絶対城先輩の妖怪学講座

絶対城先輩の妖怪学講座

649円 (税込)

3pt

妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。白のワイシャツに黒のネクタイ、黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。 季節は春、新入生で賑わうキャンパス。絶対城が根城にしている東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室を訪れる新入生の姿があった。彼女の名前は湯ノ山礼音。原因不明の怪奇現象に悩まされており、資料室の扉を叩いたのだ――。 四十四番資料室の妖怪博士・絶対城が紐解く伝奇ミステリ登場!

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絶対城先輩の妖怪学講座 のシリーズ作品

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  • 絶対城先輩の妖怪学講座
    649円 (税込)
    妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。白のワイシャツに黒のネクタイ、黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。 季節は春、新入生で賑わうキャンパス。絶対城が根城にしている東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室を訪れる新入生の姿があった。彼女の名前は湯ノ山礼音。原因不明の怪奇現象に悩まされており、資料室の扉を叩いたのだ――。 四十四番資料室の妖怪博士・絶対城が紐解く伝奇ミステリ登場!
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 二
    649円 (税込)
    東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室の妖怪博士・絶対城阿頼耶の元には、今日も怪奇現象の相談者が訪れる。 長身色白、端正な顔立ちながら、傍若無人で黒の羽織をマントのように被る絶対城。そんな彼の元に持ち込まれる怪異は、資料室の文献による知識と、怪異に対する時のみ発揮される巧みな弁舌でただちに解決へと導かれる。 夏休みに入ったある日、絶対城と助手(?)の礼音は織口准教授の誘いで、とある田舎の集落を訪れる。そこで二人は古代より続く奇怪な風習に巻き込まれることになるのだった。 四十四番資料室の怪人が紐解く伝奇ミステリ第2弾。
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 三
    649円 (税込)
    東勢大学文学部四号館四階四十四番資料室。そこに収められた妖怪学に関する膨大な文献は、絶対城が師匠であるクラウス教授から引き継いだものだった。 相変わらず怪奇現象の相談が後を絶たない資料室に、ある日、独逸語で書かれた文章と謎のスケッチの入った手紙が届けられる。見事スケッチの謎を解いた絶対城。そんな彼の前に、クラウス教授が現れる。久し振りの再会に話が弾む師弟。しかしクラウス教授は突如、資料室を文献ごと返し、妖怪学をやめるよう絶対城に告げるのだった。 四十四番資料室に最大の危機到来。伝奇ミステリ第3弾。
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 四
    671円 (税込)
    『大日本護法息滅会』。東勢大学で最近問題となっている新興宗教団体である。織口准教授によると教祖は理工学部のOBとのこと。大学側からの相談に傍観を決め込む絶対城だったが、教祖が『憑きもの使い』との情報に、早速教団へ妖怪調査に向かう。しかし、いつも絶対城に協力してくれる杵松が別行動を取ると言い出し何やら様子がおかしい。仕方なく礼音と二人で教団本部に到着すると、そこで待ち受けていたのは、長身痩躯の青年教祖、罵王院光陰。対峙した絶対城は教義の矛盾を突き、見事教団の正体を暴いたかに見えたが、その瞬間、礼音の身体に異変が起こり……。
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 五
    671円 (税込)
    古い知り合いに年始の挨拶をするという絶対城に、荷物持ち要員として豪奢な屋敷へ連れてこられた礼音。二人を出迎えたのは、清楚な和風美女・櫻城紫だった。 研究の同志である絶対城と紫は、妖怪談義に華を咲かせる。疎外感を覚えた礼音は、近所の河原へと飛び出してしまうのだった。 川原で1人心を落ち着ける礼音の前に、朝霧シアンと名乗る不思議な雰囲気の少年が現れる。シアンは大学に戻ってからも、たびたび礼音の周囲に現れるように。 その頃、礼音がシアンと出会った川に再開発の計画が持ち上がり、紫の周囲にも不審な噂が出始めるのだった──。
