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明応大学・民間伝承研究会のメンバーは、ある日 『実地調査(フィールドワーク)』 のため、山奥にある葦加賀村を訪れた。高校からの知り合いである新垣七海の誘いで会員になった民俗学初心者の大学1年・能美啓介はその矢先、白いワンピースを着た謎の人影を目撃する。彼女に大学の同級生 「弓立桜花」 の面影を見た啓介は、訝しみながらも村で行われる祭事のリサーチを進めていく。 だが村の人々と交流を深めるうち、彼らは村人たちに不審な点があることに気づく。深夜の謎のかがり火、メンバー以外のよそ者に対する過剰な反応……。 果たして《祭事》に秘められた真相とは。そして啓介が見た人物との関係は――!?
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Posted by ブクログ 2020年01月20日
大学生のサークルを題材にする物にありがちだが、一度に何人もの登場人物が出てくる序章に人物紹介を何度か読み直した。
とはいえ伝奇的文学とは難しい単語が並ぶが、意外とすんなり受け入れられた作品でもある。
主人公が実はモテモテな気もするのだがどうにも主人公にひかれる理由がよく分からなかった。
少しず...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月20日
浪人を経て大学生となった能見啓介は、高校の同級生・新垣七海に誘われてサークル「民間伝承研究会」に入会した。
そのサークルのフィールドワークで訪れた葦加賀村で12年に一度、子の年に執り行われる祭礼・祈年祭(としごいのまつり)へ赴いた。
山奥の現地で居るはずのない友人・弓立桜花を見かける。
それにより啓...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月10日
帯には「異色の電気ミステリー&サスペンス」と書かれていますが、あまりミステリーという感じの話ではなかったです。
サークルの合宿で村の祭事を見学していくうちに、祭の裏で密かに行われていることを知って、それをどうにかするというような話です。それを小ネタや民俗学に関する説明などをはさみつつ語ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月10日
民俗学をベースに、秘祭に隠された謎を描くということで、大変興味深く読ませて頂きました。よく書けているし、実際にありそうとも思いましたが、その分展開が読めてしまって小説としてはやや物足りない感じです。
あと、村に侵入した奇祭サイトの運営者がその後どうなったのかとか、ホスト役だった一場の二面性とか、なん...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月09日
民間伝承研究会なるサークルの現地調査に赴いた先で同級生を見かける主人公。外向けの「表の祭」と内向けの「裏の祭」。同級生を探す内に「裏の祭」の存在と因習を知ることになる。同級生を因習から解放しようとする主人公たちの勇気をきっかけに語られる驚きの真実とは?…「不思議系上司」シリーズとは全然違う雰囲気で重...続きを読む
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