杉田圭のレビュー一覧

  • うた恋い。和歌撰 恋いのうた。
    多くの恋の和歌を、そのシチュエーションで、誰に詠んだのか、また本歌はとわかりやすく解説をしてくれている。

    万葉から新古今の時代まで、時代順に説明してあるので、率直な和歌から、より複雑な構造、修辞を和歌が得ていく様子もわかる。

    時々挟まれるマンガも面白く、文章の内容を深めている。
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    ついに買ってしまったーー!!
    やっぱり面白い。
    ひとつの和歌から、その時代を一生懸命生きた人々の息遣いが感じられる。
    小野篁の話がよかったなぁ。。。
    貫之もよかったけど。
  • 超訳百人一首 うた恋い。2
    1巻の巻末の百人一首全首の超訳の中でもお気に入りだった「吹くからに~」の歌が漫画化されていて、嬉しかったです。

    文屋康秀の和歌もっと知りたい!って思いました。技巧の無駄遣い感がツボです。
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】 うた変。
    百人一首の歌をモチーフにした、うたこいのスピンアウト版ですが、うたこいより笑えます。

    両方全巻読破しました!
  • 【フルカラー特装版】超訳百人一首 うた恋い。
    うた恋いの1巻のフルカラー版。
    ストーリーは寸分の違いもないけど、カラーが美しくてつい手が出ました。
    中でも綏子と義孝の配色はみとれる程にピッタリで、好きなキャラだけにテンションがあがった。
    付属の小冊子は各カップルのなれ初め?と当時の服装の細かな説明が載っていて、これだけでも私的にはお得でした。
    ...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。3
    百人一首の撰者である藤原定家を語り手に展開する百人一首マンガ・第3巻。
    シリーズを3巻まで通して読み、恋模様を中心に描いた1巻や創作色が強めと感じた2巻よりも、紫式部が『枕草子』を描くまでが背景として一貫して描かれより史実的で好きだと思った。

    優秀な紫式部が中宮・定子に真摯に仕える姿や、作品『枕草...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2
    スピンオフ的なの第2段。
    本編読んだあとに読むと、また本編を読み直したくなる。
    特に義孝さんは本編よりもいい味を出していて、ますます好きになった。
    巻末の百人一首を見てみると、まだ描かれていないラブもたくさんあるので、本編もスピンオフも続編を期待したい。
  • 超訳百人一首 うた恋い。3
    「枕草子」の清少納言と、藤原行成のエピソードが中心。才女ゆえに夫に疎まれ、離縁された清少納言が当時の恋人、藤原実方の勧めで宮中入りし、中宮定子に仕える程才覚を現していく…。

    清少納言の兄と末の松山の恋はせつない。父・元輔が代わりに詠んだらしいですが…

    藤原の道隆と貴子のお話も良かった。この夫婦か...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2
    このうた恋い。で枕草子と源氏物語急に全部読みたくなりました。清少納言と藤原行成がどんな書かれ方してるのかとかが気になって仕方なくて。千年後まで恋仲なのか議論されるとは…
    清少納言と藤原行成がいいコンビすぎて好きです。でも藤原義孝も好き。行成に負けず劣らず素晴らしい性格しているので。
    主なエピソードご...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。

    うた恋い。4巻まで

    和歌や古代日本文学の勉強、こーゆーコミックでだったら楽しくってすこぶる頑張れたんではなかろうか。。(笑)これはもお立派な歴史書。いわゆる昨今の恋愛とは明らかに異なる、時代背景にによる不自由な事情故のままならなさが堪らず切ないですが。取り上げられたほぼの恋歌の結末は家柄や立場上の定めや時勢の移ろいによ...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2
    やっぱりこの人の作品は面白い、と思わざるを得ない。コメディなんだけれど、その中にその時代にありそうなところを織り込んでいく。流石である

    やっぱり貞明と綏子のやりとりがほんと可愛い。いじり倒したくなる。可愛い。この二人が好きなだけでも読むべき。
    ほんと可愛い。可愛い。可愛い。
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2
    うた恋い4巻までのキャラ&サブキャラのお話。
    どのお話も良いけど、中でも陽成院と綏子のエピソードにニヤニヤ。
    ホントにこの二人いいなぁ。
    p65では現代verで描かれていたので、この設定のお話も読みたい!
    描いたりしないのかなぁと期待中。

    表紙がつながっているのに今気づいた…伊勢さんの右にある手は...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2
    いやあもう、ほっんとサイコーですね。どの話もきゅんとしたり笑い転げたり切なくなったり、素晴らしかった。本編も大好きだけど、うた変ならではのギャグ路線も良いです。著者がキャラクターたち皆に愛情たっぷりなのがよく分かる作品。これからも続編待ってます!
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2
    うた恋本編のフルキャストによる短編番外編集。

    文屋康秀のような友達がわたしもほしい。三人で川の字で寝るときも烏帽子は取らない、それが大人のマナー(?)なんですね。
    香と藤子の妄想劇、多くの子どもが似たようなことやる(やってきた)よなぁ。笑えるしなつかしいし、癒されます。
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    待望でしたので、いつの間に新刊が!と嬉しく思って即購入。
    今回は藤原氏ではない歌人にスポットを当てている。特には「人はいさ…」の紀貫之がメイン。

    母が宮廷に仕える伎女であり、内教坊(宮廷で女舞を行う伎女がいた場所)で女性に囲まれて育ったという貫之。女性のふりをして書いた『土佐日記』、何故そんなもの...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    百人一首の恋の歌を美しく描いているけど、今回は恋愛でも悲恋が多かったような気がする。百人一首の歌しか知らなかったので、その背景にこんな悲しい情景があったことを知ると、百人一首の見方が変わる。
    ちなみにこの巻を読む前に鬼灯の冷徹で小野篁を見ていたので、ギャップにビックリ。シリアスとギャグでは同一人物で...続きを読む
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    「家」の衰退。
    いままでのどの巻より重く、苦しく
    そして恋はやっぱり切ない。

    そんな4巻め。
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    紀貫之とか小野篁とか藤原定家とか
    名前はよく聞く人たちだけど
    実態は知らなかったのでいろいろと衝撃的だった。
    こういう簡単に古典に触れられるものがもっと増えればいいな・・・

    古典読みたいんだけど今積み上げちゃってるんだよね
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    やっぱり杉田先生の意訳、ストーリーともに素晴らしい。今回も堪能しました。小野兄妹・・・百人一首を勉強したときは何も思わなかったけどしみじみくる歌だなぁ。
  • 超訳百人一首 うた恋い。4
    小倉百人一首
    こういう編集面白いなあ
    藤原氏の陰で消えていった氏
    なるほどなあ
    スポットの当て方が興味深い
    ≪ 藤栄え 枯れ木の氏も 名を残す ≫