風の群像(上) 小説・足利尊氏

風の群像(上) 小説・足利尊氏

733円 (税込)

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天下取りの好機。後醍醐帝から討幕綸旨(りんじ)が下り、源氏の棟梁・足利尊氏は弟直義(ただよし)、高師直(こうのもろなお)らと旗揚げして北条氏を討った。しかし"野草の群れ"武士の暮しを守る武家政権を目指した尊氏と、親政を企む帝が対立。「土に根ざし汗にまみれた者たち」の幕府開設へ熾烈(しれつ)な戦いが始まった。好漢尊氏の魅力溢れる歴史長編。

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  • 風の群像(上) 小説・足利尊氏
    733円 (税込)
    天下取りの好機。後醍醐帝から討幕綸旨(りんじ)が下り、源氏の棟梁・足利尊氏は弟直義(ただよし)、高師直(こうのもろなお)らと旗揚げして北条氏を討った。しかし"野草の群れ"武士の暮しを守る武家政権を目指した尊氏と、親政を企む帝が対立。「土に根ざし汗にまみれた者たち」の幕府開設へ熾烈(しれつ)な戦いが始まった。好漢尊氏の魅力溢れる歴史長編。
  • 風の群像(下) 小説・足利尊氏
    733円 (税込)
    幕府開府で戻った平穏も束の間、兄弟による二頭政治は綻(ほころ)び始めた。嫡子義詮(よしあきら)を溺愛する尊氏に芽生えた、弟と己れの落し種直冬(ただふゆ)への疑心は、足利一門の骨肉食む内乱を生んだ。燻る南朝の火種は燃え立ち、再び策謀渦まく権力興亡の世に。南北朝動乱を風のごとく駆け抜けた武士(もののふ)たちの春秋を描く、著者畢生の傑作。

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風の群像(上) 小説・足利尊氏 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月09日

    全2巻。

    まずイメージが結構違った。
    北条すごくいい人だし、
    幕府も優れてたし、
    高師直は美男子だし、
    なにより尊氏がダメすぎ。

    尊氏ダメな太平記は結構あるけど、
    このダメさはなんというかリアル。
    凄く人間臭い。
    普通の人。
    だから凄くダメに見える。
    個人的には吉川太平記な尊氏が一番好き。
    でも...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年10月17日

    足利尊氏を主人公に、南北朝を描く歴史小説。尊氏と弟・直義の性格の対比、高師直や楠木正成などの特徴的なキャラクターなど、小説的に強調されて書かれていて、複雑な時代や人間関係を扱っていながら読みやすい。

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