ヴィンス・フリンのレビュー一覧

  • キル・ショット 下
    後半の畳みかける展開にしびれる、陰謀が陰謀を呼ぶスパイスリラー。
    ミッチ・ラップを主人公にした小説翻訳の「アメリカン・アサシン」に次ぐ2冊目が本書。
    小説はすべての作品が翻訳文庫化されることを願っています。また、映画も続編が作られることを願っています。
  • アメリカン・アサシン 下
    終わりはあっけないほどの終わり方。脱出の詳細は描かれていない。多少の物足りなさもあるものの、結末は読者にきちんと伝わる。
    映画とはずいぶんと違う物語だった。原作を先に読んでいたら、映画の印象もまた違ったものになっただろう。
    映画も小説もどちらも甲乙つけがたい娯楽作品。どちらも、続きを見たくなる。
  • アメリカン・アサシン 上
    CIAがリクルートした新人のたぐいまれなる身体能力、洞察力、冷静な頭脳ゆえに生じる混乱が前半。上巻の後半から、作戦が動き出す。
    映画を見てから小説を読みだしたが、映画とはまったく別の物語との印象を持つが、果たして下巻ではどんな展開に進むのか、気になる。
  • キル・ショット 上
    アサシンとなったミッチ・ラップが単独で仕事をこなす日々、あるターゲットの時に罠にはまる。疑心暗鬼の中、この局面を抜けだすことができるのか?味方が仕掛けた罠なのか?裏切者がCIAにいるのか?あるいは、別の組織が仕掛けたものなのか?
    下巻に続く。