたり。
線香花火は底をつき、新しく買ったものを使ったが、ユウナは出てきてくれない。
ユウナのお気に入りのモノでしか出てこれない様子。
駄菓子屋で売っていたものを引き取って、製造会社を聞き、ずっと会えると思っていた大地はショックを受ける。
製造会社は畳んでしまった。
残っている数しか会えない。

オープンキャンパスの時いとこの子供達が実家の大地の部屋の線香花火を見つけて遊んでしまった。
数が限られていたのに。
大切だった事を知らない家族達。
大学受験も失敗して、浪人して大学に行き、就職。
キチンとユウナとサヨナラも、好きだとも言えずにグダグダしてた大地。

小学卒業の時に皆で埋めたタイムカプセル。
森林伐採の理由でタイムカプセルが取り出せなくなるかもと満男ユウナの物がバラけて。
一本だけ入っていた線香花火。
河原でlastの一本に火をつけてユウナを呼び出す。
そこで初めて「俺の好きな子死んじゃったし」と…
ユウナも「愛してたと思うよ」と返す。
最後のユウナの願い。
それは自分が消える前に空から大地を見たいという。
お互いに手を離し、終止符が打たれる。


よくあるボーイミーツガールだけど、
乙一氏の手掛ける物語はやっぱりどこか不思議感で。
かーなーりー読みやすかったです。

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Posted by ブクログ 2022年01月03日

切ない。涙が出た。
苦しい。
好きな人が突然死んでしまって苦しい。
でも、あるアイテムで、会うことができて!
HUNTER×HUNTERの話は懐かしかった。
キュンなストーリー。

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Posted by ブクログ 2021年11月28日

一カ月くらい前に刊行された『サマーゴースト』の姉妹作品。
両作で共通しているのは、「線香花火を灯すことによって死者の姿がみえる」という点で、『サマーゴースト』がミステリものだったのに対し、今作は恋愛もの。

出だしはすごくよかったけど、終盤にかけての盛り上がりがいまいちだったなあという感想。乙一さん...続きを読むの作品が好きなだけに、正直いまひとつだと感じた。

主人公の目的はふたつあって、「ヒロインの死をのりこえる」ことと「ヒロインに気持ちを伝えること」。
特に後者の「ヒロインに気持ちを伝える」の部分は個人的にはもっと丁寧にかいてほしかった。あっさりしすぎていて、ちょっと拍子抜け。前半がものすごくよかっただけに残念。

乙一さんの作品はすきだから過去作ほとんど読んでいるけれど、デビュー当時に比べて筆力はあがったかわりに物語の切れ味が弱まったかなという印象。「GOTH」とか「失われる物語」を読んだときは衝撃を受けたけど、それに対して本作はじょうずにかけているけれどパワー不足だった。

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