男おいどん(1)
  • 完結

男おいどん(1)

462円 (税込)

2pt

4.3

九州男児「おいどん」こと大山昇太は4畳半に住んでいる。押し入れにはパンツが山と積まれ、サルマタケという奇妙なキノコが生える始末。だが彼の極貧生活においてはこのキノコさえも貴重な食料である。昼間に工場でバイトし、夜間高校に通う彼だが失敗がもとでクビ、中退、失恋と次々に試練が重なる。そんな折、向かい部屋に西尾令子が来た。思いやりのある彼女に魅かれていくおいどんだが……。

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男おいどん のシリーズ作品

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  • 男おいどん(1)
    完結
    462円 (税込)
    九州男児「おいどん」こと大山昇太は4畳半に住んでいる。押し入れにはパンツが山と積まれ、サルマタケという奇妙なキノコが生える始末。だが彼の極貧生活においてはこのキノコさえも貴重な食料である。昼間に工場でバイトし、夜間高校に通う彼だが失敗がもとでクビ、中退、失恋と次々に試練が重なる。そんな折、向かい部屋に西尾令子が来た。思いやりのある彼女に魅かれていくおいどんだが……。
  • 男おいどん(2)
    完結
    462円 (税込)
    おいどんがひそかに思いをよせる西尾さんが突如故郷(くに)に帰ってしまった。彼女が縫ってくれたサルマタの布団に彼は涙するも、今は何もできず惰眠をむさぼるしかない。バイトをしては失敗をする彼は、何度もバイト先を移らざるをえない。そんな生活の中で次々に新たな人間関係に巻き込まれる。喜びと落胆が交互に押し寄せる生活の中で彼は四畳半の守り神を信じ、ひたすら寝るのだった……。
  • 男おいどん(3)
    完結
    462円 (税込)
    春、新たなる門出の季節。しかし“おいどん”大山昇太は夜間高校への復学すらままならない。下宿館の同居人たちが催す合格パーティーを尻目に、一心不乱にバイトに励むおいどん。今はダメでも来年がある来年がなきゃ、さ来年がある!! 何度となく失恋をくりかえしてきたおいどんの前に、一寸変わった少女が現れた。スケ番の京子、向かいの部屋に住む川口さんの妹だ。姉妹ゲンカの仲裁をきっかけに、2人の距離が急接近していくのだが……。
  • 男おいどん(4)
    完結
    462円 (税込)
    おいどんに優しかったスケ番の京子が死んだ。集団乱闘の末の事故だった。こんな辛い形で別れが訪れるなんて! 形見となってしまった京子のカサを眺めつつ、おいどんは大四畳半に籠り哀しみの涙を流す。別れと同じ数だけ出逢いもある。下宿館も新たな入居者を迎えたが、今までの同居人とは一寸違った人ばかり。コワ~イ緒方に男勝りの林さん。そして薬屋の娘・岡田螢子。おいどんに劣らぬ個性的な仲間の登場で、大四畳半は大賑わいだ!!
  • 男おいどん(5)
    完結
    462円 (税込)
    相変わらずバイトに明け暮れ無為の日々を送るおいどん。様々な仕事につき、色々な人に出会い、クビになる毎日のくり返し……。下宿館の同居人や故郷の級友たちの頑張っている姿を横目に見るおいどんの焦りは募るばかり。そんなおいどんだが、ついに念願の夜間高校への復学を果たした。春、サクラの花開く季節。周りの人とくらべてほんの少し遅れはとったけど、大四畳半は、いつでもお前を見守っているぞ!
  • 男おいどん(6)
    完結
    462円 (税込)
    ある夏の日の午後、おいどんは突然姿を消してしまった。しかし下宿館のバーサンは主なき大四畳半に残された“守り神”を見て安心する。大丈夫! おいどんはこの大四畳半に必ず帰って来る……! その時が来るまで、男おいどん大山昇太とはしばしお別れである。巻末に『おいどんの地球』を初め、おいどんの原点を描いた珠玉の短編『元祖・男おいどん』『聖サルマタ伝』『幻想サスペンス』『螢の泣く島』を収録。

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男おいどん(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    追悼

    2023年02月21日

    小中学生時代に読んでた時は貧乏物語だと思っていました。後になって見ると、東京で一人暮らし、ラーメン食って、コーヒー飲んで、失恋もして、何とか生きているだけで「リア充」なのかもしれません。森見登美彦さんの四畳半サーガに続いたのかどうかは定かではないですが、このまんがが昭和の時代を描いた名作だと改めて読...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    男の子のバイブルである。男の子が男になっていくとき、通過儀礼のように訪れる惨めで辛い日々が、汚くも優しく描かれる。奥歯を噛みしめて耐える日々を過ごした後、男の子は大人になるのである。そんな経験を積んでいない大人の男は、死ぬまで只のつまらない大人の男であり続け、決してダンディにはなれないのである。男の...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     友は猫とトリとサルマタとサルマタケだけでも、どんなに貧乏でも、女にフラれても、小さな大四畳半でおいどんは今日も夢見て生きるのだ。
    『明日のために、今日も寝る!』

    1

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    松本零士の代表作『男おいどん』。なんでも氏の苦節(貧乏)時代の実話もあるとか・・・、インキン&サルマタケ(押入の中に押し込められた使い古しのパンツ)などは真実らしい!!!(爆) 主人公大山昇太は4畳半のアパートに住む苦学生、今の時代にこんな少年はすくないだろう。飽食の時代に懐かしさを感じさせる傑作、...続きを読む

    1
    購入済み

    郷愁の物語。

    2023年04月11日

    昇太がときに理不尽な目にあってもがむしゃらに生きようとする根性や時折見せる大家さんのやさしさや出会う美女への想いが切ない。今の時代に薄れた人情や青春を思い出させてくれる素晴らしい作品。

    #切ない #深い

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月06日

    主人公の大山昇太は大きな夢に希望を持ちつつ東京に上京するも
    会社をクビになり、学費も払えず勉強もできず極貧の生活を送る
    周りからさげすまれても、己の道を突き進む大山昇太の人生録を描く

    松本零士先生、最初期の代表作。
    「銀河鉄道999」のようなSF作家のイメージが強い松本先生の
    4畳半の汚い下宿宿を...続きを読む

    1
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月14日

    絶版だが、中古はまだ手に入るっぽいぐらいの知る人ぞ知る超名作。
    おいどん(大山昇太)は中学を卒業し進学の為上京してきたが夜間学校の学費が払えず中退。
    復学を目指すも家賃すらまともに払えない。四畳半の押入れでサルマタケを育てつつ「明日のために今日も寝る」日々を送る。
    身なりも汚いので世間からひどい扱い...続きを読む

    1

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