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Posted by ブクログ 2012年09月02日
面白かったー!昔の話だから女の人に感情移入はできないかと思ったんだけど、浮気されても泣きすがるわけではなく、「私は一人でも生きられるがお前はどうなのか」と夫に問いただす女性二人がかっこいい。44年前の話だけど、いまでも十分に通じる話。有吉作品は二作品めだけど、完全にハマりました!次は「非色」を読む予...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月09日
大手商社の宣伝部に勤める浅井義雄は結婚して15年。だが、妻・道子との間に子供はなかった。過去二度も浅井に浮気された経験を持つ道子は夫の愛情をつなぎとめようと必死だった。そんな折、取引業者の小柳と銀座で飲み歩くうち、浅井はマチ子というホステスに誘われるまま一夜を共にした。それが自滅へ至る第一歩だとも知...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
上巻のハイライトは「あのとき離婚しなくて本当によかったわ。私のいまの幸せは、あなたが卑怯だったお陰で掴めたのだと思っているのよ、浅井さん」という千鶴子の台詞。こんな復讐の台詞、機会があったら言ってみたいものです!そして下巻は、なんといっても道子&マチ子鉢合わせシーン!怖いです、怖すぎです!マチ子「そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月22日
今年は有吉佐和子(1931-1984)さんの生誕90年であります。若くしての病死でしたが、「笑っていいとも」での奇行から僅か二か月後の訃報に、当時は死因が色色取沙汰されたものです。
ここで登場する『不信のとき』は、1967(昭和42)年に日本経済新聞にて連載されたもの。主人公の浅井義雄くんは、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月14日
この本は社会人になったころに先輩からいただいたものだけど
恋愛まっただ中の私は読もうとしていなかった
30になり、久しぶりにこの本を開いてみて
今この本を読んで良かったと思った。
最近じゃ「昼顔」とか主婦の不倫をネタにしたドラマもやってるけど
昔に書かれたものなのに、今にも通じるな~と作品の力に感動...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月08日
これはドラマにもなった有吉佐和子の名本ですな。
不倫話ですが、ただの不倫話ではござりませぬ。
この人の文章は本当にぐいぐい引っ張られていきますわ。
この本も例外ではありませぬぞ。
男性にも女性にもおすすめですな!
最後の大曇天返しは予想の斜め上を行くものでしたわ!
しかし、ちょっとモヤっと感...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
2月14日付日経新聞土曜日夕刊の文学周遊で、本書がとりあげられていたのと、「悪女について」が面白く、引き続き有吉佐和子の本が読みたかったので読んでみた。
「悪女について」でも書いたが、有吉佐和子は社会派のイメージがあったので、本作も華やかな銀座や、アンダーグランドな匂いのする新宿2丁目などを舞台とし...続きを読む
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