藤原道長のレビュー一覧
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タイトル通り、ビギナーでも源氏物語の全巻を無理なく読めて、全体の物語を把握できるテキスト形式。源氏物語は、好きなのだけど、少し離れていると忘れてしまうところがあるので、一日一巻、2ヶ月かけて忘却防止読書。
この本は、各巻ごと、あらすじ・通釈・原文と配置され、とてもわかりやすい親切な構成。
そして、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、古典の話を読むのにハマっている。
なぜかというと、思ってた以上に面白いからだ。
平安時代などという雰囲気もそうさせてる要因かもしれないが、何より話の内容が面白い。
時を超えて読み継がれる話には、それ相応の理由があるらしい。
今回も、とても面白かった。Posted by ブクログ -
全てではなく、おおよその要素要素が詰め込まれていた。
薄いので、すぐに読めた。
解説が面白く、飽きることなく最後まで読めた。Posted by ブクログ -
まず単純に面白い。
現存する日本最古の作り物語らしいが、それがこのクオリティなのはすごいし、このシリーズは解説もちゃんとついていて、しかもそれが興味深くて面白い。
他のも読む。Posted by ブクログ -
方丈記は、学校の授業で少しやったくらいだったが、全ての話を読んでみて、鴨長明の人柄が見えてきて、印象が変わった。
読んでよかったと思う。Posted by ブクログ -
とても有名な本で名前しか聞いたことがなかった本でしたが、実際読んでみるととても面白かったです!
少し難しかったですが、昔の人はこんな本を読んでいたんだなとタイムスリップした気持ちになれました!Posted by ブクログ -
読みやすいというか入りやすい。
更級日記と言えば昔NHKで放映していたアニメ「まんがで読む古典」を思い出さずにいられない。サラちゃん。またあのシリーズを放映して欲しいものだ。Posted by ブクログ -
西行和歌を一首ずつ、丁寧に解説してくれる。
ずいぶん詳しい解説なので、読み終えるまで、日にちがかかってしまった。
やはり、
願はくは花のしたにて春死なむ
その如月の望月のころ
この本の歌の中でも、この歌が一番好き。
☆私は春、花の下で死にたい。願わくは、
釈迦入滅の二月十五日のころに、満月の光...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメの平家物語や大河などでこの辺の時代をやっているのをきっかけに読みました。
祇園精舎〜始まる文章しか知りませんでしたが読み進めていくうちに自分がその時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。
平家物語は作者が確定できないなどと言われているらしくそこの方も突き詰めてみたくなりました。
人生...続きを読むPosted by ブクログ -
安定のビギナーズクラシックス。
古事記は元々全て漢字で書かれていて、文章化した太安万侶自身、やまと言葉を外来語である漢字で記載し伝達することの難しさを語る。
和歌の原文を読むとわかるが、本当に意味がわからない部分やまったく読めない部分がありすぎて、古事記を現代語訳した人たちの苦労を感じる。おそらく...続きを読むPosted by ブクログ -
鴨川の氾濫、ギャンブルの流行、比叡山の僧たちの強訴。これらだけは自分の思うようにならない(白河院)。▼萌え出る若草も枯れた草も同じ野原の草。▼祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる者久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き人もつひには滅びぬ、ひとへに...続きを読むPosted by ブクログ
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新古今和歌集 さすがの角川ビギナーズクラシック。充実した入門書〜ルビ付き、歌枕や本歌取りの解説あり、現代語訳あり
体言止めの効果か? 声出して読むとリズム感いい歌が多い。歌枕や本歌取りなど 先人の詞を新しく表現する方法が多才で面白い
春歌から恋歌までは 絵画的で源氏物語の世界。季節の情緒と恋の...続きを読むPosted by ブクログ -
どう読んだらいいかなって思って、まずは現代語訳をサラッと読んでみた。2週目は原文で読みたい。
和歌って訳だけよんでもあんまり感動しなくて、原文と、掛詞とか引き出してる和歌を紐解いてくことで魅力が増していく、ので、ちゃんと読みたい。
最後、テーマが意味を成さなくなって、じわじわと終わっていく感じが...続きを読むPosted by ブクログ -
中三の息子に伊勢物語くらい読んどけよ、一緒に勉強する為にと買ってみたのですが、先ずは親が読んでなきゃ強いこと言えねえな、と音読もしつつ読んでみました。
100篇以上の小話からなる伊勢物語ですが、メインのお話は、当代きっての遊び人の在原業平の恋愛話です。多くの女性と関係を交わしていく様子が和歌と...続きを読むPosted by ブクログ -
お堅い文学作品感が全くなく、軽くて汚くて面白かった。後白河院は覚えることが多すぎて受験期は嫌いだったが、いいひとなのかもしれない。梁塵秘抄口伝のほうはあんまだった。Posted by ブクログ
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「大鏡」の中でも重要なエピソードを分かりやすくまとめたもの。年表や地図などの資料が充実している。菅原道真のエピソードが読みたくて手に取ったが、紹介されているエピソードはいずれも面白かった。Posted by ブクログ
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今から700年前の随筆であるが、現代にも通じるところが多い。
●無常迅速:考え方や価値観、繁栄、生死は常に変化
●牛を売る者:生死は常に身近にあり、死があるからこそ生が引き立つ。
●高名の木登り:ミスは油断したときに(安きとき)に起こる
●未完の完:あまりに完成された者は趣が無く、どこか欠けていたり...続きを読むPosted by ブクログ -
東日本大震災が起きた時、私を打ちのめしたのは被害の大きさもさることながら、「東北の地理がわからない」ということだった。連日新聞やテレビのニュースで伝えられる被災地の市町村名を聞いても、そこが東北のどの辺りなのかわからず、とても申し訳なく思った。
翌年、現代ではなく別の角度から東北にアプローチし...続きを読むPosted by ブクログ -
大変貴重な史料だった。もちろん原本は残っていないし後年の写本ではあるものの…。この時代にこんなお手軽に読めることに感謝したい。
1000年も前に生きていた人たちの生々しい生活が垣間見える。いつの年代でも人間は本質的には変わらないんだなと(悪口言ったり意地悪する場面ね)
世の中には清少納言好きで紫式...続きを読むPosted by ブクログ -
平安末期、世は乱れ
権力者の風流な文化人貴族は恋愛や金儲けに
うつつを抜かし、質実剛健野蛮な武家の世への
移り変わりがわかる。
厄病などは医療的処置はなくただ祈祷する
ばかりで現代に感謝、感謝。Posted by ブクログ