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彼女を愛するのは、悪魔の咎。兄と慕う彼への愛は、永遠。
僕が孤児院から引き取られてきたというのは嘘だったのか……。育ての親と思っていたソーン卿に実の親だと聞かされたとき、サムは共に育ったイーブリンへの想いを断ち、屋敷を去ることを決めた。まさか血のつながった妹を愛していたとは。僕はなんと罪深い悪魔なのだ!6年後――サムが帰ってきた。再会を待ち侘びていたイーブリンはしかし、今はセイント・オールドリック公爵に求婚されている身。いっそサムが私をさらってくれたら……。なのに、なぜ彼は私に冷たいの?そんな折、彼女は驚くべき事実を父に告げられる。なんとサムはセイント・オールドリック公爵の異母弟なのだという。高貴な出自をサム本人に明かしてほしいと懇願するイーブリン。だが、父は言った。おまえが公爵の求婚を受け入れるならば、と。■印象的なプロットで傲慢貴族と一途で健気な乙女の恋を描き、一躍人気作家に躍り出たクリスティン・メリル。本2部作では、運命に翻弄される公爵家の兄弟の物語を圧倒的筆致で綴ります。罪深き愛に懊悩する弟と、完全無欠の兄――予測不能な展開に乞うご期待!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2015年07月01日
出生の秘密を明かせばいい方に進むかもと無邪気に考えるイーブリンはやっぱり箱入り。
サムの言動は人間くさくて読者的にはわかりやすい。
イーブリンと血のつながりがないとわかった後、反動なのかえらい強気になるのが、イーブリンからしたら確かに理解に苦しむね。
イーブリンの父親のソーン卿は残念な人だが、終盤が...続きを読む
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