マーク・ジョンソンのレビュー一覧
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私たちも新しい顧客価値提案をしても既存のルールに妨げられて利益方程式や主要経営資源、業務プロセスを変更できずにいる。
新しいビジネスモデルにとって特に有害なのは既存のビジネスモデルで適用されているルール。既存のルールにとらわれると未知のものを避ける事を合理的な判断だと思い込む。
新規事業に取り...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリーとしての競争戦略を読んで以来に素晴らしいと思ったビジネス書。ホワイトスペース戦略と言われるだけあって、単に新しい市場を切り開いて行くための示唆だけでなく、企業にとっての既存のコアビジネスとどう協業し、何を注意しなくてはいけないかを論じている部分が会社で働くものとしてはとても関連があるように...続きを読むPosted by ブクログ
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新事業の開発が成功しないのはえてして、まだ一つの仮説にすぎないものを確定的な事実と決めつけて行動するからだ。必要なのは、早期に、安価に、頻繁に、テストを行うことだ。少額の投資で多くのことを学び、新しい発見に基づいてビジネスプランを修正出来れば、新事業開発につきものの不確実性を大幅にやわらげられる。Posted by ブクログ
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こういう本では成功例をなぞるだけで、WHYの部分の深淵に踏み込んでいないため、ガッカリ感を味わうことが多いが、久々に「なるほど」感を味わい、モチベーションを向上することができた本でした。Posted by ブクログ
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ポーターの競争戦略論に近いが,
・顧客価値提案
・利益方程式
・主要経営資源
・主要業務プロセス
という4つのより平易なフレームワークで新規ビジネス立ち上げを語っている.
やっぱり特徴あるビジネスモデルと,それを実現するために最適化した業務プロセスが重要.Posted by ブクログ -
・言語の構造は、人間の思考だけでなく、物事の現実も左右する
・形を作ることにより、インスピレーションの扉が開かれる場合もある
・顧客価値提案:一定の金銭的対価と引き換えに、顧客がそれまでより有効に、あるいは確実に、便利に、安価に、重要な懸案を解決したり、それを成し遂げたりするのを助ける商品やサービス...続きを読むPosted by ブクログ -
訳本ながら比較的読みやすく好印象。
「ホワイトスペース」の定義がいくぶんあいまいなまま進むので全体を通す主張に弱さを感じる。
四つの基本要素
顧客価値提案/利益方程式/主要経営資源/業務プロセスPosted by ブクログ -
成功例を後付けの説明で納得するのではなく、
自分が新たにビジネスモデルを構築することができるかが課題となる。
☆顧客価値提案
・顧客にとって重要な未解決のジョブを見つけ出し、そのジョブを処理するための商品やサービスを一定の価格で提供すること。まず、標的とする顧客層がどのような未解決のジョブを抱えてい...続きを読むPosted by ブクログ -
成長し続ける企業は常にクォンタムジャンプが必要という
ことと理解。既存の組織にあまり適合しないビジネスチャンスに
従来と根本的に異なる方法という普通に考えたら無茶なことに
チャレンジし続けることで、成長することができる。
その実現のために「4つの箱」というシンプルな考え方を
示してくれているのがわか...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスモデルが作り上げられるまでの概略図についての本。
顧客ニーズの把握と解決方法
↓
利益構造
↓
経営資源と業務フロー
サイクルを繰り返し、補正。
経営戦略を練りたい方に、
オススメです。Posted by ブクログ -
文章が多少難解ではあるが、考え方として知識として持っておきたい。
ホワイトスペースとはイノベーションの先にある。
顧客価値のスタートは、
何を欲しているかではなく、
何を解決したいと思っているかだ。Posted by ブクログ -
ビジネスモデルのイノベーションについて深い分析が記されている。
企業が成長を続けていくためには既存のビジネス、及びその周辺分野だけを戦場とするだけではやがて限界が訪れる。今までの事業から大きくはずれた場所=ホワイトスペースへ打って出てビジネスモデルにイノベーションを起こすことが、長期的な繁栄を目指...続きを読むPosted by ブクログ -
「真の発見を目指す旅で必要なのは、新しい土地を探すことではなく、新しい目を探すことである」プルースト
まーたまたまたカタカナ戦略ですか。。。と思いつつも、「イノベーションのジレンマ」の共著者だけあって面白いところもあった。
『デザイン思考』との共通点
「顧客価値提案」がスタート。顧客の、未解決で...続きを読むPosted by ブクログ -
ホワイトスペースという考え方が新鮮。概念だけでなく、具体的な事例やビジネスモデルの手法も記載されており、なかなか読み応えのあった一冊。Posted by ブクログ
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企業内での新規事業開発が前提だが、
新しいビジネスモデルを世に問うために必要な要素を網羅的に記しているので、
新規開業の際にも役立ちそう。
顧客価値と利益を生む方程式、
これがビジネスモデルなのではなく、
加えて資源確保のシナリオや業務プロセスまでを組み込んで
初めてビジネスモデルだということ。
...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスにおいて大きな成功・イノベーションを起こすには中核となるコアスペースだけでなく、その外側にあるホワイトスペースに進出しなければならない。イノベーションは偶然起きるのでなく、秩序だったプロセスを通じて実行できるという点が新しい。企業における戦略だが、個人的な戦略においても実践できる点が多いと思...続きを読むPosted by ブクログ
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Apple・ダウコーニング・ユニリーバ・ベタープレイス等々さまざまな会社の具体例を通して、様々な分野での新たな事業の中にある共通の戦略をわかりやすく紹介してくれていました。イノベーションビジネスの方法、?未解決JOBをみつけその解決法を考える?どうしたら未解決JOBと利益を両立できるか考える?ビジネ...続きを読むPosted by ブクログ
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ホワイトスペースとは、既存の組織にあまり適合せず、既存の顧客あるいは新しい顧客のニーズを従来と根本的に異なる方法で満たす領域のこと。そしてそこへのビジネスモデルイノベーションを行える企業が生き残る。顧客価値提案と利益方程式、そして主要経営資源+修行業務プロセスをいかにして回すか。いろいろな事例をもと...続きを読むPosted by ブクログ
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ビジネスモデルとは、ビジネスが顧客と企業双方にとっての価値をどのようにして創造、提供するかを表現したもの。
ビジネスモデル設計は、4つの枠組みをデザインせよ。
1 顧客価値提案
2 利益方程式
3 主要経営資源
4 主要業務プロセスPosted by ブクログ -
いわゆる古い大企業に勤めつつ新規事業を考えないといけない身としては、よく聞く愚痴「上は分かってない」の原因理解と対処に役立ちそうだと思った。
ホワイトスペース
= 「既存組織のインフラに適合しない」かつ
「ニーズを既存と根本的に異なる方法で満たす」もの。
ホワイトスペースに踏み出すには、ビジネス...続きを読むPosted by ブクログ