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 六
    649円 (税込)
    「『鬼』の正体は探るな」。クラウス教授にそう忠告された絶対城だが、妖怪学における『鬼』の真相を探るため、節分の時期に行われる厄払いの儀礼「修正会の儀」に参加することになる。 政財界の有力者が集まるパーティで、絶縁した家族と対峙した絶対城は、『鬼』の正体はこの国のタブーであったことを知る。さらに、幼い頃に絶対城の世話をしていた元執事の高岩と再会し、秘匿されていた櫻城晃の死の真相を告げられることに──。 妖怪学最大の禁忌に、黒衣の妖怪博士絶対城が迫る! シリーズ緊迫の第6弾!
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 七
    649円 (税込)
    「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。自分なりの妖怪学論を執筆するため資料整理にあたっていると、紫から「座敷わらし」に関する情報を耳にする。一行は山間の巨木が佇む廃村「神籬村」を訪れ、座敷わらしの正体を突き止めた。 一方、東勢大学では謎のドラッグが広まりつつあり、絶対城と杵松が対処に一役買うことに。大学と神籬村という、遠く離れた場所での、一見関係のない出来事が次々と繋がってゆき……そしてその脅威は礼音にまで及ぶのだった。 絶対城を巡る礼音と晃の関係も見逃せない、新章突入の伝奇譚、第七弾!
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 八
    649円 (税込)
    「のっぺらぼう」の力を持ち、真怪でもある妖怪学徒の桜城晃(さくらぎあきら)。彼女が四十四番資料室に持ち込んだ女神像は、「ダイダラボッチ」の謎に迫る手掛かりだった。すぐさま御場島(おんばじま)と呼ばれる絶海の火山島へ向かうことを決める絶対城と晃。そんな二人のやりとりを見た礼音(あやね)は、女性として、そして絶対城のパートーナーとして、晃には遠く及ばないと感じてしまう。火山島へは一緒に行かないと宣言した礼音は、杵松(きねまつ)と一緒に織口(おりぐち)の「二口」の治療を行ったり、一人でオカルト絡みの相談を解決していく。そんな中、島にいる絶対城との連絡が途絶え──。
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 九
    693円 (税込)
    絶対城を頼り四十四番資料室を訪れた、「狐憑き」に悩む女子学生、葛木葉子。こっくりさんの儀式でお祓いを行う絶対城に対し、葛木は「笑わせないでよね!」と言い放ち、真怪秘録覚書『狐』の資料と共に姿を消してしまう。突然の事態に動揺する一同だったが、何故か礼音は、葉子の声に聞き覚えがあった。声を頼りに、お祓いと同じ日に礼音が巻き込まれた事件を調べ始めると、海辺のリゾートホテルで開催されるマジックショーのステージに辿り付く。はたして妖怪博士と天才マジシャンが解き明かす『狐』の真実とは。
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 十
    693円 (税込)
    『白澤(はくたく)』に襲撃された狐からの情報を受け、警戒を強める絶対城たち。そんな中迎えた夏休み。つきあって初めての長期休みにもかかわらず、礼音は一人、牧場で短期のアルバイトに励んでいた。優しい夫妻が営む牧場を気に入る礼音だが、いるはずのない子供の影を見てしまう。心細さを感じつつ、休日に近くの川で水浴びをしていると、そこには礼音を心配した絶対城の姿が。二人は牧場主夫妻の発言に疑いを持ち始め──? “予言”に纏わる妖怪たちの謎に迫る第10巻!
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 十一
    693円 (税込)
    妖怪の正体や知識を司る『白澤』の脅威が迫り、親しい人達が次々と取り込まれる中、白澤に仲間入りすれば『真怪秘録』をはじめとする全ての妖怪知識が手に入るという誘いに揺らぐ絶対城。 そんな最愛の先輩のため礼音が取った行動とは──。 傍若無人な黒衣の妖怪博士・絶対城の活躍を描く伝奇譚、第11弾!
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 十二
    715円 (税込)
    『真怪秘録』をまとめる中で、妖怪学の限界を感じたという絶対城。熱意を失った彼は、文学部の非常勤講師として妖怪学を教えてくれないか、という織口からの誘いも断ってしまう。  そんな中、礼音が何者かに狙われていることが発覚。大切な人を守るため、事件の調査に乗り出す絶対城だったが、一方で、その一件の解決をもって妖怪学徒を廃業するとも宣言し――。  猫また、猫ばば、五徳猫。事件の鍵を握るのは『猫』!?  絶対城阿頼耶、最後の事件!

