彷徨える帝(上)

彷徨える帝(上)

814円 (税込)

4pt

3.3

足利尊氏が幕府を開いてすでに百年、交互に天皇を立てるとの誓約は破られ、南北朝合体後も逼塞を余儀なくされた南朝方は、密かに再起を期していた。北畠宗十郎は、その切り札となる後醍醐帝の能面入手を命じられる。一方、その秘密を知る将軍足利義教は、朝比奈範冬に能面奪取の密命を下す。幕府を崩壊させるほどの力が込められた能面の秘密とは? 死闘の幕が開く! 闇の後南朝時代を壮大なスケールで描いた歴史伝奇小説の傑作。

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「彷徨える帝」シリーズ のシリーズ作品

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  • 彷徨える帝(上)
    814円 (税込)
    足利尊氏が幕府を開いてすでに百年、交互に天皇を立てるとの誓約は破られ、南北朝合体後も逼塞を余儀なくされた南朝方は、密かに再起を期していた。北畠宗十郎は、その切り札となる後醍醐帝の能面入手を命じられる。一方、その秘密を知る将軍足利義教は、朝比奈範冬に能面奪取の密命を下す。幕府を崩壊させるほどの力が込められた能面の秘密とは? 死闘の幕が開く! 闇の後南朝時代を壮大なスケールで描いた歴史伝奇小説の傑作。
  • 彷徨える帝(下)
    858円 (税込)
    かつて今川了俊を謀反に導いた黒色尉の面は将軍足利義教の手に落ちた。白色尉の面に操られた鎌倉公方足利持氏の反乱も義教に鎮圧される。しかし、恐怖政治を強める義教にも苛烈な運命が待ち受けていた。次第に明らかにされる能面の秘密、そして後醍醐帝を怨念へと駆り立てた太古の記憶とは。民衆の決起は何を意味するのか? 日本史から抹殺された後南朝時代に大胆な解釈を加え、「天皇とは何か」に挑んだ渾身の大河絵巻!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

彷徨える帝(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年01月10日

    必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”…そういう作品は「こういう時代が在ったのか…」と新鮮なのだが、それと同時に「なかなかに興味深い」内容を含むことも多い…

    そうした「必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”」に出会った。これがなかなかに面白かった!!

    「必ずしも作...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月08日

    全2巻。
    南北朝の統一後、
    赤松の将軍弑逆事件のあたり。

    隆慶一郎先生が亡くなる前に
    会いたいと言ってた作家でおなじみ、
    阿部先生。

    読むの2作目だけど、
    やっぱりいまいちのめり込めない。

    なんか、小説としての描写が、
    若干ぶっきらぼうな感じを受けるのです。
    個人的に。
    行間を読めってことかも...続きを読む

    0

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