かまどの嫁 1

かまどの嫁 1

1,320円 (税込)

6pt

3.7

妖怪の類がまったく見えない霊力ゼロの少女・鹿の子。そんな彼女が嫁ぐことになったのは名のある陰陽師家だった――! 側室に不相応と御寝所から追い出されていきついた先は「かまど」。毎日ススだらけになりながら、神様の御饌づくり。つまみ食いに来た人の心も神様の心も、あまいあまい砂糖でほだされてゆく……。

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かまどの嫁 のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • かまどの嫁 1
    1,320円 (税込)
    妖怪の類がまったく見えない霊力ゼロの少女・鹿の子。そんな彼女が嫁ぐことになったのは名のある陰陽師家だった――! 側室に不相応と御寝所から追い出されていきついた先は「かまど」。毎日ススだらけになりながら、神様の御饌づくり。つまみ食いに来た人の心も神様の心も、あまいあまい砂糖でほだされてゆく……。
  • かまどの嫁 2
    1,320円 (税込)
    陰陽師に縁づいたのは霊力なしの嫁・鹿の子。妖ひとつ見えなくて、行きついたのは台所。じっとかまどを見張っては、今日も今日とて菓子づくり。意地悪な目に遭ったって、まったくもってめげません。目の前の大切なひとが笑って食べてくれるから――あらたな笑顔をつくるため、鹿の子が挑むひとつの課題。「うまいだけではならぬ菓子」。鹿の子の小さな掌に、その答え知る覚書。しかし、それを開くには、つらい選択が必要で……。 元パティシエの著者によるレシピつき。「小説家になろう」で人気の、和菓子×陰陽師×妖怪ファンタジー!!
  • かまどの嫁 3
    1,540円 (税込)
    希望、葛藤、想い――祖父が命を失くしたのは、自身に宿る疫病神のせいだった。三年に一度、子どもと老人のすべてを殺める病を撒き散らす疫病神。次の発症まであと数日。鹿の子は宮廷を離れ、皆を病から譲ろうとするが、その中で戦争の準備が始まっており・・・鹿の子がつむぐ物語、ついに完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

かまどの嫁 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年09月22日

    発売日後、なかなかチャンスがなく手に取るまでに少し時間がかかりましたがやっと読むことが出来ました。
    陰陽五行や魑魅魍魎がニギニギ詰まっている、架空だけれどどこか懐かしさがあるような不思議の国を舞台にしたお話です。
    登場人物たちはくるくるとよく動きまわり、アニメーションを見ているかと錯覚させるよう。ま...続きを読む

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    購入済み

    Posted by 読むコレ 2016年01月16日

    最初は酷い待遇に置かれた主人公がけなげでほろりとしましたが、後半に状況が少しずつ明かされていくと厄介な事情に涙でした。

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月15日

    挿し絵や表紙を手掛けてらっしゃるMinoruさんが好きで手に取ったけど、まあなんとも可愛らしくて美味しそうで!続き物であることの幸せを噛み締める次第。鹿の子ちゃんのひたむきさ、男子や妖でなくとも虜になります。一生懸命な子は本当に可愛い。素敵。早く続きが読みたい。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月22日

     お稲荷さまの直会がなければ、一日もたぬその身体。
     神に呪われ神に愛され、この娘は人のではないのかと訝しむ。または神の花嫁として生をうけたとでも。
    (P.336)

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年08月28日

     一度栞を落としてしまい、もう一度読み返していますが、やっぱり面白いです。
     作中では、作者の紫はななさんが歴史小説を進んで読む、とおっしゃっていたように、文章にところどころ古風な言い回しが紛れています。読んでいて楽しいです。
     また、話初めに御饌の作り方があったり、登場人物がお菓子を食べた時の感想...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年05月13日

    陰陽師家の側室として嫁いできた鹿の子。しかし鹿の子は妖が見えず、霊力もなし。側室に不相応と、翌日からかまどの見張り番。ひたすら菓子を作り続ける鹿の子の周りに甘いもの好きの妖したちが現れて。

    小さなお団子を結って、粗末な着物の鹿の子。
    来る日も来る日も御饌菓子を作り続けているうちに、鹿の子の周りが騒...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年11月28日

    砂糖売りの娘の鹿の子は陰陽師の側室として嫁ぐも、初夜に旦那様の顔を一目しか見れぬままお稲荷様への御饌づくりのためかまどに押し込まれ『かまどの嫁』と呼ばれることに。元パティシエが綴る和菓子と恋の話。和菓子はあまり得意ではないのに、読んでるとすごく食べたくなってくる^^ そして鹿の子の天然小悪魔っぷりに...続きを読む

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