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絶対城先輩の妖怪学講座 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年08月13日

    「妖怪学」という日常生活している上では聞きなれない学問を駆使し、世に跋扈する超常現象を相手に黒羽織の怪人と、合気道の達人少女が東奔西走するライトノベル(でいいのかな?)。以前から伝奇や口伝などに興味を持ち、また妖怪というジャンルについても多く興味を持っていた私はすらすらと読むことができ、また「妖怪学...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月24日

    この方の作品を初めて読みましたが、京極氏とはまた違った面白さというか、気軽に読めるのがいいですね。
    中禅寺さんにしろ御手洗さんにしろ、自分の知識を滔々と語る男性が好きなんだなあと、しみじみ思いました(笑)
    続きも読みたいな。

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    Posted by ブクログ 2014年08月18日

    妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。季節は春。絶対城が根城にする東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室を訪れる新入生の姿があった。彼女の名前は湯ノ山礼音。原因不...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月13日

    これはフィクションです。(著者談)
    大事なことですね。書いておかないと、そうなのかーと・・・あぶない、あぶない。
    一度は名前を聞いたことがある妖怪が登場します。
    「文学部4号館4階44番資料室、俺はいつでもそこにいる。」
    その男の名は、「絶対城阿頼耶」。
    ユーレイこと湯ノ山礼音は原因不明の耳鳴りを抱...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月16日

    耳鳴りに悩むユーレイちゃんが絶対城先輩に助けて貰う話。正統派妖怪ミステリかと思ったらラストがまさかの展開だった。妖怪雑学が濃くてよかったです。

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    Posted by ブクログ 2021年03月23日

    妖怪に関する膨大な資料と知識で怪奇現象に悩む人々の相談にのる絶対城先輩。

    登場人物の背景はまだまだ明らかになっていないところも多いですが、一巻としては色々と回収されていたのでこれからのストーリー展開に期待です。

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    Posted by ブクログ 2018年08月21日

    世界観、人物、めちゃくちゃどストライクで好みでした。
    妖怪大好きなのもあり、読みやすい構成でスイスイ読めました(^^)

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    Posted by ブクログ 2014年10月26日

    やっぱり峰守ひろかずさんといえば妖怪作品。
    これを待ってたんですよ。
    前半は本物の妖怪が出てこなくて、実在しない世界観なのかなと思いきや、後半はしっかり登場しました。
    ユーレイちゃんが最強クラスで、荒事は頼りになりますわ。
    絶対城が徐々にデレてく過程は見ていてニヤニヤ。
    これからの二人の関係性が更に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月04日

    表紙につられて買いました。
    タイトルからホラーがあるのかと思ったのですが、どっちかというと知識的な妖怪の話を現代のミステリ推理な感じに置き換えた、という印象。
    軽快なやりとりと読みやすさがあるので、ラノベ系で新しいのにも手を出してみたいな~という人にもおすすめ。

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    Posted by ブクログ 2014年02月12日

    面白かった、外れではなかった!

    今は亡き宮田登先生の著作から民俗学の中でも特に妖怪関係が大好きになった私。
    こーいう話は大好きですわ。絶対城先輩が傍若無人なのが良いなぁ。そして薀蓄がしっかり資料固めしてるから納得の内容。

    続き、いつ買おうかな~。

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