彼女と僕の伝奇的学問

彼女と僕の伝奇的学問

649円 (税込)

3pt

明応大学・民間伝承研究会のメンバーは、ある日 『実地調査(フィールドワーク)』 のため、山奥にある葦加賀村を訪れた。高校からの知り合いである新垣七海の誘いで会員になった民俗学初心者の大学1年・能美啓介はその矢先、白いワンピースを着た謎の人影を目撃する。彼女に大学の同級生 「弓立桜花」 の面影を見た啓介は、訝しみながらも村で行われる祭事のリサーチを進めていく。 だが村の人々と交流を深めるうち、彼らは村人たちに不審な点があることに気づく。深夜の謎のかがり火、メンバー以外のよそ者に対する過剰な反応……。 果たして《祭事》に秘められた真相とは。そして啓介が見た人物との関係は――!?

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  • 彼女と僕の伝奇的学問
    649円 (税込)
    明応大学・民間伝承研究会のメンバーは、ある日 『実地調査(フィールドワーク)』 のため、山奥にある葦加賀村を訪れた。高校からの知り合いである新垣七海の誘いで会員になった民俗学初心者の大学1年・能美啓介はその矢先、白いワンピースを着た謎の人影を目撃する。彼女に大学の同級生 「弓立桜花」 の面影を見た啓介は、訝しみながらも村で行われる祭事のリサーチを進めていく。 だが村の人々と交流を深めるうち、彼らは村人たちに不審な点があることに気づく。深夜の謎のかがり火、メンバー以外のよそ者に対する過剰な反応……。 果たして《祭事》に秘められた真相とは。そして啓介が見た人物との関係は――!?
  • 彼女と僕の伝奇的学問(2)
    671円 (税込)
    「―― 皆の者に命ず。この女を、土牢に閉じ込めよ」 その言葉に明応大学・民間伝承研究会の面々は戦慄した――。 太平洋上に浮かぶ九重島のとある村を訪れた一行。そこは“神”をその身におろす巫女――“オガミサマ”という女性たちを長として成り立つ、特殊な共同体であった。研究会会長・楓の知人でもある中学生・沙織が、今年“オガミサマ”となるべく儀式に臨み、研究会メンバーはその取材をする手はずだったのだが……。 かくして彼女に宿った 「何者か」 の宣託によって、楓は村人たちに幽閉されてしまう。開放を目指すメンバーたちは島のリサーチを始めるが……?
  • 彼女と僕の伝奇的学問(3)
    715円 (税込)
    明応大学民間伝承研究会の仲間、早池峰雪希が突如大学を去った。しかもその直後、彼女の妹を名乗る少女・氷雨から『姉を助けてほしい』という連絡が入り、残された啓介たち研究会メンバーは、一路彼女の実家である岩手県は遠野……著・柳田國男『遠野物語』の舞台となった民俗学の聖地と呼べる地に向かった。 しかし雪に阻まれながらたどり着いたその場所で、雪希は謎の集団から『ワラシ様』と呼ばれ、まるで新興宗教の教祖のように崇められており、こちらからの呼びかけにも応えはしない。メンバーは何とか彼女から事情を聞くべく行動を開始するが、彼らのまわりで奇妙な現象が起こり始め――!?

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彼女と僕の伝奇的学問 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年01月20日

    大学生のサークルを題材にする物にありがちだが、一度に何人もの登場人物が出てくる序章に人物紹介を何度か読み直した。

    とはいえ伝奇的文学とは難しい単語が並ぶが、意外とすんなり受け入れられた作品でもある。

    主人公が実はモテモテな気もするのだがどうにも主人公にひかれる理由がよく分からなかった。

    少しず...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月20日

    浪人を経て大学生となった能見啓介は、高校の同級生・新垣七海に誘われてサークル「民間伝承研究会」に入会した。
    そのサークルのフィールドワークで訪れた葦加賀村で12年に一度、子の年に執り行われる祭礼・祈年祭(としごいのまつり)へ赴いた。
    山奥の現地で居るはずのない友人・弓立桜花を見かける。
    それにより啓...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月31日

    民俗学&青春ミステリー。どちらもしっかり描かれていて、なかなか読み応えがありました。歴史好きの理系としては、文系に対する憧れが蘇る作品でした。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月12日

    このテーマで読んだ気がするのは勘違い
    でも、それだけ違和感なくなじんでいるって
    ことかもしれません
    水沢あきと・・・だんだん面白くなってきた

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月11日

    ミステリー?ぷちほらー?
    ちょっとした要素が入っているサークルのお話
    一巻目にしては、内容が…(笑)んー

    でも、なかなか勉強になる…かな(。・ω・。)?
    ゆきちゃん、可愛い☆

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月10日

     帯には「異色の電気ミステリー&サスペンス」と書かれていますが、あまりミステリーという感じの話ではなかったです。
     サークルの合宿で村の祭事を見学していくうちに、祭の裏で密かに行われていることを知って、それをどうにかするというような話です。それを小ネタや民俗学に関する説明などをはさみつつ語ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月22日

    この手の話ってよく見る………気がする。
    民俗学的考察やもって行き方はすごいと思うけど、読んでいてなんとなく既視感のあるストーリーでした。

    ちなみにタイトルの「彼女」って誰??
    結局よく分かんなかったです。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月21日

    小説のコンセプト的には前半の民俗学がメインなのだろうがどちらかというと
    村で行われている神事に巻き込まれそうになっているヒロインを助ける場面が緊迫感があり、面白かった。
    せっかくヒロインが魅力的なので彼女たちの恋愛描写を強く出した続編を出してほしいものである。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月10日

    民俗学をベースに、秘祭に隠された謎を描くということで、大変興味深く読ませて頂きました。よく書けているし、実際にありそうとも思いましたが、その分展開が読めてしまって小説としてはやや物足りない感じです。
    あと、村に侵入した奇祭サイトの運営者がその後どうなったのかとか、ホスト役だった一場の二面性とか、なん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月09日

    民間伝承研究会なるサークルの現地調査に赴いた先で同級生を見かける主人公。外向けの「表の祭」と内向けの「裏の祭」。同級生を探す内に「裏の祭」の存在と因習を知ることになる。同級生を因習から解放しようとする主人公たちの勇気をきっかけに語られる驚きの真実とは?…「不思議系上司」シリーズとは全然違う雰囲気で重...続きを読む

    0

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