A3 上

A3 上

605円 (税込)

3pt

【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】判決の日、東京地裁で初めて完全に「壊れている」麻原を見た著者は愕然とする。明らかに異常な裁判に、誰も声をあげようとしない。麻原彰晃とその側近たちを死刑にすることで、すべてを忘れようとしているかのようだ―戦後最凶最悪と言われたオウム事件によって変わってしまった日本。麻原とオウムを探り、日本社会の深層を浮き彫りにする。

...続きを読む

A3 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • A3 上
    605円 (税込)
    【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】判決の日、東京地裁で初めて完全に「壊れている」麻原を見た著者は愕然とする。明らかに異常な裁判に、誰も声をあげようとしない。麻原彰晃とその側近たちを死刑にすることで、すべてを忘れようとしているかのようだ―戦後最凶最悪と言われたオウム事件によって変わってしまった日本。麻原とオウムを探り、日本社会の深層を浮き彫りにする。
  • A3 下
    605円 (税込)
    【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】「なぜあんな事件が起こったのか、その理由と背景を今最も考えているのは(これほど皮肉なこともないけれど)、この事件の実行犯であり、今は死刑判決を受けている元信者たちだ」――地下鉄サリン事件以降、日本社会は凶暴で邪悪な存在への不安と恐怖に煽られ、セキュリティ意識と応報感情を急激に高揚させた。事件の本質を探り、変化の方向性を見つめる問題作。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

A3 上 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年09月13日

    渾身の一作。
    これ、おかしくね??
    が詰まっている。

    地下鉄サリン事件が起きた当時、私はまだ小学校に入ったばかりで、麻原彰晃が逮捕されたとき、学校から帰ると母親がテレビにかじりついていたことをよく覚えている。
    ショーコーショーコーショコショコショーコーアサハラショコー♪の歌を無自覚に歌って親に怒ら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月16日

    もっと、読まれるべきではないかと思う。
    あの頃、法廷での麻原彰晃の様子を伝えるワイドショーを見て、「へー、おかしくなったふりをしてるんだ、ひきょうだな」と簡単に思った。
    その後の教団の報道を目にして、「あんな事件を起こした教団にまだ居続けるなんて意味が分からない。」と思いその意味を考えようともしなか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月29日

    オウム信者と、信者側から見た周りの人々を描いたドキュメンタリー映画『A』、『A2』を撮った森達也のオウムに関する著作。それまでの「A」は、撮影対象者の荒木広報部長やオウム真理教のイニシャルだったかもしれないが、この『A3』は麻原彰晃のイニシャルだという。公判で見た麻原彰晃の姿と、それに対する周りの反...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月17日

    単行本時に既に2回読んでいるのに、再度読み返している今もまた衝撃を受ける。文庫になったことでより多くの人が読んでくれることを願う。

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月30日

    『A』、『A2』、『FAKE』の森達也さんの本『A3』を読んでいるけど面白い。
    今回はオウム事件の裁判でカメラは持ち込めないので書籍。
    前にラジオで江川紹子さんと森さんがバトル(トーク)になって「裁判は真実を明らかにする場ではない」と言われてて、江川さんの話にそりゃそうだよなぁと思ったけれども、森さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月14日

    オウムに対する感情や認識は本書を読んだ後も変わる事はないんだけど、裁判の進め方はどう見てもおかしい。自分含めて余りに無関心であり、短絡的に結論(麻原の死刑)を求めすぎているなと、認識した。
    真相まだ分かってないのに、極悪人=ソッコー死刑、では余りにも前時代的。アレフなり光の輪なりまだ存在してるし、似...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月11日

    オウム関係者が次々と逮捕された時点で考えなくなっていた。オウムの裁判について(おそらく)ほかにはない視点で書かれた本。あっという間に読んだ。
    感想は下巻で。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月10日

    【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】
    東京地裁で初めて、完全に壊れている麻原彰晃を見た著者。
    マスコミも、誰も、声をあげようとしない異常な裁判。
    麻原彰晃と、事件を起こした側近たちを死刑にすることで、すべてを終わらせ、忘れようとしているかのように思えます。
    オウム真理教事件によって、大きく変わ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月30日

    今話題になっている、愛知県主催の「トリエンナーレ」のシンポジウムに森氏の名前を発見して、どんな立場で討論していたのかが気になりました。
    本書は、宗教団体という名をかりた殺戮集団、オウムには何をしても許されるという社会的風潮が蔓延する中、ほとんど孤軍奮闘ともいえるジャーナリスト魂を発揮して真相に迫ろう...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年09月12日

    オウム真理教が起こしたとされる一連のことがらについて、わからないことが多すぎるからもっと知りたいと思う。

    0

A3 上 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

森達也 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す