感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年04月23日
物語の序盤(53ページ)でタイトルの「明日、世界がこのままだったら」のセリフがさらっと出てきてしまって、え、ここでタイトル出しちゃう?と思った。
けど、さすがさすが。終盤でもう一度出てきましたね。もっと深い意味で。
お決まりのハッピーエンドではなかったけど、とても余韻の残る、そして泣ける物語でし...続きを読むた。
Posted by ブクログ 2021年11月08日
生きたい気持ちと、生かしたい気持ち。サチとワタルが巡り合ったからこそ生まれてくる感情がそこにあった。「一度きりの人生」、本書に出てくる、狭間の世界は本当に存在するように感じた。
Posted by ブクログ 2021年10月27日
決してハッピーエンドとは違うのかもしれない、残酷だなとも思うけど、物語としての完成度の高さ、透明度、純粋さ。読んでいて澄んだ気持ちになるとてもいい話だった。
ワタルがこの先たくさんの人を幸せにできますように。サチが次の世界でも楽しく過ごせますように。
Posted by ブクログ 2021年11月05日
生と死の間にある「狭間の世界」で出会った、幸と恒の生死をかけた恋のお話。どっちかだけが生き返れるという状況で、二人の選択のはどういうものだったのか?っていう話。
お互いに相手のことを考えて出した結論が切ない。
生きることにあまり執着ないような二人だけど「生きたい、生きていてほしい」と大切な人に対して...続きを読む思えるような最後で、ちょっとホッとした。でも、切ない。正直、よくある話だとも思うけど、、、でも、純粋な二人が良かった。
黒と赤の札が、トリアージの色ってところとか、サカキが医者だったとか、できすぎな感もあるのだけど、それもまた良し。この作家さんの特徴だよなーとか思う。
映像で見てみたい小説だな。
Posted by ブクログ 2021年11月04日
サチとワタルしかいない「狭間の世界」。後半、理由が明らかになり胸が締め付けられた。赤と黒のカードの開封シーンには感涙。優しくて寂しい2人だったからこそ、選択に後悔はなかったと思いたい。
Posted by ブクログ 2022年04月13日
でもまあ、飯食って、ウマい、って思えたら、そんなに悪い状況じゃないんじゃないかなって思うんだよね。
光がちょっとあるだけで、希望があるように見えますよ。