桜田門外ノ変(上)

桜田門外ノ変(上)

616円 (税込)

3pt

安政七年(1860)三月三日、雪にけむる江戸城桜田門外に轟いた一発の銃声と激しい斬りあいが、幕末の日本に大きな転機をもたらした。安政の大獄、無勅許の開国等で独断専行する井伊大老を暗殺したこの事件を機に、水戸藩におこって幕政改革をめざした尊王攘夷思想は、倒幕運動へと変わっていく。襲撃現場の指揮者・関鉄之介を主人公に、桜田事変の全貌を描ききった歴史小説の大作。

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桜田門外ノ変 のシリーズ作品

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  • 桜田門外ノ変(上)
    616円 (税込)
    安政七年(1860)三月三日、雪にけむる江戸城桜田門外に轟いた一発の銃声と激しい斬りあいが、幕末の日本に大きな転機をもたらした。安政の大獄、無勅許の開国等で独断専行する井伊大老を暗殺したこの事件を機に、水戸藩におこって幕政改革をめざした尊王攘夷思想は、倒幕運動へと変わっていく。襲撃現場の指揮者・関鉄之介を主人公に、桜田事変の全貌を描ききった歴史小説の大作。
  • 桜田門外ノ変(下)
    660円 (税込)
    水戸の下級藩士の家に生まれた関鉄之介は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約締結等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之介ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之介は潜行逃亡の日々を重ねる……。

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桜田門外ノ変(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年06月13日

    この作品は、何度読んでも、リアリティ迫る描写で手に汗握り読んでしまう。
    この頃の日本や水戸藩の情勢、政治的背景など、綿密に分かりやすく描かれているので、頭の中で整理しやすい。
    名作中の名作だと思う。

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    Posted by ブクログ 2020年05月18日

    ☆☆☆2020年5月レビュー☆☆☆



    桜田門外の変にいたる時代背景や、政治力学に焦点をあてた上巻。圧巻の下巻へとつながる足掛かりだ。
    水戸藩の守旧派である谷田部兄弟の捕縛から物語は始まる。
    急進派、関鉄之助を中心にこの物語は描かれる。


    藩主・斉昭の盛衰から、ペリー来航、井伊直弼の登場と、この...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月20日

    尊王攘夷思想が倒幕へ。幕末の激動を感じ先日、桜田門周辺を散策した。今度は一方の当事者である井伊直弼の彦根城あたりに行ってみたくなった。

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    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    弾圧に反発した尊皇攘夷志士が井伊直弼大老を殺害するという有名な事変の成り行きを詳細に描いた記録小説。

    井伊率いる「開国=幕府側」のネチネチとした弾圧に「尊皇攘夷=水戸藩」の怒りは爆発寸前。

    そして、井伊暗殺の桜田門外ノ変へ・・・と、なる前に上巻終了。安政の大獄の熾烈さはハンパない。

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    Posted by ブクログ 2011年02月05日

    授業で習った程度で、漠然としか知らなかったですのですが、出来事の流れがよく分かり、勉強になりました。幕末の緊迫した状況が伝わってくるようで、この時代のことに興味がわきました。

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    Posted by ブクログ 2010年07月03日

    桜田門外の変が起こって150年なんですねー><
    日本を変えようと必死だったんですね…
    いまと比べてみたら感慨深いものが。

    映画にも興味が出てきました!

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    有名な桜田門外の変を、暗殺に加わった関鉄之介を中心に描いている。よく知った内容ではあるが、読んでいて大変スリリングである。

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    Posted by ブクログ 2022年11月17日

    同じ筆者の生麦事件と合わせて読むのが良いです。桜田門外の変では、尊王攘夷に燃える水戸藩の熱量を、生麦事件では尊王攘夷が不可能と知った薩摩藩や長州藩の視点が描かれてます。

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    Posted by ブクログ 2022年07月13日

    桜田門外の変の指揮役 関鉄之助を主役にした歴史小説。登場人物が多すぎて混乱するが、井伊直弼暗殺への流れがリアルに描写されていて非常に面白かった。

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    Posted by ブクログ 2021年11月28日

    タイトルの通り、桜田門外の変を描く。時勢の流れや井伊の幕政に対する憤りなど、心理描写が秀逸。読みながら、共に悲憤し、不安になり、動揺する。
    (上)は、変が終わった辺りまで。

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