杉田圭のレビュー一覧
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和歌の造詣ないので、どこまでが史実でどこからが創作なのかわからない…けど相変わらずわかりやすいし面白い。
今回は藤原家以外にスポットを当てる、という切り口が明確なのも良かった。Posted by ブクログ -
藤原家に隠れて消えていった人々の歌を取り上げている。
小野篁が無口で素敵。
そして貫之が可愛くてねじくれてて大好き。
屈折した人、大好きです。
やっぱり好きだなー。このシリーズ。
百人一首、ちゃんと読んでみようかな。Posted by ブクログ -
2巻の小町ちゃんに引き続き、3巻の清少納言像も良い。
作者の方、分かっていらっしゃる!
どうしても才気ばしった嫌な女という先入観を持ってしまい、
高校時代は苦手な人だったのですが、
大学に入り、いろいろと知識が増え、
また実際に授業していくと、
清少納言のいじらしさに目覚めていきます。
ラストの...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビや小説の恋愛って、1つの恋愛に必ず何らかのドラマ性がある。受け手はそれを楽しむ一方で、ある意味リアリティのない恋愛として割切って見てると思う。実際の恋愛って花咲いてから枯れるまで、そんなドラマあります?もっと生々しい意味で普通というか。
百人一首はその点、上手くいかなかった恋愛とか、全くドラ...続きを読むPosted by ブクログ -
3巻発売ときいて買わないわけがない!!
むしろ待ってました!!!
古典オタクとしては、題材からしてたまりません。
雅かつ切ない恋愛模様よ…
でも、実は1巻が1番好きwPosted by ブクログ -
3巻も面白かったー!
清少納言が強くてかわいくてかっこよすぎでした。
今も昔も、考えること、悩むこと、息詰まりを感じることは一緒なんかなぁと思わされた。
あと、生涯一途に正妻に愛を注ぐ人もいたんですねぇ。
あの浮心を許された時代でも一途を貫き通すってすごいなぁ。
毎回ほろりさせられるなぁ。Posted by ブクログ -
うた恋も3巻目か~!
清少納言を中心とした一冊。
もともと、清少納言のことはあまり好きではなかったんだけど、
女性として愛されたい、あなたがいればいいという実方への想いや、
「定子様の笑顔だけを残したい」という枕草子へかけた想いは切なかった。
中宮として帝に寵愛されながらも、一族は父道隆の死によっ...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻は清少納言が主人公。頭脳明晰なこの方の持つ可愛いらしさが伝わってきて、とても好きでした。
行成の残念イケメンぶりも面白かったです。Posted by ブクログ -
超訳百人一首の第3弾は、清少納言と彼女を取り巻く人々がメインとなっています。
なかでも、藤原実方との淡い恋、藤原行成との友情の行方には心を震わせました。
と同時に、これらの歌を詠んだ歌人や彼らの残した作品にもっともっとふれてみたいと思うのでした。Posted by ブクログ -
中々登場人物の把握が出来ない…笑。血縁関係が特に難しいな。とは言え、物語は一話完結?で読みやすい。現代人にわかりやすく「超訳」してくれていて、非常に親しみが持てる。作者のこだわりなのか、背景を一本直線で描いてないのも味があって◎。ただ、人物の描き分けがちと分かりにくい…Posted by ブクログ
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※1~4巻までの感想をまとめてこちらに。
私は基本的にメディアミックス作品はまず映像から~っていうスタンスなので、こちらの作品もアニメ→漫画の流れで読んだ。
ストーリーとして好きなのは…
2巻収録「僧正遍昭(吉岑宗貞)&吉子」,「在原行平&弘子」。
前者は和歌に込めた想いの裏にあった物語にすごく...続きを読むPosted by ブクログ -
『うた恋。』スピンオフ第2巻。
今巻は、笑い少なめ(?),胸きゅん+切なさ多めな構成で。
東下り三人衆に笑わせられ、
椿の優しさと美しさに癒され、
致信兄ちゃん(清少納言兄)の変貌ぶりに驚かされ、
行成の思い出にキュンとして、
最後に定家と式子様に持ってかれた~!って感じ。
…もしかしたら本編...続きを読むPosted by ブクログ -
『うた恋。』スピンオフ作品。
本編で語られなかった裏話やらパロディやら…なんでもあり(!?)の、カオス状態。笑
個人的に良かったのは、業平と高子の話。本編の内容だけだと、アニメ派の私には物足りなかったので。
業平が高子に惹かれていった過程が分かって、確かに恋は誤算から始まるものかも!~って、しみじ...続きを読むPosted by ブクログ -
仲良し三人組がいい。
業平のツンデレぶり
貧乏な康秀が風邪でダウンしたら、
小町が炭を贈ってくれて
米は名乗らない男ってのが。
康秀は誰からか気付かない!Posted by ブクログ -
うた恋のパロディー、スピンオフのギャグテイスト漫画。楽しく読めますよ。
こういったものってどこまで実在なのかもわかりませんし、いっそこういうことなのかな、という解釈で想像を膨らますのが、古典文学の楽しいところなのかな、という気がします。
そういう意味で早く読みたかったですね。Posted by ブクログ -
コンセプトもストーリーも素晴らしく、作者の絵も上手い!・・・だけど、残念ながら絵が好みじゃない
特にまつ毛をマスカラを塗りたくってダマになったヒジキみたいに描いてるトコがダメ
それ以外がパーフェクトなだけに残念だけど、好みの問題なので仕方ないPosted by ブクログ -
キュンキュンきた。
きっと平安時代だからできる恋愛の形とかがあると思うんです!ちょー羨ましい!
特に壬生忠岑と満子のところが!うらやましいいぃぃぃぃ!
一緒に居たい人にはきちんと一緒に居たいっていえるようになりたい。まぁ、照れるけどね(笑)Posted by ブクログ -
元のモノクロ版のうた恋いと読み比べた上での感想。
本編はもちろん素晴らしいし、著者による表紙や冒頭のカラーページは溜息が出るほど美しい。
でも、デジタル着色された本編のカラーのクオリティには正直不満でしかない。のっぺりとした色使いは元の絵を損なっていないだろうか。
作品の中には、フルカラーが生きるも...続きを読むPosted by ブクログ -
うた変。第2弾。面白い解釈をされるなーと毎回感心して読んでる。本編に戻って読むとより楽しめる。今回も貞明様と綏子のふたりが可愛い。当子内親王と道雅もいい。Posted by ブクログ